クイーン の ロジャー・テイラー、2枚組 最新ソロ・ライブ・アルバム が 2022年 12月21日 発売! ブライアン・メイ が 2曲で ゲスト参加! クイーン公式オンラインショップのみで発売された「アウトサイダー・ツアー・ライブ」が 日本のみ一般発売! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

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クイーン の ロジャー・テイラー、2枚組 最新ソロ・ライブ・アルバム が 2022年 12月21日 発売! ブライアン・メイ が 2曲で ゲスト参加! クイーン公式オンラインショップのみで発売された「アウトサイダー・ツアー・ライブ」が 日本のみ一般発売!


Roger Taylor(QUEEN) ロジャー・テイラー

クイーンのドラマーとして活躍するロジャー・テイラー。

クイーン公式オンラインショップのみで 2022年9月に発売された、ロジャー・テイラーの最新ソロ・ライブ・アルバム「アウトサイダー・ツアー・ライブ」が、日本のみ、2022年12月21日(水) に発売された。

収録楽曲、「トゥッティ・フルッティ」(TUTTI FRUTTI )と「カインド・オブ・マジック」(A KIND OF MAGIC)の 2曲には、クイーンのブライアン・メイがゲスト参加している。

今回、日本独自企画盤としてリリースされたのは、クイーンの創設メンバーであるロジャー・テイラーが、2021年10月に実施し、大成功を収めた〈アウトサイダー: UKツアー〉を録音したライブ・アルバム。
 
同ツアーにおける一連の公演は、普段よりも規模を抑えた会場での“距離の近い、打ち解けた雰囲気“で行われたもの。クイーン以外でのライブを20年以上ぶり行うことを発表した際、ロジャーは、
「ささやかなツアーだけれど、とにかく楽しく、音楽的にとても良いものにしたい」
と語っていた。
 
「ここしばらくの間、僕らは皆、何とか生きて行こうと頑張るだけで精一杯だった。今回は、僕と素晴らしい音楽仲間とで基本に立ち返り、また一緒にちょっとしたロックをやりに外に出ようぜ、って思ったんだ。」
 
ロジャー・テイラーが6作目のソロ・アルバム『アウトサイダー』を完成させるまでには、8年の歳月とパンデミックを経なければならなかった。昨年リリースされ、高い評価を受けた同作は、これまでの彼のソロ・アルバムの中で最も大きな成功を収めている。そして今回、ロジャーは間を置かずして、歴代のソロ作に加える新たな1枚を引っ提げて戻って来ることとなった。
 
ソールドアウトとなった 2021年秋の 14公演を通じて演奏された 22曲が収録されているロジャー・テイラーのアルバム『アウトサイダー・ツアー・ライブ』は、アナログ盤 LP2枚組、CD 2枚組、デジタルの各フォーマットで、フィジカルは、2022年9月30日に、クイーン公式オンラインショップで発売された。   

その CD 2枚組が、日本のみ特別に一般発売が許可され、2022年12月21日(水)に、日本盤は SHM-CD 仕様でリリースとなった。
 
アルバムに先駆けて発売されたリード・シングル「サレンダー」は、9月8日にデジタル・リリースされ、早くも世界中で大きな注目を集めている。

Photo by Colin Macleod

新型コロナ・ウイルスの感染拡大に絶えず脅かされながら、閉塞的な状況の下で曲作りとレコーディングを行った結果、『アウトサイダー』は「少しノスタルジックで切ない」アルバムになったと、ロジャー自身が認めている。しかし、このUKツアーでは、同アルバムに焦点を当てる一方で、現実逃避的な純然たる楽しさの方により重点が置かれた。
 
「とにかく皆に楽しんでもらって、これまでの鬱屈した日々からの解放感を味わってもらいたいんだ。」

『アウトサイダー』の曲が示唆する通り、ここしばらくの間、私達は皆、何とか生きて行こうとするだけで精一杯だったが、ロジャーの〈アウトサイダー・ツアー〉のライブは、解放感に満ちた轟音と、多幸感に溢れた楽しいひと時を味わわせてくれた。
 
