GoGo Penguin ゴーゴー・ペンギン
2012年にデビューした、イギリスの 新世代 ジャズ・ピアノ・トリオ「ゴーゴー・ペンギン」が、デジタル・シングル『アセント』(Ascent)を 2022年2月11日「XXIM レコーズ」より配信リリースした。
2020年の傑作アルバム『ゴーゴー・ペンギン』以来の新曲であり、新メンバーのジョン・スコットをドラマーに迎えた記念すべき最初のシングル。『アセント』(Ascent)とは、英語で「上昇、上へ向かうこと」の意。
ピアノのクリス・アイリングワースは、新曲について次のようにコメントしている。
「この曲は人生で大きな出来事があった時によく見られる二面性、例えば愛されていると実感しながら孤独感を味わったり、恐怖感と確信、誇らしい気持ちと謙虚な気持ち、それらを同時に感じる瞬間からインスピレーションを受けたもの。新曲「アセント」は人生という旅において、恐れではなく希望をもって未知のものにむかって前進するということを表現しているんだ」
ベースのニック・ブラッカは、
「パンデミックは皆さんにそうであったように、僕らにたくさんのチャレンジをもたらした。重要なのはツアーができないことじゃなくて、グループとして自分たちのことをじっくり考えることができたんだ。成長するための時間であり、我々にとって何が大事なのか再認識する機会を得たことで僕らはグループとしても友人としても一層絆が深まり、以前よりトリオとしてのパワーが増したんじゃないかな」
と語る。
新メンバーのジョン・スコットは、ニック・ブラッカとはマチェスターでのジャズギグ等で以前から顔見知りの存在だったという。
エチオピアのレジェンド、ムラトゥ・アスタトゥケとのツアーをした時、
「リハーサルの後、ビールとピザを一緒に食べて、新ドラマーにはこの男しかいない!と確信した」
とニックはコメントしている。
クリス・アイリングワースも、
「昔の曲をやりながら、新しいアイディアを見つける目的でジャムったことがあるんだけど、ジョンはたくさんの音楽スタイルに通じていて、曲にあわせて様々なエレメントを確信をもってプレイしてくれた。結果斬新でサイコーなものが出来上がった。コトは超スピーディーに、上手くいったんだ。だからそのポシティヴな勢いのまま、スタジオへ直行した」
と話す。
2021年12月-クリス・アイリングワースとニック・ブラッカ、そして新メンバーのジョン・スコットの3人はウィルトシャー、ボックス村にあるピーター・ガブリエルのリアル・ワールド・スタジオへと向かった。
そこは美しい田園風景に囲まれ、穏やかさと静寂に満ちていて、
「まさにそれは、大変だった1年の終わりに僕らが求めていたもの全てであり、ジョンとの新しいチャプターを飾るにふさわしい最高のスタートとなった」
とクリス・アイリングワースは振り返る。
マンチェスター発のアコースティック・エレクトロニカ・トリオにとって新たなチャプターとなる第1弾シングル「アセント」は、マスターワークスのベルリンを拠点とする新レーベル XXIM(トゥエンティワンエム)レコーズから2022年後半リリース予定のEPに収録される。
クリス・アイリングワースは
「XXIMレコーズは独創的で革新的なインストにフォーカスしたクロス・ジャンルする新しいレーベルで、僕たちにとってまさに”ホーム“という感じです」
とコメントしている。
配信リリース情報
GoGo Penguin ”Ascent”
ゴーゴー・ペンギン 「アセント」
Digital
2022年 2月11日 配信
XXIM Records / Sony Music