ベイビーブー Baby Boo
2月9日に、20周年記念両A面シングル「別れの曲 / 列車にのろうよ」をリリースした 5人組コーラスグループの ベイビーブーが、デビュー20年目の記念日となった2月14日に、ロマンスカーでの車内ライブ「ミュージックロマンスカー ベイビーブーと GSEロマンスカーの旅!」を開催した。
この企画は、ベイビーブー20周年のために小田急ロマンスカー GSE(70000形 7両編成)を特別に貸し切り、新宿から小田原まで運行。感染対策を行った上で、普段味わうことが出来ない列車でのライブを120人のファンとともに楽しんだ。
これまでの20年を振り返り、活動の転機としてリーダーのユースケは、10年前に新宿の『うたごえ喫茶ともしび』に行ったことをあげ、
「それまではオリジナルソングを歌うコーラスグループでしたが、昨年他界されたボニージャックスの西脇久夫さんと“ともしび”で出会い、日本の名曲や童謡、唱歌、さらにはロシア民謡など、様々なジャンルのレパートリーを勉強させて頂いたことが20年目の今に繋がっていると思います」
と語り、
「今回のロマンスカーの企画に関しても、“ともしび”のある新宿から、ボニージャックスさんと一緒に任命を頂いた“小田原童謡大使”を務める小田原まで結んでいるということがまさに10年のストーリーになっていると思います」
とコメントした。
今月9日に発売された20周年記念両A面シングル『別れの曲/列車にのろうよ』について、ユースケは、
「ショパンの『別れの曲』に、今回日本語詞をつけて頂きました。別れというものには悲しい面もありますが、その先にある未来や希望も感じて頂ければと思います。『列車にのろうよ』に関しては、デビュー20周年に“ベイビーブという列車に乗ろうよ!”という思いで歌っています。今はコロナ禍で皆さんと一緒に歌うことはできませんが、この曲には振付がついているので皆さんと一緒に楽しめたらと思います」
と語り、
リードテナーのチェリーは、
「ヒット曲もなく、ずっと助走しているようなグループかもしれませんが、多くの方とのご縁や、応援してくださる方がいらっしゃることで迎えられた20年に感謝しています。必ず応援してよかったと思って頂けるようにこれからも頑張っていきます」
と、ファンへメッセージを送った。
小田原到着後には、昨年、開館した小田原三の丸ホールにてコンサートを開催。2002年に発売されたデビュー曲の「プラネタリウム」をはじめ、小田原にゆかりのある童謡作家・北原白秋作品の「からたちの花」や、「高校三年生」(舟木一夫)、「買い物ブギー」(笠置シズ子)、「案山子」(さだまさし)、「上を向いて歩こう」(坂本九)といった日本の名曲など20曲を抜群のコーラスで披露した。
リリース情報
ベイビーブー「別れの曲 / 列車にのろうよ」
シングル CD
2022年2月9日発売
TECG-15132
1,500円(税込)
テイチクエンタテインメント
<収録内容>
1 別れの曲 (原曲:Frederic Chopin、作詞:ans.、編曲:夢見クジラ)
2 列車にのろうよ (作曲:都志見隆、作詞:松井五郎、編曲:都志見隆・久下真音)
3 みんなのメロディ(作曲:若松健治、作詞:若松健治、コーラスアレンジ:瀬川忍)
4 別れの曲 カラオケ
5 列車にのろうよ カラオケ