マイルス・デイビス、1983年の未発表ライブ音源「ホワット・イット・イズ」が YouTube で 公開! 2022年9月16日に発売となる 未発表音源 シリーズ アルバム 第7弾 から 先行配信シングル 第2弾! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

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マイルス・デイビス、1983年の未発表ライブ音源「ホワット・イット・イズ」が YouTube で 公開! 2022年9月16日に発売となる 未発表音源 シリーズ アルバム 第7弾 から 先行配信シングル 第2弾!

Miles Davis マイルス・デイビス

帝王マイルス・デイビスの貴重な未発表音源を収録したブートレグ・シリーズ 第7弾「ザッツ・ホワット・ハプンド 1982-1985: ブートレグ・シリーズ Vol.7」が、3枚組 CD で 9月16日に発売される。

6月17日には、このアルバムからの 第1弾 シングル として「ホワット・ラヴ・ガット・トゥ・ドゥ・ウィズ・イット」(What‘s Love Got To Do With It)の音源が公開された。この曲は、ティナ・ターナーが、1984年に放った大ヒット曲で、「愛の魔力」という邦題でも知られている。

そして、7月7日には、このアルバムからの 第2弾 シングル として、1983年7月7日モントリオール・ジャズ・フェスティヴァルでの未発表ライブ音源「ホワット・イット・イズ」の配信がスタートした。

パーソネルはマイルス・デイビス(トランペット、キーボード)、ジョン・スコフィールド(ギター)、ビル・エヴァンス(サックス、フルート)、ダリル・ジョーンズ(べース)、ミノ・シネル(パーカッション)、アル・フォスター(ドラムス)。
 
このライブ音源は、1984年発表アルバム『デコイ』にも収録されているが、これまで我々が耳にしていたのは約4分半に編集されたもので、新たに公開されたのは、2分ほど長い 約6分45秒の未公開バージョンとなっている。

マイルス・デイビスの未発表音源発掘プロジェクトは、マイルス生誕85周年の2011年からリリースを重ねてきた。シリーズ 第7弾 となる今回の企画では、1975年から6年に及ぶ一時引退期を経て復活した時期のマイルスにフォーカスしている。約4時間におよぶ未発表音源が新たにマスタリングされ、初リリースとなる。
 
【DISC1】と【DISC2】には、『スター・ピープル』『デコイ』『ユア・アンダー・アレスト』の未発表スタジオ・テイクが、【DISC3】には1983年7月7日モントリオール・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ音源が収録される。
 
【DISC1】収録の全10曲中8曲は、1983年リリース・アルバム『スター・ピープル』からのスタジオセッション未発表テイク。マイルス復帰後のスタジオ・レコーディング第2弾となるこのアルバムは長年制作に携わったテオ・マセロ最後のプロデュース作品となった。
 
パーソネルは、J.J.ジョンソン(トロンボーン)、ビル・エヴァンス(サックス)、マイク・スターン(ギター)、ジョン・スコフィールド(ギター)、マーカス・ミラー(ベース)、アル・フォスター(ドラムス)、ミノ・シネル(パーカッション)。マイルスはトランペットとキーボードでクレジットされている。
 
残り2曲「フリーキー・ディーキー」パート1&2はマイルス自身のプロデュースによる1984年発表『デコイ』のセッションから。1983年6月30日、ニューヨークのA&Rスタジオでの録音。参加メンバーはジョン・スコフィールド(ギター)、ダリル・ジョーンズ(エレクトリック・ベース)、ロバート・アーヴィングIII(リン・ドラム・プログラミング)、ミノ・シネル(パーカッション)。この未発表セッションはジョン・スコフィールドのコレクションから提供された。
 
【DISC2】は、1985年リリース・アルバム『ユア・アンダー・アレスト』からのスタジオセッション未発表テイク。
 
プロデュースはマイルスとロバート・アーヴィング・ジュニア。シンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」、マイケル・ジャクソンの「ヒューマン・ネイチャー」といった時代を反映したヒット・ソングを演奏し話題となったアルバム。
 
