水野蒼生(指揮者 / クラシカル DJ)Aoi Mizuno
2018年、前代未聞の クラシカルDJ として、クラシックの名門レーベル「ドイツ・グラモフォン」からクラシック音楽界史上初のクラシック・ミックスアルバムをリリースしてデビューしたミレニアル世代の指揮者兼クラシカルDJ、水野蒼生(みずの あおい)。
水野蒼生は、2019年にザルツブルク・モーツァルテウム大学 オーケストラ指揮、及び、合唱指揮の両専攻の第一ディプロム(学部相当)を首席で卒業。
2020年3月には、ベートーヴェンの交響曲第5番を「もしベートーヴェンが今この曲を演奏したら、どうなるだろう?」というコンセプトのもと、エレキの弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)とドラム、ベース、シンセサイザー、そしてマニピュレーターのバンド編成を率いてレコーディングしたセカンド・アルバム『BEETHOVEN -Must It Be? It Still Must Be-』で大きな話題となった。
また、ヨーロッパで最もエキサイティングな音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」の本場、フランスはナントの公演にも出演するなど、国内外でクラシック音楽の再定義とアップデートをコンセプトにした幅広い活動を続けている。
そんな、既成概念に囚われない多才な活動を続ける 水野蒼生 の 新作アルバム『HYPER NEO POST ROMANTIC』が、2023年 5月24日に発売される。
新作アルバム『HYPER NEO POST ROMANTIC』は、ロマン主義の再定義と現代化を試みる「ポスト・ロマンティック」をコンセプトに、水野蒼生が全曲を作曲した自身初のオリジナルアルバムとなる。水野は、アルバム一枚を一本の映画と捉え、没入感を与えるクラシカルなサウンドスケープと散りばめられたロマン主義的な言葉による演出で、唯一無二の音の世界を創り上げている。
また、今作で水野が掲げる「ポスト・ロマンティック」は、今世紀に入って躍進するジャンル「ポスト・クラシカル」を補完する意味合いも持ち合わせているという。
今回のリリースに関して水野蒼生は、
「これまでさまざまな形でクラシック音楽作品を再定義してきましたが、その中で「何かの再現ではなく自分自身から純粋に湧き出るサウンドを知りたい」という欲望が芽生えました。先人たちが遺してくれたアイデアの上ではありますが、ようやく「これが私だ」と強く思える作品が出来上がったと感じています」
とコメントを寄せている。
また、昨年、2022年10月に先行配信された「Umi」は、ドビュッシーの代表作である交響詩《海》の一節をサンプリングしたものをベースに作曲された作品で、今回、新作アルバムに別バージョンが収録される。
アルバム リリース 情報
水野蒼生 「HYPER NEO POST ROMANTIC」
アルバム CD / Digital
2023年 5月24日 発売
UCCS-1333
¥3,300
UNIVERSAL MUSIC
<収録曲目>
① Overture
② The night comes.
③ Arrogance
④ The chemist dreams.
⑤ Spectacle
⑥ reins
⑦ Umi (Album Ver.)
⑧ In paradisum
配信リリース情報
水野蒼生「Umi」
Digital
2022年10月5日 配信
UNIVERSAL MUSIC
CD リリース情報
水野蒼生 「VOICE – An Awakening At The Opera -」
アルバム CD
2021年3月31日発売
UCCG-1882
¥税抜価格¥2,500+税
UNIVERSAL MUSIC
<収録曲>
01 Marine
02 My Mistress Eyes
03 Bustle
04 Habanera
05 Nessun Dorma
06 An Awakening At The Opera
07 献呈
08 Ave Maria
09 VOICE Op.1
水野蒼生 2nd アルバム「BEETHOVEN -Must It Be? It Still Must Be-」MUSIC GUIDE
水野蒼生(指揮者/クラシカルDJ)プロフィール
1994年東京生まれ。2018年に120年以上の歴史を持つレーベル「ドイツ・グラモフォン」から史上初のクラシカルDJ(クラシック音楽専門のDJ)としてメジャーデビュー。同レーベルが主催するイベント「Yellow Lounge」の東京、ベルリン公演に出演。 2021年と2022年の両年には葉加瀬太郎氏のオーケストラツアーに指揮者として帯同。2019年にはザルツブルク・モーツァルテウム大学オーケストラ指揮専攻及び合唱指揮専攻の第一ディプロム(学部相当)を首席で卒業。現在は国内外でクラシック音楽の再定義とアップデートをコンセプトにした幅広い活動を続けている。