全米No.1アルバムとなった前作から5年ぶり! 豪華ミュージシャンとのアメリカン・スタンダード・カヴァー・アルバム! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

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全米No.1アルバムとなった前作から5年ぶり! 豪華ミュージシャンとのアメリカン・スタンダード・カヴァー・アルバム!

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James Taylor ”American Standard”

ジェイムス・テイラー

New Album 「アメリカン・スタンダード」

★ 20世紀のアメリカン・スタンダードが、最新のレコーディングで蘇る!
★ 海辺の明るいカフェで聴きたい、チカラが抜ける、心地よいアコースティック・アルバム!
★ 豊かで、陽気で、呑気、古き良きアメリカを思い出させる!
★ 72歳にして信じられない、爽やかで若々しい歌声!
★ ジミー・ジョンソン、スティーヴ・ガッド、ルイス・コンテ、ラリー・ゴールディングス、

  ルー・マリーニら豪華ミュージシャン!

American Standard | James Taylor トレイラー
M-03 Teach Me Tonight (Official Music Video)

リリース情報

James Taylor ”American Standard”
ジェイムス・テイラー「アメリカン・スタンダード」


Album CD
2020年 2月28日
UCCO-1219
¥2,860 (税込)
Fantasy / Concord / UNIVERSAL MUSIC

© ユニバーサル ミュージック

パーソネル

ジェイムス・テイラー (vo, acoustic-g)
ジョン・ピザレリ (7 string Nylon g, acoustic rhythm g)
スティーヴ・ガッド (ds)
ルイス・コンテ (perc)
ジミー・ジョンソン (b)
ヴァクター・クラウス (upright-b)
ルー・マリーニ (cl, sax)
ウォルト・ファウラー (tp, flgh)
ラリー・ゴールディングス (melodica, hammond B3)
スチュアート・ダンカン (vln)
ジェリー・ダグラス (dobro)
アーノルド・マッキュラー (vo)
ケイト・マルコヴィッツ (vo)
アンドレア・ゾン (vo)
ドリアン・ホリー (vo)
キャロライン・テイラー (vo: on M-14)

収録曲

M01. マイ・ブルー・ヘヴン (Walter Donaldson-George A. Whiting)
M02. ムーン・リヴァー (Henry Mancini-Johnny Mercer)
M03. ティーチ・ミー・トゥナイト (Gene De Paul-Sammy Cahn)
M04. アズ・イージー・アズ・ローリング・オフ・ア・ログ (M.K. Jerome-Jack Scholl)
M05. オールモスト・ライク・ビーイング・イン・ラヴ (Frederick Loewe-Alan Jay Lerner)
M06. シット・ダウン・ユーアー・ロッキン・ザ・ボート (Frank Loesser)
M07. ザ・ニアネス・オブ・ユー (Hoagy Carmichael-Ned Washington)
M08. ユーヴ・ガット・トゥ・ビー・ケアフリー・トウト (Richard Rodgers-Oscar Hammerstein II)
M09. ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド (Billie Holiday-Arthur Herzog Jr.)
M10. ペニーズ・フロム・ヘヴン (Arthur Johnston-Johnny Burke)
M11. マイ・ハート・ストゥッド・スティル (Richard Rodgers-Lorenz Hart)
M12. オール・マン・リヴァー (Jerome Kern-Oscar Hammerstein II)
M13. イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン (Harold Arlen-Yip Hardburg-Billy Rose)
M14. ザ・サレイ・ウィズ・ザ・フリンジ・オン・トップ (Richard Rodgers-Oscar Hammerstein II)
M15. アイヴ・グロウン・アカスタムド・ハー・フェイス*
M16. ネヴァー・ネヴァー・ランド *日本盤ボーナス・トラック

ジェイムス・テイラー プロフィール

1948年ボストン生まれ。フライング・マシーンでの活動を経て、68年にソロ・デビュー。70年にワーナー移籍した後、「ファイア・アンド・レイン」が大ヒット。翌年にはキャロル・キング作の「きみの友だち」が全米チャートNo.1を獲得。76年発表の初のベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ』は、全米で1,000万枚以上を売り上げ、全米レコード協会のダイアモンド・アワードに認定された。

これまでのアルバム・セールスは世界で1億枚以上、40以上のゴールド、プラチナ、マルチ・プラチナ・アルバム、5つのグラミー賞を獲得。2000年にはロックの殿堂とソングライターの殿堂入りを同時に果たした。

さらに、フランス政府からは名高い芸術文化勲章を、2012年にはアメリカで最高峰の芸術賞といわれる「National Medal of Arts」(全米芸術勲章)をホワイト・ハウスのセレモニーでオバマ大統領から受賞、2015年11月には、国家最高文民である自由勲章を授与された。

