フランク・ザッパ、『ザ・マザーズ1971』50周年記念 8枚組限定ボックスが3月18日に発売! 初出音源満載! 4月22日には遺族公認ドキュメンタリー映画が公開! 12トラックの初CD化音源を収録した映画サントラと『200モーテルズ』50周年盤が 4月20日発売! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

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MUSIC GUIDE 情報局

フランク・ザッパ、『ザ・マザーズ1971』50周年記念 8枚組限定ボックスが3月18日に発売! 初出音源満載! 4月22日には遺族公認ドキュメンタリー映画が公開! 12トラックの初CD化音源を収録した映画サントラと『200モーテルズ』50周年盤が 4月20日発売!


Frank Zappa フランク・ザッパ

フランク・ザッパ率いるマザーズが残した傑作ライヴ・アルバム『フィルモア・イースト1971年6月』の発売50周年を記念し、同時期のライヴ音源を CD 8枚に収めた限定ボックス『ザ・マザーズ 1971』の日本盤が、2022年3月18日にリリースされる。

Photo by Henry Diltz

この日本盤の予約に合わせて、デジタルの予約も開始となっており、収録曲「ウィリー・ザ・ピンプ(フィルモア・イースト 1971年6月5日 : ショー2)」(Willie The Pimp)が先行配信となっている。

このボックス・セットには初出音源をぎっしり詰め込んだCD8枚と、68ページのオリジナル・ブックレット、及び日本製ブックレットで構成。

オリジナル・ブックレットには、元マザーズのイアン・アンダーウッドのロング・インタビュー(聞き手はフランク・ザッパの次男、アーメット)、ジム・ポンズ(元マザーズ)、エディ・クレイマー、ジョー・トラヴァース(ザッパ家のテープ倉庫管理人)が寄せたライナーノートを掲載。日本盤にはその全訳と歌詞及びMCの対訳を掲載したブックレットが付属される。

8枚のCDには、『フィルモア・イースト1971年6月』の基になった1971年6月5日~6日のフィルモア・イースト4ステージの模様を完全収録。さらに、名エンジニア、エディ・クレイマーとバーニー・グランドマンがそれぞれリミックスとマスタリングを担当した同年12月のロンドンはレインボー・シアター公演(ザ・ビートルズの「抱きしめたい」のカヴァーを含むアンコールまで完全収録)、1971年5月にペンシルヴァニア州ハリスバーグ及びスクラントンで録音されたライヴ音源、同時期のシングルのAB面曲、当時のラジオCMのアウトテイク等も併録となる。
 
今作に収録されるジョン・レノン&オノ・ヨーコがゲストとして加わったフィルモアの最終ステージの模様が、アンコールを含む未編集の完全版で公開されるのは初めて。またシングルのAB面曲「ティアーズ・ビギャン・トゥ・フォール」と「ジュニア・ミンツ・ブギー」も今回が待望の初CD化となる。

Photo by John Williams

そして、2022年4月22日には、各方面から高い評価を得た、フランク・ザッパ初の遺族公認ドキュメンタリー映画『ZAPPA』が日本で公開される。

制作に5年以上の時間を費やし、膨大な資料・素材から一般的には狂気の変人というイメージのザッパの、知られざる人間性と創作・芸術への真摯なアプローチを、丁寧に誠実に浮き彫りにしていく作品となっている。
 
この公開に合わせて、そのキャリアを振り返る代表曲の数々や、映画音楽家のジョン・フリッゼルの書き下ろしスコアなどを収録した3CDのオリジナル・サウンドトラック・アルバム『ZAPPA(オリジナル・サウンドトラック)』の日本国内盤CDと、発売から50周年を迎えたフランク・ザッパのサウンドトラック・アルバム『200モーテルズ』(リマスター版2CD)の日本国内盤CDの2タイトルが4月20日に発売される。

『ZAPPA(オリジナル・サウンドトラック)』は、マザーズ・オブ・インヴェンションのデビュー・アルバム『フリーク・アウト!』 (66年) から生前最後のアルバムとなった『イエロー・シャーク』 (93) まで、フランク・ザッパが残した膨大な音源から名曲/名演、重要な関連音源をピックアップ。
 