最新作の楽曲に、有無を言わせぬクイーンの名曲の数々、さらに歴代のソロ・アルバムの収録曲を巧みに混ぜ合わせた絶妙のセット・リスト——それを披露したロジャーのライブは、新たな曲が与える衝撃と歴史的ロック・ナンバーがもたらす興奮とを融合するのに最も効果的な匙加減を見極めることにより、いかに観客を沸かせられるかという点において彼が名人級であることを証明している。
 
クイーンのメンバーとして、またバンド外の活動を通じても高い評価を得ているロジャーは、音楽のジャンルの枠を超え、様々な記録を塗り替えながら、50年にわたり熱狂的な支持を受けてきた。そんな歳月を経ても尚、本ライブ・アルバムに収録されているパフォーマンスは、新鮮かつ神経が行き届いており、依然として意欲に満ちている。
 
強力なドラムとパワフルなヴォーカル、そして静かに物思いに耽る瞬間とのバランスを上手く取りながら、どこで一息つくべきかのタイミングを熟知しているロジャー。

HIV陽性の診断が下される恐怖を歌った「セイ・イッツ・ノット・トゥルー」(ネルソン・マンデラ財団のAIDS撲滅キャンペーン『46664』 を支援するためにレコーディングした曲)や、アルバム『エレクトリック・ファイア』の収録曲で家庭内虐待をテーマにした「サレンダー」といったナンバーでは、心底胸が詰まる瞬間がもたらされる。「フォーリン・サンド」は、アコースティック・ギターの伴奏によるシンプルなヴァージョンだ。
 
キーボード奏者のスパイク・エドニー、ドラマーのタイラー・ウォーレン、マルチ・インストゥルメンタリストのティナ・キーズ、ベーシストのニール・フェアクロー、そしてギタリストのクリスチャン・メンドーサから成る卓越したバンドを率いつつ、千秋楽のロンドン公演(会場のシェパーズブッシュ・エンパイアは、スタンディング・エリアを含めキャパ約2,000人)では、ゲストとしてブライアン・メイが登場。

ステージ上でロジャーが「母親違いの僕の兄弟!」と叫んでブライアンを紹介すると、ツアーのムードは最高潮に達し、会場は大興奮に包まれた。

「アップ」のような珠玉のソロ曲に突入する時であれ、「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」をはじめとする最高峰のナンバーの数々を振り返る時であれ、あるいは痛烈な真実を描いた「ギャングスターズ・アー・ランニング・ディス・ワールド」で最新のスリルを味わわせてくれる時であれ、このツアーのセットは、音楽界で最も名高いドラマーの一人としての業績に匹敵する彼のソングライティング力を改めて気づかせてくれるという意味では、超一級の公開レッスンであった。
 
クイーンでの活躍で長く知られている通り、テイラーの歌声にはごく自然な感情が込められており、マイクから離れ(タイラー・ウォーレンとのツイン・ドラムとして)ドラム・キットの後ろに回った際には、あらゆる種類の魔法で観客を魅了した。

「まだやれるうちは、思い切りやりたいんだ」とロジャー。
「まだまだガツンとぶっ叩けるよ。でも近頃は、前より繊細に叩いていると思いたいね!」

また、マルチ・インストゥルメンタリストのティナ・キーズが語っているように、
「ロジャーの美しい声は、年を重ねるにつれさらに磨きがかかっているように思える。彼は素晴らしいフロントマンでもあって——同じステージに立っていても、彼のスター性に舞い上がってしまうほどよ! 私達は皆、一緒に演奏していて本当に楽しかったし、観客の皆にもそれが伝わったと思う。」
 
『アウトサイダー』の曲について、
「クイーンに似せようとも、似ないようにしようともしていない」
と語るロジャー。
「ただ、僕らしいものにしたいだけだよ。」

とはいえ、このツアーのライブがアンコールに達する頃には、旧友かつコラボレーターでもあったデヴィッド・ボウイのアンセム「ヒーローズ」や、レッド・ツェッペリンの激しい「ロックン・ロール」といった意気を高めるカヴァーが会場を盛り上げ、テイラーの嗜好が明かされている。

