Bill Champlin ”LIVIN’ FOR LOVE”
ビル・チャンプリン
New Album『リヴィン・フォー・ラヴ』
★ ヴォイス・オブ AOR! 元シカゴのビル・チャンプリン!
★ 12年ぶり 通算7作目の 最新ソロアルバム!
★ B・ガイチ、A・ラボリエル、V・カリウタ、S・ポーカロら参加!
★ 裏切らない、絶品の AOR! 全16曲収録!
★ 同じく元シカゴのジェイソン・シェフとのデュエット曲も!
★ TOTO の J・ウィリアムスらとのバンド「CWF」の 1stアルバム新装盤も同時発売!
元シカゴのヴォーカリストで、「ヴォイス・オブ AOR」にして、LA ミュージック・シーンのレジェンド、ビル・チャンプリンによる、『No Place Left To Fall』以来、12年振り、通算7作目となる 最新ソロ・スタジオ・アルバム 『リヴィン・フォー・ラヴ (LIVIN’ FOR LOVE)』 の 国内盤が、4月28日にソニー・ミュージックよりリリース(海外盤は 2021年1月リリース)。
ビル・チャンプリンの55年以上に及ぶキャリアを集大成したかのような最新作 『リヴィン・フォー・ラヴ』 には、気心の知れたゲスト・ミュージシャン陣が参加し、R&B、ファンク、ブルース、ロック、ポップスなどをベースにした、期待を裏切らない 極上の AOR に仕上がっている。
新作アルバムには、ビルの長年の盟友で、80年代の LA スタジオ・シーンにその名を響かせたブルース・ガイチ(g)、TOTO オリジナル・メンバーのスティーヴ・ポーカロ(key) や、ビルと同じく長年にわたってシカゴのヴォーカルを務めたジェイソン・シェフ(b, vo)。
元イエロージャケッツのメンバーで、ドゥービー・ブラザーズのツアーメンバーとしても知られるマーク・ルッソ(sax)。
「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のドラマー」TOP 15 に選出されたヴィニー・カリウタ(d)。
さらに、エイブラハム・ラボリエル(b)、グレッグ・マティソン(key)、レニー・カストロ(perc) …ら、70年〜80年代の LA スタジオシーンで活躍した錚々たるメンバーが参加している。
ロックダウン中で、外出制限や自主隔離が求められていた中で制作されたアルバムは、打ち込みはせず、生演奏にこだわり、ビル・チャンプリン自身が、ボーカルだけでなく、リズム・ギター、リード・ギターの一部、キーボードの多くを演奏した。
ゲスト・ミュージシャンとは、一部は楽器ごとに個別にスタジオで録音されたものもあるが、大半は、演奏のデータファイルをやりとりすることで進められた。
それでも、まるでスタジオに集まって演奏されたような音に仕上がっている。
「もちろん誰もがスタジオに集まって演奏したいに決まっているが、現状が許さなかった。だけど初めての体験ではないし、それなりの勝算もあったから、マスタリング前の最終 ミックスを聴いたグレッグに、“まるでバンドでやったみたいなサウンドだ”と褒められたときは嬉しかった。オーヴァーダブを重ねていったのではなく、何だか本当にみんなが顔を突き合わせて演奏したようだと。全員が “いい耳” を持っていたという幸運な巡り合わせが、何より大きかったのだと思う」
と、ビル・チャンプリンも話している。
また、アルバムには、ビル・チャンプリンもと同じく30年近くにわたってシカゴのボーカルを務めたジェイソン・シェフと共演した「Show Me」収録されている。
シカゴ在籍時には師弟コンビとも称された二人が共演した同曲は、アルバムリリース時から話題を呼んでいたが、1982年発表の『CHICAGO16』 からシカゴに加入したビル(2009年に脱退)と、1986年発表の『CHICAGO 18』からシカゴに加入したジェイソン・シェフ(2016年に脱退)の二人が実際に並び立ってパフォーマンスを披露する姿は、長年のファンにとっては感動的だ。
ビル・チャンプリンは、この曲とジェイソン・シェフについて、
「『Show Me』は僕がまだソロ・アルバムを作るとは考えていなかった時期の曲で、先に僕が歌詞を少し書き始め、途中からジェイソンがそれに加わった。彼がリリシスト(作詞家)として、あれほど秀逸だなんて思ってもみなかったよ。古い付き合いで、ベーシストとして素晴らしいから、ずっとミュージシャン・タイプと認識していたが、どんどん良い歌詞を書くようになって来ている。ふたりで録った最初のデモからして最高の出来だった。コロナ前なので、一緒に録音できたんだ。”少し新しくハードにして、僕のソロ・アルバムに入れていいかな?” と連絡したら、”もちろん!” との返事だったんで、ジェイソンのフェンダー・ベースはそのままに、ドラムスをゴードン・キャンベルに叩き直してもらい、僕のハモンド・ソロを追加した。ジェイソンは“あのバンド”を離れてからさらに、ミュージシャンとしてもソングライターとしても遥かに進化しているんだよ。」
と コメントしている。
1947年生まれのビル・チャンプリンは、1965年に結成したサイケデリック・ロック・バンド「サンズ・オブ・チャンプリン」で活動したのち、1978年、ジェイ・グレイドンらも参加した デヴィッド・フォスターのプロデュースによる AOR の名盤「Single(独身貴族)」でソロデビュー。
ソングライターとしても、1979年にデヴィッド・フォスター、ジェイ・グレイドンと共作したアース・ウィンド&ファイアーの「After The Love Has Gone」でグラミー賞の最優秀R&B楽曲賞を受賞している。
1981年にも、デヴィッド・フォスターのプロデュースによるソロアルバム「Runaway(ランナウェイ)」をリリースしたのち、1982年発表の 『CHICAGO 16』 からシカゴに加入。
続く 『17』、『18』、『19』と、80年代シカゴの華麗な復活劇に貢献後、シカゴでは、約28年間ヴォーカル/ギター/キーボード/ソングライターを務め、1983年には、ジェイ・グレイドン、スティーヴ・ルカサーと共作した ジョージ・ベンソンの「Turn Your Love Around(ターン・ユア・ラヴ・アラウンド)」(ジョージ・ベンソン)でグラミー賞の最優秀R&B楽曲賞を再び受賞している。
