美空ひばり
日本を代表する国民的歌手・美空ひばりが2022年5月29日に生誕85周年を迎え、日本で最も古い歴史を持つオーケストラ「東京フィルハーモニー交響楽団」と美空ひばりのコラボレーション CD 「美空ひばり Symphonic Works ～不死鳥 再び」が、本日、2022年6月24日に発売となった。
この企画は、ひばりが生前「オペラ歌手になりたかった」と語っていたことを記憶していた関係者が、生誕 85周年の記念にその夢を叶えようと企画したことがきっかけとなり、オーケストラとの共作企画がスタートした。
レコード会社に保管されていた美空ひばりのマルチトラック・マスターテープから、ボーカル音源のみを抜き出し、東京フィルハーモニー交響楽団の壮大な演奏を加えた。
電子楽器は一切使わず、オーケストラのみの音にこだわり、最新の高品質なレコーディング技術を使って録音され、スタジオは、生前ひばりもレコーディングをしていたアバコスタジオが使用され、「川の流れのように」「愛燦燦（あいさんさん）」「真赤な太陽」等の世代を超えた名曲 10 曲が新たな世界観で見事に蘇っている。
美空ひばりとオーケストラの共作がフルアルバムとしてはリリースされるのは初となり、超高質なハイレゾ音源も配信されている。
そして、発売日の本日より、今回のアルバムから『川の流れのように』のレコーディング映像が公開された。1989年に発売された美空ひばり最後のシングル作品『川の流れのように 』がオーケストラアレンジバージョンとなっている。
また、この CD の発売に合わせて、制作の舞台裏に密着した特番「美空ひばり ニューアルバム Symphonic Works ドキュメント ～不死鳥再び～」が、6月25日（土）21:00 〜 CS「TBS チャンネル 2」で放送される。
番組では、東フィルのレコーディング風景はもちろん、CD に使用した貴重なボーカルトラック（歌声のみの素材）も特別公開。
関係者インタビューでは、美空ひばりの長男でひばりプロダクション代表の加藤和也氏、オーケストラ指揮と編曲を担当した渡辺俊幸氏らが、美空ひばりへの想い、そして、今回のCD アルバムに込めた願いなどを明かす。
(生誕85周年企画アルバム『美空ひばり Symphonic Works ～不死鳥再び』より)
番組情報
美空ひばり ニューアルバム Symphonic Works ドキュメント～不死鳥再び～
2022年 6月25日（土）21:00 〜 22:00
CS「TBS チャンネル 2」
＜リピート放送＞
6/27 (月) 18:00 〜 19:00
7/02 (土) 11:00 〜 12:00
7/10 (日) 22:00 〜 24:00
リリース情報
美空ひばり「美空ひばり Symphonic Works ～不死鳥再び」
アルバム CD / Digital（ハイレゾ）
2022年6月24日 発売
COCP-41772
￥ 3,300
日本コロムビア
＜収録曲＞
M1 愛燦燦（あいさんさん ）
M2 真赤な太陽
M3 リンゴ追分
M4 柔
M5 悲しい酒
M6 歌は我が命
M7 みだれ髪
M8 悲しき口笛
M9 人生一路
M10 川の流れのように