途中、「テニメント・ファンスター」では、“若くクレイジー”だったの頃のことを我々に思い出させ、また、「輝ける日々」では、感傷的過ぎることなく真情を表現。ゴージャスな「アンダー・プレッシャー」ではさらなる最高潮に達し、会場が焼け落ちて脳髄が床に撒き散らされそうなほどの熱狂が我々を襲った。
 
ロンドン公演では、リトル・リチャードの「トゥッティ・フルッティ」がある一節に差し掛かった時、舞台袖からブライアン・メイが登場し、思う存分ギターを炸裂。そのままステージに留まり、ロジャー作の「カインド・オブ・マジック」にバンドが突入すると、会場は騒然となった。

そして、観客の興奮が冷めやらぬ中、ロジャー作の「RADIO GAGA」でこの夜の幕は閉じられた。その瞬間、誰もが皆“インサイダー”(=身内)となり、人生は、“何とか生きて行こうと頑張るだけ”以上のものとなったのである。
 
エネルギッシュであると同時に雄弁なこの『アウトサイダー・ツアー・ライブ』は、何事にも不可能はないという感覚を聴き手に与えてくれるアルバムだ。本アルバムの第一弾シングルは、「サレンダー」のライブ・ヴァージョン。

家庭内暴力の問題に焦点を当てた痛ましくも赤裸々な同曲は、1999年にオリジナルが発表された際、DV問題を世に広く知らしめ、この議題を討論の最前線に立たせるきっかけともなり、デヴォン&コーンウォール州議会が“ゼロ容認”(=反社会的行為に対する例外なき法律適用)文化の推進キャンペーンに採用したほどであった。

今回のライブ・ヴァージョンでは、ロジャーがツアー・バンドのメンバーでシンガー兼マルチ・インストゥルメンタリストのティナ・キーズと共同ヴォーカルを担当。同シングルは、『アウトサイダー・ライブ・アルバム』のプレオーダーが解禁された 9月8日よりデジタル・リリースされ、世界中で大きな反響を呼んだ。



Roger Taylor – Outsider Live // Unboxing

A Kind Of Magic (Live from London, 2021) FEAT. BRIAN MAY

Radio Ga Ga (Live from Guildford, 2021)

Roger Taylor – Surrender (Official Lyric Video)

THE OUTSIDER TOUR LIVE YouTube プレイリスト



リリース情報

ROGER TAYLOR ”THE OUTSIDER TOUR LIVE”
ロジャー・テイラー 「アウトサイダー・ツアー・ライブ」【日本独自企画盤】

2022年 12月21日 発売
ライブ アルバム CD(2枚組)(SHM-CD)/ Digital
UICY-16143/4
¥3,960円
EMI / UNIVERSAL MUSIC

<収録楽曲>

CD ONE
01 ストレンジ・フロンティアー STRANGE FRONTIER
  (Roger Taylor) London O2 Shepherds Bush Empire, 22 October 2021
02 テニメント・ファンスター TENEMENT FUNSTER
  (Roger Taylor) London O2 Shepherds Bush Empire, 22 October 2021
03 ウィアー・オール・ジャスト・トライング・トゥ・ゲット・バイ WE’RE ALL JUST TRYING TO GET BY
  (Roger Taylor) Plymouth Pavilions, 14 October 2021
04 ア・ネイション・オブ・ヘアカッツ A NATION OF HAIRCUTS
  (Roger Taylor) Guildford, G Live, 19 October 2021
05 輝ける日々 THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES
  (Queen) Norwich, University Of East Anglia, 9 October 2021
06 アップ UP
  (Roger Taylor) Bournemouth 02 Academy, 12 October 2021
07 ギャングスターズ・アー・ランニング・ディス・ワールド GANGSTERS ARE RUNNING THIS WORLD
  (Roger Taylor) Plymouth Pavilions, 14 October 2021
08 アブソリュートリー・エニシング ABSOLUTELY ANYTHING
  (Roger Taylor) Norwich, University Of East Anglia, 9 October 2021
09 サレンダー SURRENDER
  (Roger Taylor) Bournemouth 02 Academy, 12 October 2021
10 マン・オン・ファイア MAN ON FIRE
  (Roger Taylor) London O2 Shepherds Bush Empire, 22 October 2021
11 ロック・イット ROCK IT  (PRIME JIVE)
  (Roger Taylor) London O2 Shepherds Bush Empire, 22 October 2021
12 アンダー・プレッシャー UNDER PRESSURE
  (Queen / David Bowie) London O2 Shepherds Bush Empire, 22 October 2021
13 セイ・イッツ・ノット・トゥルー SAY IT’S NOT TRUE
  (Roger Taylor) Bexhill De La Warr Pavilion, 17 October 2021

