CWF チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット
CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT
スティーヴ・ルカサーと共に「TOTO」再始動の中核を担う「TOTO」のリード・シンガー ジョセフ・ウィリアムスと、元「シカゴ」のヴォーカリストにして LA ミュージック・シーンのレジェンド ビル・チャンプリン。
二人の AOR レジェンドと、‘80年代のウェストコースト・サウンドに限りないリスペクトと憧憬を寄せる北欧の凄腕ギタリストで AORプロデューサーのピーター・フリーステットが組んだスーパー・プロジェクト「チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット (CWF)」。
これまでに 『CWF』(2015年)、『CWF2』(2020年)と銘打った 2枚のフルアルバムを発表、至高のメロディと濃密なサウンド・メイキングが際立つファン感涙のパーフェクトな AOR を展開し、絶大な支持を得た「CWF」が、3年振りに再始動。
2023年5月10日に、最新 EP『キャリー』(CARRIE)が リリースされた。
今回の新作 EP には、ビル・チャンプリンと並んで “ヴォイス・オブ・シカゴ” としてその名を知られるもう一人のレジェンド・シンガー ジェイソン・シェフ や、北欧 AOR シーンで大注目の トミ・マルム らがゲスト参加した、ファンの期待を裏切らない鉄壁の AOR チューン満載の全6曲となっている。
最新EP 『CARRIE』 からのファースト・シングルにしてタイトル・トラックの「キャリー (feat.ジェイソン・シェフ)」では、シカゴの往年の “フロントメン”、ジェイソン・シェフとビル・チャンプリンの2人が嬉しい再共演。
ピーター・フリーステットと、グラミー賞受賞歴のあるソングライター=ランディ・グッドラム、現在北欧AORシーンで大注目のトミ・マルムという3人による共作で、ピーターの見事なギター・ワークも擁する、高揚感あふれる珠玉のポップ・ソングとなっており、CWFのプロジェクト・リーダーであるピーターは、
「ジェイソン・シェフが参加してくれたおかげで曲がまた一段と底上げされたよ。 ホーン・セクションを入れたらまるでシカゴだよね(笑)!」
とコメントしている。
また、ビルとタマラによる夫婦デュエット 「The Last Unbroken Heart」も要注目。人気映画 『MIAMI VICE II』(86年)のサウンドトラックからのカヴァーで、オリジナルを歌っていたのは、他ならぬビルとパティ・ラベル。そして作曲陣はジョセフとジェイ・グルスカ、作詞家のポール・ゴードン。この曲についてピーターは、
「ビルとタマラがデュオでギグをやる時、よく歌っていた曲だったらしいよ。メイン・ライターがジョセフ(・ウィリアムス)だし、そういう巡り合わせってクールだよね。何より今回もビルが歌っているし。ビルは75歳だよ。キーボードのステファン・グンナーソンも、“まるでボーイ・バンドのシンガーだ!”って驚いてた (笑) 。ビルとタマラは結婚して40年くらいになるけど、デュエットをレコーディングしたのは初めてじゃないかな?」
と語った。
そして、5月12日には、その最新 EP 『CARRIE』 より、ジョン・“JR”・ロビンソン(dr)が参加した 『Time Never Stops(Theme Song for Swiss Timing)』 のミュージックビデオが公開となった。
実は、この曲、『CWF2』 に収録された『Amanda’s Disguise』のオリジナル・インストゥルメンタル・ヴァージョン。CWF のプロジェクト・リーダーであるピーター・フリーステットはこの曲について、
「ある時スイスに住んでいる友人から連絡があってね。水泳選手だった元アスリートで、今はSwiss Timingという会社で働いているというんだ。その会社が新しいテーマ・ソングを必要としていて、僕に白羽の矢が立った。ただプロモーション用だから、1分15秒しか与えられなくてね。でもそれがこの曲の始まりだった。ロング・ヴァージョンとショート・ヴァージョンを作って、ジョン・ロビンソンにドラムを叩いてもらったんだ。その時、後でフル・ヴァージョンも作ろうという話になって、ランディ・グッドラムが詞を書いてくれた。1年くらい経ってからだったかな。それが<Amanda’s Disguise>になったんだ。実は最近もまたSwiss Timingから、新しい曲を作って欲しいと頼まれたばかりなんだよ」
と興味深いエピソードを語っている。
ちなみに、<Swiss Timing>社は、スウォッチ・グループ傘下にあり、スポーツ界で最も信頼されるタイム・キーパー・ブランドのひとつ。
尚、ジョセフ・ウィリアムスは、今年の 7月に「TOTO」デビュー45周年を記念して開催される JAPAN ツアーでの来日が決定している。
リリース情報
CWF / CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT ”CARRIE”
チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット 「キャリー」
アルバム CD(6曲入 EP)(Blu-Spec CD2)/ Digital
2023年 5月10日 発売
SICX-30165
¥1,980
Sony Music Japan International
<収録曲>
01 キャリー(feat. ジェイソン・シェフ)
02 フライ・アウェイ・ナウ
03 ラスト・アンブロークン・ハート
04 キャリー・オン <Demo>
05 タイム・ネヴァー・ストップス
06 パメラ <Live>
プロデュース: ピーター・フリーステット、ビル・チャンプリン
豪華参加ゲスト: ジェイソン・シェフ(vo.& b)、トミ・マルム(key)、ジョン・ロビンソン(d)、ランディ・グッドラム 他
CWF(チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット) ソニーミュージック
TOTO 来日公演情報
TOTO JAPAN TOUR 2023
【福 岡】 7/10(月) 福岡サンパレス ホテル&ホール
【金 沢】 7/12(水) 本多の森ホール
【名古屋】 7/14(金) 名古屋国際会議場 センチュリーホール
【大 阪】 7/15(土) 丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
【広 島】 7/17(祝) JMS アステールプラザ大ホール
【仙 台】 7/19(水) 仙台サンプラザホール
【盛 岡】 7/20(木) 岩手県民会館
【東 京】 7/21(金) 日本武道館
<来日予定メンバー>
スティーヴ・ルカサー(g,vo)
ジョセフ・ウィリアムス(vo)
ジョン・ピアース (b)
ロバート “スパット” シーライト(dr)
ドミニク “エグゼヴィア” タプリン(key)
スティーヴ・マッジオラ(key)
ウオーレン・ハム(sax, etc.)
企画・招聘・制作:ウドー音楽事務所
協力:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
<チケット>
S席 17,000円(税込)
A席 16,000円(税込)