Pasquale Grasso パスクァーレ・グラッソ
南イタリア出身、世界が注目する個性派ギタリスト＝パスクァーレ・グラッソ。「バド・パウエルやアート・テイタム等ビバップの偉大な先駆者たちから多大な影響を受けた」と語る現在32歳。
サード・アルバム「ビ・バップ！」が、6月17日より全曲配信開始 、6月22日に 国内盤 CD が発売される。
パスクァーレは、幼少の頃よりバド・パウエル、チャーリー・パーカー等ジャズを聴いて育ち、表現方法を広げるためにクラシック・ギターを大学で学び独自の奏法を身に着けた。
ジャズ界に颯爽と現れギター1本で豊かな音世界を創造するその発想力とオリジナリティに溢れインスピレーションに満ちたプレイに感銘を受けたパット・メセニーがパスクァーレを絶賛したことがきっかけで、その名は一気にギター界に広まるところとなった。
CD デビュー作「ソロ・マスターピース」、初のトリオ録音「プレイズ・デューク」に続き、新作では、バードとガレスピーのレパートリーに挑んでいる。前作に続き、サマラ・ジョイがゲストで参加している。筋金入りジャズ・ファンも納得の選曲で、オリジナルとの聴き比べも楽しい1枚となっている。
国内盤 CD には、バド・パウエルの「タイム・ウェイツ」がボーナス・トラックとして1曲追加収録されている。
新作アルバムから、ディジー・ガレスピーの代表作のひとつで、モダンジャズのスタンダードとして多くのアーティストによりカバーされている「チュニジアの夜」（A Night in Tunisia）が、YouTube で公開されている。
この パスクァーレ・ヴァージョンは、アリ・ローランド（ベース）、キース・バッラ（ドラムス）のトリオ編成で、曲の最後にはクラシックの超難曲「パガニーニ:24のカプリース」の一部も披露され、その超絶テクニックに圧倒される。
リリース情報
Pasquale Grasso ”Be-Bop!”
パスクァーレ・グラッソ 「ビ・バップ！」
アルバム CD（Blu-Spec CD2）/ Digital
2022年6月22日発売 / 2022年6月17日全曲配信
SICJ-30025
Sony Music Japan International
＜収録曲＞
01 チュニジアの夜
02 ビ・バップ
03 ルビー、マイ・ディア
04 ショー・ナフ
05 アイム・イン・ア・メス feat. サマラ・ジョイ
06 シェリル
07 オーニソロジー
08 クォシモード
09 ラメント・デラ・カンパーニャ
10 グルーヴィン・ハイ
11 タイム・ウェイツ（ギター・ソロ） ＊日本盤のみのボーナス・トラック
サマラ・ジョイとの共演による「ソリチュード」
