芳野藤丸(SHOGUN、AB’ S)
日本のトップ・スタジオ・ミュージシャンとして活躍してきた 芳野藤丸。
『木綿のハンカチーフ』『「いちご白書」をもう一度』『ギャランドゥ』『飾りじゃないのよ涙は』『天城越え』…など、これまで、スタジオ・ミュージシャンとして 1万曲以上のレコーディングに参加しており、そのギター・プレイを誰もが一度は耳にしている。
また、故・西城秀樹を支えた「藤丸バンド」としても知られている。
スタジオ・ワーク以外にも、芳野藤丸を中心に、ファースト・コールのスタジオ・ミュージシャンで結成された「SHOGUN」でも活躍。テレビ・ドラマ『俺たちは天使だ!』『探偵物語』のテーマソングなどを手掛け、『男達のメロディー』『バッド・シティ』『ロンリー・マン』が大ヒット。
また、ソロ活動としても、5作のアルバムを発表しており、初めてのソロ・アルバム『YOSHINO FUJIMAL』のレコーディング・メンバーだったスタジオ・ミュージシャンで結成された「AB’S」(エイビーズ)では、7枚のアルバムをリリースし、いずれも国内 AOR の名盤として高い評価を得ている。
今年、2022年にキャリア50年を迎え、2月には、入手困難となったライブ映像作品 2タイトル(20014年、2006年)より、オーディオ・トラックだけをピックアップし、最新のマスタリングを施した「SHOGUN」の初ライブアルバム『ALIVE』をリリース。4月には「SHOGUN」45周年記念ライブを行った。
そして、2022年 9月7日 には、50周年記念アルバム『50 – 50 Fifty-Fifty』がりリースされた。
「SHOGUN」、「AB’ S」、ソロアルバム からセレクトしたセルフカバー 7曲に、新曲3曲を、日本を代表する最高のミュージシャンを迎えて収録。
50周年をテーマに書き下ろした『50/50 Fifty-Fifty』とボーナストラックに、スペシャルゲストとして、大橋純子、杉山清貴、岩崎良美、つのだひろ が参加。
さらに、ボーナストラックとして、長年のスタジオワークの中でキャリアを代表する12曲をピックアップし、印象的なギタープレイにゲストのボーカルをフューチャーしてメドレーにした、10分を超える『The Muse Fujimaru’s CV』を収録。
中でも、『メリー・ジェーン』(つのだ☆ひろ)、『夏女ソニア』(大橋純子)、『赤と黒』岩崎良美、『Double Rainbow』(杉山清貴)では、本人のボーカルがフューチャーされている。
リリース情報
芳野藤丸 「50 – 50 Fifty-Fifty」
アルバム CD
2022年 9月7日 発売
CVOV-10072
¥3,850
発売: キャピタルヴィレッジ
販売: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
【収録曲】
01 Sailing in the Moon light 芳野藤丸 / ken featuring 中西俊博 (violin)
02 Silently She Said (SHOGUN) 芳野藤丸 / Casey Rankin
03 Bed of Nails (AB’S) 芳野藤丸 / ken featuring 松下誠 (guitar)
04 C’est Fini 芳野藤丸 / Jeff Keeling featuring 竹中俊二 (guitar)
05 By the End of Century (AB’S) 芳野藤丸 / 安藤芳彦
06 Midnight Plus 1 芳野藤丸 / 安藤芳彦
07 追憶の金門橋 (Instrumental) 芳野藤丸 featuring 八木のぶお (harp)
08 男達のメロディー (SHOGUN) Casey Rankin / 喜多條忠
09 Starting All Over Again (SHOGUN) 芳野藤丸 / Casey Rankin
10 50/50 Fifty-Fifty 芳野藤丸 / 安藤芳彦 featuring 大橋純子,杉山清貴,岩崎良美&つのだ☆ひろ
11 The Muse Fujimaru’s CV (50周年 記念メドレー 全12曲) <bonus track>
・木綿のハンカチーフ
・飾りじゃないのよ涙は
・「いちご白書」をもう一度
・ヒゲのテーマ
・メリー・ジェーン featuring つのだ☆ひろ