2009年にシカゴを脱退、2010年代のビルは、シカゴのオリジナル・メンバー、ダニー・セラフィン(d)が2007年に始動した「CTA(カリフォルニア・トランジット・オーソリティ)」による2ndアルバム 『Sacred Ground』(2013年)に準メンバーとして参加。
2015年と 2020年には、TOTO のリード・シンガーをつとめるジョセフ・ウィリアムス、80年代のウェストコースト・サウンドに限りないリスペクトと憧憬を寄せるスウェーデンのAORプロデューサーにして凄腕ギタリストのピーター・フリーステットとのトリオ編成で、ファン感涙のパーフェクトなAORを展開するプロジェクト、「チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット(CWF)」として2枚の作品を発表。
また、2018年には愛妻タマラ・チャンプリンとゲイリー・ファルコーニを率いたバンド「Wunderground」として1stアルバムをリリースするなど精力的な活動を展開しているが、本人名義によるソロ・スタジオ・アルバムは、2008年の 『No Place Left To Fall』 以来、実に12年振りとなる。
さらに、今回、『リヴィン・フォー・ラヴ』のリリースを記念して、「2010年代 最高峰のAORアルバム」と評され、入手困難なプレミア盤と化していた「チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット(CWF)のデビュー・アルバム『CWF』 も、新装盤としてリリースされた。新規ボーナス・トラックを4曲追加し、高品質の Blu-Spec CD2 仕様ディスクにアップグレードされている。
ビル・チャンプリン コメント
このアルバムに携わってくれた仲間達のことを考えると、本当に恵まれていたと思う。僕以上に、アルバムをどう持って行けばいいかを分かってくれて、最高の仕事をしてくれた。出来にはすごく満足しているよ。
ーー ビル・チャンプリン
リリース情報
Bill Champlin ”LIVIN’ FOR LOVE”
ビル・チャンプリン 「リヴィン・フォー・ラヴ」(日本盤)
アルバム CD(日本盤のみ Blu-Spec CD2 仕様)/ Digital
2021年4月28日 発売
SICX-30096
¥2,400+税
Sony Music Japan International
<収録曲>
01 Reason To Believe リーズン・トゥ・ビリーヴ
02 Especially Me エスぺシャリー・ミー
03 Livin’ For Love リヴィン・フォー・ラヴ
04 Show Me (duet w/JASON SCHEFF) ショウ・ミー(ジェイソン・シェフ)
05 Another Lie アナザー・ライ
06 Hey ヘイ
07 Alone アローン
08 Love Lives On ラヴ・リヴズ・オン
09 Losin’ Ground ルージン・グラウンド
10 A Stevie Song スティーヴィー・ソング
11 Too Good For Too Long トゥー・グッド・フォー・トゥー・ロング
12 Love Has No Heart ラヴ・ハズ・ノー・ハート
13 The Truth Has Begun ザ・トゥルース・ハズ・ビガン
14 My Time マイ・タイム
15 Slave To The Medicine スレイヴ・トゥ・ザ・メディシン(日本盤ボーナス・トラック)
16 A Force We Can’t Figh フォース・ウィ・キャント・ファイト(日本盤ボーナス・トラック)
Produced by Bill Champlin, Bruce Gaitsch, Greg Mathieson, Carmen Grillo.
<パーソネル>
ブルース・ガイチ (g)
ゲイリー・ファルコーニ (g)
カーメン・グリロ (g)
ジョージ・ホーキンス Jr (b)
ジェイソン・シェフ (b, vo)
エイブラハム・ラボリエル (b)
ヴィニー・カリウタ (d)
ゴードン・キャンベル (d)
アラン・ハーツ (d)
レニー・カストロ (perc)
スティーヴ・ポーカロ (key)
グレッグ・マティソン (key)
マーク・ルッソ (sax)
タマラ・チャンプリン(vo) 他
同時リリース CWF 1st Album 新装盤
CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT ”CWF”
チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット 「CWF」(2015年作品/新装盤)
アルバム CD(Blu-Spec CD2)/ Digital
2021年4月28日 発売
SICX-30097
¥2,400+税
Sony Music Japan International
※ 新規ボーナス・トラック3曲 追加収録(日本盤のみ)
CWF 最新アルバム
CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT ”CWF2″
チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット「CWF2」
CD アルバム / Digital
2020年 5月 20日発売
SICX-30085
¥2,400+税
Sony Music Japan International
プロデュース:ピーター・フリーステット、ビル・チャンプリン&ジョセフ・ウィリアムス
ゲスト:マイケル・マクドナルド、ランディ・グッドラム、ジョン・ロビンソン、ビル・カントス、ジェイ・グレイドン 他
CWF(チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット) ソニーミュージック