CD TWO
01 アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー I’M IN LOVE WITH MY CAR
  (Roger Taylor) Guildford, G Live, 19 October 2021
02 アウトサイダー OUTSIDER
  (Roger Taylor) Plymouth Pavilions, 14 October 2021
03 モア・キックス MORE KICKS
  (Roger Taylor) Guildford, G Live, 19 October 2021
04 フォーリン・サンド FOREIGN SAND
  (Roger Taylor / Yoshiki) Plymouth Pavilions, 14 October 2021
05 トゥッティ・フルッティ feat. ブライアン・メイ TUTTI FRUTTI – FEAT. BRIAN MAY
  (Penniman / LaBostrie) London O2 Shepherds Bush Empire, 22 October 2021
06 カインド・オブ・マジック feat. ブライアン・メイ A KIND OF MAGIC – FEAT. BRIAN MAY
  (Roger Taylor) London O2 Shepherds Bush Empire, 22 October 2021
07 ロックン・ロール ROCK ’N’ ROLL
  (Plant / Jones / Page / Bonham) Newcastle 02 Academy, 2 October 2021
08 ヒーローズ HEROES
  (David Bowie / Brian Eno) Coventry HMV Empire, 20 October 2021
09 RADIO GA GA  RADIO GA GA
  (Roger Taylor) Guildford, G Live, 19 October 2021


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Roger Taylor – We’re All Just Trying to Get By Feat. KT Tunstall (Official Video)



スタジオ アルバム リリース情報

Roger Taylor ”OUTSIDER”
ロジャー・テイラー 「アウトサイダー」

アルバム CD / LP / CT / Digital
2021年10月1日(金)発売
UICY-15998
¥2,750 (税込)
EMI / UNIVERSAL MUSIC


収録曲

01 タイズ / Tides
02 アイ・ノウ、アイ・ノウ、アイ・ノウ / I Know, I Know, I Know
03 モア・キックス / More Kicks
04 アブソリュートリー・エニシング / Absolutely Anything
05 ギャングスターズ・アー・ランニング・ディス・ワールド / Gangsters Are Running This World
06 ウィアー・オール・ジャスト・トライング・トゥ・ゲット・バイ featuring KTタンストール /
   We’re All Just Trying To Get By Featuring K T Tunstall
07 ギャングスター・アー・ランニング・ディス・ワールド – パープル・ヴァージョン /
   Gangsters Are Running This World – Purple Version
08 アイソレーション / Isolation
09 クラッピング・ソング / The Clapping Song
10 アウトサイダー / Outsider
11 フォーリン・サンド – イングリッシュ・ミックス / Foreign Sand – English Mix
12 ジャーニーズ・エンド / Journey’s End
13 サレンダー / Surrender (日本盤ボーナストラック)
14 ロンドン・タウン – カモン・ダウン / London Town – C’mon Down (日本盤ボーナストラック)

※ 下記を除く全曲をロジャー・テイラーが作詞・作曲
M-09「クラッピング・ソング」 ケイ・ワーナー、リンカーン・チェイス、スー・ワーナー
M-11「フォーリン・サンド」ロジャー・テイラー、YOSHIKI


アルバム詳細

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