Carly Simon カーリー・サイモン
米国を代表するシンガーソングライター、カーリー・サイモンがニューヨークのグランド・セントラル・ターミナルで行った伝説のサプライズ・コンサート『ライヴ・アット・グランド・セントラル』の音源が、2023年 1月27日に、ソニーミュージックから配信スタートしており、YouTube では、このライブから 3曲の動画が公開されている。
また、MRI (Megaforce Records) からは、Blu-ray、CD、Vinyl（いずれも輸入盤）がリリースされている。
音声は、グラミー賞を複数回受賞したプロデューサー兼エンジニアのフランク・フィリペッティ（Frank Filipetti）がリミックスを担当。映像はデジタル化され、HDに変換されたのちに再編集された。
1995年4月、グランド・セントラル駅を通る通勤者たちは、メイン・ターミナルの中央で無告知のフル・コンサートを行う カーリー・サイモンと、そのバンドに偶然出くわすという嬉しいサプライズにあずかった。
コンサートは、当時発売されたばかりのアルバム『届かぬ手紙(LETTERS NEVER SENT)』収録の「太陽にむかって(Touched By The Sun)」からスタート。『届かぬ手紙』収録曲を中心に、映画『ワーキング・ガール』(1988年)の主題歌として大ヒットした「レット・ザ・リヴァー・ラン(Let The River Run)、代表曲の「アンティシペイション(Anticipation)」や「幸福のノクターン(That’s The Way I’ve Always Heard It Should Be)」、「ライク・ア・リヴァー(Like A River)」などを披露。
カーリー・サイモンにとって 14年ぶりとなったそのコンサートは、「ライフタイム」チャンネルの特番用に収録・放映され、同年に、VHS と レーザーディスク で リリースされたが、フル・パフォーマンスを収めたオーディオ作品はこれまでリリースされたことなく、今回が初となる。
『ライヴ・アット・グランド・セントラル』 トレイラー
「幸福のノクターン」（ライヴ・アット・グランド・セントラル）
「ライク・ア・リヴァー」（ライヴ・アット・グランド・セントラル）
「ノー・シークレッツ」（ライヴ・アット・グランド・セントラル）
配信リリース情報
Carly Simon ”Live At Grand Central (Out January 27th)”
カーリー・サイモン「ライヴ・アット・グランド・セントラル」
Digital
2023年 1月27日 配信
Sony Music Japan International
＜トラックリスト＞
01 Touched By The Sun 太陽にむかって
02 Anticipation アンティシペイション（瞳に恋して）
03 I’ve Got To Have You アイヴ・ゴット・トゥ・ハヴ・ユー
04 We Have No Secrets ノー・シークレッツ
05 Haven’t Got Time For The Pain 悲しむ時はなく
06 Jesse ジェシー
07 That’s The Way I’ve Always Heard It Should Be 幸福のノクターン
08 Letters Never Sent 届かぬ手紙
09 Legend In Your Own Time悲しい伝説
10 De Bat (Fly In My Face) 気まぐれコウモリ
11 Davy デイヴィー
12 Halfway Around The World ハーフウェイ・アラウンド・ザ・ワールド
13 Like A River ライク・ア・リヴァー
14 Coming Around Again カミング・アラウンド・アゲイン
15 Let The River Run レット・ザ・リヴァー・ラン
プロフィール
ニューヨーク・シティで生まれ育ったカーリー・サイモン（1945年6月25日ー）はグラミー賞受賞歴を持つミュージシャン、シンガーソングライター、作家であり、そのキャリアは50年以上にも及ぶ。70年代にはナンバー1となって人々に愛された「うつろな愛(You’re So Vain)」や「アンティシペイション」、「私を愛したスパイ(Nobody Does It Better)」、「カミング・アラウンド・アゲイン」、ジェームズ・テイラーとの「愛のモッキンバード(Mockingibrd)」など、一連のヒット・シングルがチャートの頂点を極めた。サイモンはアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の受賞歴があり、ソングライターの殿堂入りを果たし、バークリー音楽院の名誉音楽博士号を授与され、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムの星にノミネートされた経験がある。2022年11月にロックンロールの殿堂入りを果たした。