2015年に前作『ビフォア・ディス・ワールド』をリリース、彼の輝かしいキャリアの中で初の全米#1アルバムとなった。 2016年12月には、毎年舞台芸術の顕著な功績によりアメリカ文化を豊かにした個人に贈られるケネディセンターの栄誉を授与されているシンガー・ソングライター。

amazon「アメリカン・スタンダード」

ジェイムス・テイラー ユニバーサル ミュージック

ジェイムス・テイラー 公式サイト

ジェイムス・テイラー オフィシャル YouTube チャンネル


セルフ・ライナー・ノーツ

 ファンタジー・レコードの友人に励まされたこともあり、僕はスタンダード曲だけのアルバムの制作に踏み切ることにした。それはどれも僕が物心ついた時からずっと知っていた曲。ほとんどは家族のレコード・コレクションの中にあったもので、ノース・キャロライナで育った子供の僕が耳にした “初めての” 音楽だった。家族揃って聴いた、偉大なるアメリカン・ミュージカルのキャスト・レコーディングの数々。『ガイズ・アンド・ドールズ』『オクラホマ!』『マイ・フェア・レディ』『ブリガドーン』『ピーターパン』『ショウボート』『南太平洋』… まだ僕が自作曲を書く前の話だ。これらの曲を聴き、学び、演奏できるようになると、そのお気に入りのメロディに合うコードチェンジをギターで試す日々。その時のギターのアレンジが、今回のアルバムの土台になったと言える。

 コラボレーターであるジョン・ピザレリは西洋が生んだ最高のポピュラー音楽を熟知した、まさに生きる百科事典のような人物だ。父親のバッキー同様、ギターの名手。サラリと、こともなげに凄いことをやってのける天才。そのジョンに、マサチューセッツ州西部にある僕の自宅まで来てもらい、森に囲まれた大きな納屋のレコーディング・スタジオでトラッキング作業は開始した。ひとつかみの楽曲を僕がどう変えたかをまず彼に聴いてもらい、2人してアレンジを仕上げていく。そのうちの何曲かは、いわゆる“ヴァース”から始まる楽曲だ。そのヴァースは長さにして数小節分、拍子っぱずれだったりする。それを導入部に曲本編がスタートするわけだが、スタンダード曲がカヴァーされる際、このイントロ部分はカットされることが多い。しかしむしろ目新しいと思い、僕らは出来る限り、それらを入れることにした。仕事と呼ぶには楽しみすぎた感もあったものの、2017年秋の2週間はほぼ毎日、1日数曲のペースで満足行く曲の根幹が出来上がっていった。通常のやり方では、僕のコードチェンジをピアノ奏者に見せ、それをバンド用にアレンジしてもらうのだが、今回は2本のギターだけのサウンドに特別な何かを感じ、それをプロジェクトの中心に据えよう、と僕は心に決めた。

 というわけで、本作はギター曲が中心のアルバムだ。ソロやバッキングで支えてくれているのは、これまでのツアーやレコーディングでもおなじみの、家族のようなプレイヤーたち、ジミー・ジョンソン、スティーヴ・ガッド、ルイス・コンテ、ラリー・ゴールディングス、ルー・マリーニ、ウォルト・ファウラー、ケイト・マルコウィッツ、キャロライン・テイラー、アンドレア・ゾン、ドリアン・ホリー、アーノルド・マッカラー。彼らと音楽人生を分かち合えてこれた僕はなんと幸運な人間だろう。
 さらに、ナッシュヴィルでは素晴らしい1週間を過ごし、この(もしくは他の)惑星上で最も優れた3人のプレイヤー、ジェリー・ダグラス、ステュワート・ダンカン、そしてヴィクター・クラウスが演奏に彩りを加えてくれた。

 本作ではプロデューサーとクレジットされている、私にとって変わることない、最も大切な友人であるデイヴ・オドネルに感謝をせねばなるまい。レコーディングにおけるプロデューサーの役割は、場合によってはドラッグ調達人からエンジニアから心理カウンセラーまで、千差万別だ。よく比較されるのは映画監督だろう。プロデューサーは全てを見届けた上で、完成作品を提出する責任を負っている。特に今回のようなプロジェクト、つまりほぼ一年の大半を、狭いスタジオでずっと2人で過ごさねばならぬ時、デイヴと僕のようなパートナー関係があることが、どれほどありがたかったことか。彼の忍耐力と静かな励ましがもたらしたもの、その価値は言葉では言い尽くせない。

 また、スタジオ・マネージャーのエリン・クスミンと長年のギター・テク、ジョン・プリンスの2人も、かけがえのない尽力を注いでくれた。アルバム・タイトルにはいくつかの候補があった——『Used Music(中古音楽)』『Reliquary(聖遺物箱、舎利殿)』『Still(静寂、静物、それでもまだ)』。しかし最終的に採用されたのは、最初に思い浮かんだタイトルだった。ここに収められているのがアメリカが誇る、“アメリカのスタンダード” 楽曲であることは疑いようがない。そしてもう一つ、僕らの子供時代、台所の白いホーロー製流し台の蛇口と蛇口の間には、クールなブルーの文字でこう書かれていたではないか、American Standardと。

このアルバムを妻、キャロラインに捧げる。僕になくてはならない人…
(*American Standard社は1929年創立、アメリカのキッチン&バス設備器具メーカー)

M-07 The Nearness Of You
M-10 Pennies From Heaven | James Taylor
M-04 As Easy as Rolling Off a Log | James Taylor
M-13 It’s Only A Paper Moon | James Taylor
M-02 Moon River | James Taylor