ジョン・フリッゼルによるオリジナル・スコアを中心にしたディスクを加えた全68曲/3枚組の作品で、計12トラックの初CD化音源、ザッパのレーベルから世に出たアリス・クーパーの初期音源、ザッパが制作を担ったGTOsの楽曲、ザッパが指揮を執ったアンサンブル・モデルンのライヴ音源、彼が敬愛したストラヴィンスキー、ヴァレーズらの作品、さらにザッパ自身のインタビューなど多彩な関連音源を併せて収録。映画で使用される大半の楽曲を収録したサントラでありながら、20世紀を代表する音楽家を振り返るにまたとないコンピレーション作品にもなっている。

『200モーテルズ』は、フランク・ザッパによる初の映画作品で、ロック・ミュージシャンのツアー生活を描いたドキュメンタリーのサウンドトラックとして1971年10月に発売されたアルバム。
 
今回発売されるものは、ザッパ家に保管されていたバックアップ・マスターを基に、名匠バーニー・グランドマンがリマスタリングを施した新装版となる。アルバムには、元タートルズのハワード・ケイラン&マーク・ヴォルマン(フロ&エディ)を擁した当時のマザーズのポップな楽曲群を中心に、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団演奏によるザッパ作のオーケストラ・ナンバー、名優セオドア・ビケル(バイケル)の歌唱が光る「ストリクトリー・ジェンティール」を筆頭とする代表曲を収録している。



Willie The Pimp (Live At Fillmore East, June 5, 1971, Show 2)

Zappa – Official Trailer



映画情報

『ZAPPA』(2020年|アメリカ映画|129分)
2022年 4月22日 (金) 公開

キングレコード提供|ビーズインターナショナル配給
シネマート新宿・シネマート心斎橋 ほか にて

監督:アレックス・ウィンター
出演:ブルース・ビックフォード、パメラ・デ・バレス、バンク・ガードナー、デヴィッド・ハリントン、マイク・ケネリー、スコット・チュニス、ジョー・トラヴァース、イアン・アンダーウッド、ルース・アンダーウッド、スティーヴ・ヴァイ、レイ・ホワイト、ゲイル・ザッパ

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映画公式サイト




リリース情報


Frank Zappa & The Mothers ”The Mothers 1971 (50th Anniversary 8CD Super Deluxe Edition)”
フランク・ザッパ&ザ・マザーズ 『ザ・マザーズ1971』50周年記念(8CDスーパー・デラックス・エディション)

8CD BOX-SET (SHM-CD)(輸入国内仕様、完全生産限定盤)
2022年3月18日発売
UICY-79925/32
9,900円(税込)
UNIVERSAL MUSIC

<収録内容>
CD 1 フィルモア・イースト 1971年6月5日 : ショー1
CD 2 フィルモア・イースト 1971年6月5日 : ショー2
CD 3 フィルモア・イースト 1971年6月5日 : ショー2
CD 4 フィルモア・イースト 1971年6月6日 : ショー1
CD 5 フィルモア・イースト 1971年6月6日 : ショー2
CD 6 フィルモア・イースト 1971年6月6日 : ショー2 featuring ジョン・レノン&ヨーコ・オノ
CD 7 ステート・ファーム・ショー・アリーナ 1971年6月3日
CD 8 レインボー・シアター 1971年12月10日

収録曲等 詳細

ECサイト / 配信サイト


Frank Zappa “ZAPPA (Original Motion Picture Soundtrack)”
フランク・ザッパ 『ZAPPA(オリジナル・サウンドトラック)』(3CD デラックス・エディション)

3CD (SHM-CD)
2022年4月20日発売
UICY-16058/60
5,500円(税込)
UNIVERSAL MUSIC

収録曲等 詳細

ECサイト / 配信サイト


Frank Zappa “200 Motels: Original MGM Motion Picture Soundtrack”
フランク・ザッパ『200モーテルズ』(オリジナル・サウンドトラック50周年記念 2CD エディション)

2CD (SHM-CD)
2022年4月20日発売
UICY-16054/5
UNIVERSAL MUSIC

収録曲等 詳細

ECサイト / 配信サイト



フランク・ザッパ ユニバーサルミュージック


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フランク・ザッパ YouTube





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