Jimi Hendrix ジミ・ヘンドリックス
1969年4月26日、ロサンゼルス・フォーラムでのザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス公演を収めたアルバム『ライヴ・アット・ザ・LAフォーラム』が、生誕80周年(11月27日)を目前に控えた 2022年11月18日に、CD、デジタル・プラットフォーム、ヴァイナル2枚組(輸入盤のみ)の3フォーマットでリリースされる。
「紫のけむり」(Purple Haze)「ヴードゥー・チャイルド(スライト・リターン)」や、クリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ」の 17分に及ぶ圧倒的なメドレーを含む 1969年の伝説的ライヴ・パフォーマンスが遂に公式発売となる。
1969年、超満員の熱狂的な観客を前に、オリジナル・ラインナップ(シンガー/ギタリスト:ジミ・ヘンドリックス、ドラマー:ミッチ・ミッチェル、ベーシスト:ノエル・レディング)によるライブは、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの最後のツアー時のLAフォーラム公演で、ジミ・ヘンドリックスのパフォーマンスの中でも非常に評価が高く、以前より公式発売が待望されていた。
もともと、FM 特番用に録音された音源で、かつて、BOX セットの中の一枚として発表されているが、単独で、完全な形での発売となるのは今回が初。
今作は、エディ・クレイマーによってオリジナルの 8トラックのマスターテープから新たにミキシング。当時、このパフォーマンスを観たビリー・ギボンズ (ZZトップ)の解説が付属され、約20年振りの新装により鮮やかに蘇る。
9月8日には、このアルバムからの先行トラックとして、「今日を生きられない」(I Don’t Live Today)が配信、YouTube でも公開されている。
また、このアルバムと同じくジミ・ヘンドリックス生誕80周年の月に発売されるものとして、『JIMI』がある。クロニクル・ブックス傘下のクローマが11月15日に出版する『JIMI』は、ジェイニー・ヘンドリックスとジョン・マクダーモットの共同作業から生まれたもので、ヴィジュアル面も重視しながらジミの生涯と音楽を包括的にまとめた作品となっている。
マクダーモットは、『アン・イラストレイテッド・エクスペリンス』などこれまでの著書に加筆。ジェイニーは新たにイントロダクションを執筆。豊富な資料を生かした決定版のバイログラフィーに加え、完全未発表のものも含む貴重な写真類、個人的な記念アイテム、歌詞なども収められている。さらに『JIMI』では、ポール・マッカートニー、ロン・ウッド、ジェフ・ベック、レニー・クラヴィッツ、エリック・クラプトン、ドレイク、デイヴ・グロールといった大物ミュージシャンたちが、ヘンドリックスの功績、時代を超えた影響力の強さについて語る言葉も紹介されている。
リリース情報
THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE ”LOS ANGELES FORUM: APRIL 26, 1969″
ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス 「ライヴ・アット・ザ・LAフォーラム」
アルバム CD / 2LP / Digital
2022年11月18日 世界同時発売
SICP-6490
¥2,640
Legacy Recordings / Sony Music Japan International
<収録内容>
01 イントロダクション Introduction
02 タックス・フリー Tax Free
03 フォクシー・レディ Foxey Lady
04 レッド・ハウス Red House
05 スパニッシュ・キャッスル・マジック Spanish Castle Magic
06 星条旗 Star Spangled Banner
07 紫のけむり Purple Haze
08 今日を生きられない I Don’t Live Today *先行トラック
09 ヴードゥー・チャイルド(スライト・リターン) Voodoo Child (Slight Return)
10 サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ Sunshine Of Your Love
11 ヴードゥー・チャイルド(スライト・リターン) Voodoo Child (Slight Return)
ジミ・ヘンドリックス「ライヴ・イン・マウイ」MUSIC GUIDE