パーソネルはボブ・バーグ(ソプラノ・サックス)、ジョン・スコフィールド(ギター)、ロバート・アーヴィングIII(キーボード)、ダリル・ジョーンズ(エレクトリック・ベース)、アル・フォスター(ドラムス)、ヴィンス・ウィルバーン・ジュニア(ドラムス、ドラムプログラミング、パーカッション)、スティーヴ・ソーントン(パーアッション)とジョン・マクラフリン(ギター、「カティア」で参加)。
 
この未発表録音はスティーヴ・バーコウィッツとデイヴ・ダーリントンが2022年ニューヨークのベース・ヒット・レコーディングスでミックスしている。
 
【DISC3】は、1983年7月7日、モントリオールのサン・ドニ・シアターでのライヴを収録。パーソネルはジョン・スコフィールド(ギター)、ビル・エヴァンス(サックス、フルート、エレピ)、ダリル・ジョーンズ(ベース)、アル・フォスター(ドラムス)、そしてミノ・シネル(パーカッション)。
 
ライナーノーツは、昨年、2021年12月7日に逝去した比類なきジャーナリスト=グレッグ・テイトが執筆している。解説の中でグレッグ・テイトは80年代マイルスに“なぜそんなに音楽が変化するのか”と質問したエピソードを記しており、マイルスは「あなたが音楽を変えるんじゃない、音楽があなたを変えるんだ」と答え、さらには「評論家がやれということを演奏するんじゃない、身体がプレイしろということを演奏する」と続けたという。
 
プロデュースはグラミー賞受賞歴のあるスティーヴ・バーコウィッツ、マイケル・カスクーナとリチャード・シーデル、マスタリングはこれまでもソニーミュージックのマイルス企画を手掛けているマーク・ワイルダー。



Miles Davis – What It Is (Live In Montreal – July 7, 1983)

Miles Davis – What’s Love Got To Do With It



アルバム リリース 情報

Miles Davis ”That’s What Happened 1982-1985:The Bootleg Series Vol.7″
マイルス・デイビス 「ザッツ・ホワット・ハプンド 1982-1985: ブートレグ・シリーズ Vol.7」

アルバム CD(3枚組)/ Digital
2022年9月16日 全世界同時発売 / 全曲配信開始
SICJ 30029-31
¥4,950
Columbia / Legacy / Sony Music Japan International

<収録曲>

CD 1
1 Santana
2 Minor Ninths, Part 1
3 Minor Ninths, Part 2
4 Celestial Blues, Part 1
5 Celestial Blues, Part 2
6 Celestial Blues, Part 3
7 Remake of OBX Ballad
8 Remake of OBX Ballad Sessions
9 Freaky Deaky, Part 1
10 Freaky Deaky, Part 2

CD 2 
1 Time After Time (alternate)
2 Time After Time (full session)
3 Theme From Jack Johnson (Right Off) / Intro
4 Never Loved Like This (studio session demo)
5 Hopscotch (slow)
6 Hopscotch (fast)
7 What’s Love Got To Do With It (4:25)  *6/17 先行配信
8 Human Nature (alternate)
9 Katia (full session)

CD 3 (Live in Montreal, July 7, 1983)
1 Speak (That’s What Happened)
2 Star People
3 What It Is  *7/7 先行配信
4 It Gets Better
5 Hopscotch
6 Star On Cicely
7 Jean-Pierre
8 Code 3
9 Creepin’ In


各配信サイト「ホワット・イット・イズ」(What It Is)

各配信サイト「ホワット・ラヴ・ガット・トゥ・ドゥ・ウィズ・イット」(What‘s Love Got To Do With It)


マイルス・デイビス ソニーミュージック


マイルス・デイビス オフィシャルサイト

マイルス・デイビス YouTube



Miles Davis – Burn

Miles Davis – So What (Official Video)




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