・ひとり咲き
・夏女ソニア featuring 大橋純子
・涙をふいて
・赤と黒 featuring 岩崎良美
・Double Rainbow featuring 杉山清貴
・天城越え
・ギャランドゥ
SHOGUN リリース情報
SHOGUN 「ALIVE !」
ショーグン「アライヴ !」
アルバム CD(UHQCD 仕様)
2022年 2月16日 発売
STPR029
¥2,750
発売: ステップス・レコーズ
販売: ヴィヴィド・サウンド・コーポレーション
<収録曲>
01 Whatcha Gonna Do
02 男達のメロディー
03 I‘ll Miss You
04 LAS TRES MUJERES
05 THE ROAD OF LIFE
06 BAD CITY
07 Yellow Magic
08 CASTLE WALLS
09 ONE ON ONE(You’re the One)
10 切なさを感じて
11 LONELY MAN
12 BAD CITY
13 Otokotachi No Melody男達のメロディー(英詞ヴァージョン)<Bonus Tracks>
14 LONELY MAN <Bonus Tracks>
01〜12:2014年7月25日 東京・目黒 ブルース・アレイ・ジャパンにてライブ収録。
13〜14:2006年 東京・渋谷 デュオ・ミュージック・エクスチェンジにてライブ収録
<パーソネル>
SHOGUN
芳野藤丸(G・Vo)/長岡道夫(B)/岡本郭男(Ds)/佐倉一樹(Key・Vo)
サポート・ゲスト
竹野昌邦(T.S.)/鈴木正則(Tp.)/渡邉純子(Cho)
芳野藤丸 プロフィール
芳野 藤丸 Fujimaru Yoshino ギタリスト、作曲家、編曲家、プロデューサー
51年 函館生まれ 72年キャプテンひろ&スペースBANDのギタリストとしてプロデビュー。ファーストコールのスタジオミュージシャンとして、10,000曲を越えるレコーディングセッションに参加。代表作“木綿のハンカチーフ”、“天城越え”、“いちご白書をもう一度”、“ひとり咲き”、“夢芝居”、“飾りじゃないのよ涙は”、“涙をふいて” “ヒゲのテーマ” など枚挙にいとまがない。キャリアの一時期は職業作曲家として、多くのアイドルやアーティストに楽曲提供も行った。心に残るイントロやギターソロプレイで、日本の音楽シーンの一時代を、華やかに彩った立役者である。
トップミュージシャンで結成したバンド“SHOGUN” で、79年 日本テレビ『俺たちは天使だ!』の主題歌“男達のメロディー”、続いて『探偵物語』 の主題歌、“BadCity”、“Lonely Man” が立て続けに大ヒット、日本レコードセールス大賞、グループ新人賞受賞。全国ツアースタート。
82年ソロアルバム” YOSHINO FUJIMARU” 続いて“Romantic Guys” リリース。同時期に日本のAORバンド最高峰“AB’S” を結成し、“AB’S”、“AB’ S-2”、“AB’S-3”、“AB’S-4” をロンドン、LAなどで海外レコーディング。スタジオワークと並行して、西城秀樹、テレサ・テン、ジョー山中、桑名正博を始め、多くのアーティストのライブ、レコーディングサポートを行う。2017年45周年を記念“芳野藤丸自伝” を刊行、2018年恵比寿ガーデンホールで、45周年記念コンサートを行ない 4th CD “What’s up” をリリース。2019年AB’Sを再スタート、“AB’S-7” をリリースし全国ツアーを行う。2021年古希の記念イベント第1弾として、 自身が司会を務める配信番組“芳野藤丸 presents TokyoCity Music”をスタート。ゲストを招いてのトークとライブが大好評となる。コロナ禍にありながら、5月、8月、11月には古希記念ライブ、杉山清貴、岩崎良美、二名敦子、沢田知可子をゲストに盛大に行った。12月世界初、メタバースでアバターによるライブ配信を行い、年末の大きな話題をさらった。
2022年キャリア50年を迎え、2月にSHOGUNの初ライブアルバム“ALIVE” をリリース、4月にSHOGUN 45周年記念ライブを行った。8月20日50周年記念コンサートを行い、9月には記念アルバムをリリース。22年アナログ盤を含む、新旧10枚を超えるアルバムリリースが予定されている。