映画『サマー・オブ・ソウル』サントラ
「ウッドストック・フェスティバル」が開催された 1969年の夏に、NY で行われた「ハーレム・カルチュラル・フェスティヴァル」(Harlem Cultural Festival)。当時のニューヨーク市長も協力を惜しまなかった街をあげての一大イベントは毎日曜日、マウント・モリス公園で6回行われ、約30万人が参加した。
ラインアップには、人気アーティストからレジェンドまでが並び、ハーレムの文化を象徴するようなソウル・ゴスペル・ブルース・ラテン・ファンク等幅広いジャンルに及ぶものとなった。
一部を除き、約50年倉庫に眠り続けていたパフォーマンスの数々を、クエストラヴ監督、製作総指揮のもと映画化されたものが『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』(SUMMER OF SOUL (OR,WHEN THE REVOLUTION COULD NOT BE TELEVISE)。
映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は、2021年サンダンス映画祭でドキュメンタリー部門の審査員大賞と観客賞を受賞。現在もグラミー賞で<ベスト・ミュージック・フィルム>にノミネート中。日本でもウォルト・ディズニー・ジャパン配給のもと、昨年、2021年8月27日より全国公開され大反響を呼んだ。現在、ディズニープラスでも配信中。
この映画のオリジナル・サウンドトラック、全17曲の配信が 1月28日よりスタートしている。
チェンバース・ブラザーズの「アップタウン」で始まり、B.B.キング、フィフス・ディメンション、デヴィッド・ラフィン、エドウィン・ホーキンス・シンガーズ、ステイプル・シンガーズ、マヘリア・ジャクソン&メイヴィス・ステイプルズ、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、モンゴ・サンタマリア、レイ・バレット、ハービー・マン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ニーナ・シモン等の1969年夏のエネルギー溢れる圧巻のパフォーマンス全17曲が収められている。
尚、アビー・リンカーンとマックス・ローチの「アフリカ」はデジタル配信のみのトラックとなる。
2月23日に発売される国内盤は、全16曲、約80分の長時間収録。ブックレットには失われた歴史をひもとき、膨大なライヴ音源から選曲にあたったクエストラブ執筆のライナーノーツも掲載される。
リリース情報
Original Motion Picture Soundtrack
“Summer Of Soul (…Or, When The Revolution Could Not Be Televised) “
「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」オリジナル・サウンドトラック
アルバム CD(mono) / Digital
2022年 1月28日 配信(全17曲)
2022年 2月23日 国内盤 CD 発売 (全16曲)
SICP-6441
¥2640円
Sony Music Japan International
<収録内容>
01 チェンバース・ブラザーズ「アップタウン」
02 B.B.キング「ホワイ・アイ・シング・ザ・ブルース」」
03 フィフス・ディメンション「ドンチャ・ヒア・ミーコーリン・ト・ヤ」
04 フィフス・ディメンション「アクエリアス/レット・ザ・サンシャイン・イン」
05 デイヴィッド・ラフィン「マイ・ガール」
06 エドウィン・ホーキンス・シンガーズ「オー・ハッピー・デイ」
07 ステイプル・シンガーズ「イッツ・ビーン・ア・チェンジ」
08 オペレーション・ブレッドバスケット・オーケストラ&クワイア
feat.マヘリア・ジャクソン&メイヴィス・ステイプルズ「プレシャス・ロード、テイク・マイ・ハンド」
09 グラディス・ナイト&ザ・ピップス「悲しいうわさ」
10 モンゴ・サンタマリア「ウォーターメロン・マン」
11 レイ・バレット「トゥゲザー」
12 ハービー・マン「ホールド・オン、アイム・カミン」」
13 スライ&ザ・ファミリー・ストーン「シング・ア・シンプル・ソング」
14 スライ&ザ・ファミリー・ストーン「エヴリディ・ピープル」
15 アビー・リンカーン&マックス・ローチ「アフリカ」*デジタル配信のみでCDには収録されません。
16 ニーナ・シモン「バックラッシュ・ブルース」
17 ニーナ・シモン「アー・ユー・レディ」