Paul McCartney ”McCartney III”
ポール・マッカートニー
New Album
『 マッカートニーⅢ 』
★ 自身の名を冠したソロ・アルバム・シリーズ、1980年以来、まさかの 3作目!
★ 作詞、作曲、演奏、プロデュースの全てを担当!
★ ロックダウン中に、ヴィンテージ楽器を使って制作!
★ 国内スペシャル盤には、ボーナス・トラック4曲収録!
★ Made In “Rockdown”!
ポール・マッカートニーが、自身の名を冠したソロ・アルバム『マッカートニー』(1970年)リリースから50周年にあたる今年、『マッカートニーⅡ』(1980年)に続きシリーズ3作目となるニューアルバム『マッカートニーⅢ』がリリース。
当初、ポール・マッカートニーは、2020年にアルバムの発売を予定していなかった。しかし、”Rockdown”(訳注:封鎖という意味の lockdown をロックの Rock と掛けて「ロックが出来ない」という意味で使っている)中の隔離状態中に、彼は既に出来ていた音楽的な草案を整理して、新たな音楽を作り始めた。
1970年にリリースされた『マッカートニー』、そして、1980年リリース、『マッカートニーⅡ』の伝統に則り、文字通りのソロ作業、ポールが一人で書き、一人ですべての楽器を演奏してレコーディングした、作られたセルフ・プロデュースのアルバム。
今年の初めにレコーディングされた『マッカートニーⅢ』は、そのほとんどでポールがギター、もしくはピアノを弾きながら生で歌っているものを収録。その録音の上に、ベースやドラムを後からダビングして制作されている。
このプロセスは、ポールが最初に90年代初めに作りながらも未発表曲となった「When Winter Comes」で閃いた方法だった。ポールはこの曲に新たな旋律をつけ、「Long Tailed Winter Bird」としてアルバムのオープニングに持ってきた。
そして、「When Winter Comes」の方は、2020年ヴァージョンの「Winter Bird」というイントロをつけて、アルバムのフィナーレに据えている。
収録されている楽曲には、ポールのルード・スタジオで使われた楽器の音が聞くことができ、一番古いものでは、1971年のウイングスでのセッションで使用された楽器も含まれる。それら、ヴィンテージ楽器のラインナップも、それぞれに歴史的な背景があるものばかりだ。
エルヴィス・プレスリーのオリジナル・トリオのメンバーだったビル・ブラックのダブル・ベース、ポールの有名なヘフナーのヴァイオリン・ベース、ザ・ビートルズのレコーディングでも使用したアビイ・ロード・スタジオのメロトロンなどはそのほんの一例。
『マッカートニー』と『マッカートニーⅡ』の写真が、リンダ・マッカートニーの手によるものだったことを踏まえて、『マッカートニーⅢ』の写真もポールの娘のメアリー・マッカートニーの写真がメインとなっている。さらに、ポールの甥のソニー・マッカートニーの写真や、ポール自身が自分の携帯で撮った写真も使用されている。
アルバム・ジャケットと文字のデザインはアメリカの著名なアーティストのエド・ルシェが手がけている。
『マッカートニーⅢ』は、デジタルと CD、そして LP で発売。
ポール・マッカートニー コメント
僕はロックダウンの時期を自分の農場で家族と過ごしていた。毎日自分のスタジオに通っていた。映画音楽の仕事を少ししなければならなかったんだけど、それがオープニングで使われることになった。それが終わった後で、さあ何をやろうか? と考えた。何年も前に少しだけやりかけた曲がいくつかあったけれど、いつも時間がなくなって半分くらいのところで終わっていた。だから、そういう曲にはどういうものがあったのかを思い出していった。そして毎日、その曲を元々書いた楽器でレコーディングを始めて、だんだんと楽器を足していった。とても楽しかったよ。仕事のために曲を書くのではなく、自分のために曲を作っている感じだった。というわけでやりたかったことをやったんだ。それがアルバムになるとは思ってもみなかった。
スペシャル・エディション CD
Paul McCartney ”McCARTNEY III”
ポール・マッカートニー 「マッカートニーⅢ」 *スペシャル・エディション
アルバム CD / Digital
2020年12月18日発売
UICY-15964
2,500円+税
Capitol / UNIVERSAL MUSIC
作詞、作曲、演奏、プロデュース:ポール・マッカートニー
日本盤のみボーナス・トラック4曲収録
<収録曲>
M01. ロング・テイルド・ウィンター・バード
M02. ファインド・マイ・ウェイ
M03. プリティ・ボーイズ
M04. ウィメン・アンド・ワイヴズ
M05. ラヴァトリー・リル
M06. ディープ・ディープ・フィーリング
M07. スライディン
M08. ザ・キス・オブ・ヴィーナス
M09. スィーズ・ザ・デイ
M10. ディープ・ダウン
M11. ウィンター・バード / ホエン・ウィンター・カムズ
<ボーナス・トラック>
M12. ウィメン・アンド・ワイヴズ(スタジオ・アウトテイク)
M13. ラヴァトリー・リル(スタジオ・アウトテイク)
M14. ザ・キス・オブ・ヴィーナス(フォン・デモ)
M15. スライディン(デュッセルドルフ・ジャム)
通常盤 CD
Paul McCartney ”McCARTNEY III”
ポール・マッカートニー 「マッカートニーⅢ」 *通常盤
アルバム CD / Digital
2020年12月18日発売
UICY-15966
2,500円+税
Capitol / UNIVERSAL MUSIC
アナログ LP
Paul McCartney ”McCARTNEY III”
ポール・マッカートニー 「マッカートニーⅢ」
アルバム LP(直輸入盤仕様、生産限定盤)
2020年12月18日発売
UIJY-75187
5,000円+税
Capitol / UNIVERSAL MUSIC
ポール・マッカートニー『フレイミング・パイ』
アーカイヴ・コレクション
ポール・マッカートニー『フレイミング・パイ』アーカイヴ・コレクション
5 CD / 2 DVD <デラックス・エディション> ほか 全5形態
2020年 7月31日 発売
Capitol / UNIVERSAL MUSIC
『フレイミング・パイ』アーカイヴ・コレクション MUSIC GUIDE