『特別コンサート・サウンドメーカー服部克久の世界』
世界に通用するサウンドを目指し続け、国内のクラシック界とポップスの架け橋として活動した服部克久が急逝し1年。
超豪華アーティスト&ミュージシャンが集結する 服部克久のトリビュートコンサート『Concert for Katsuhisa Hattori サウンドメーカー服部克久の世界』が、11月16日〜17日、東京「新国立劇場・中劇場」にて開催された。
稀代のサウンドメーカーが60年間紡ぎ続けた”美しいサウンド”を、服部克久の長男である服部隆之率いる総勢70名のポップスオーケストラと共に再現。
2日間にわたる公演には、服部克久と縁の深い、松山千春、さだまさし、谷村新司、岩崎宏美、森山良子、中尾ミエ、八代亜紀、大橋純子、鈴木雅之、東山紀之…ら、総勢18組のアーティストが出演し、思い出深い曲を歌った。
このコンサートの2日目の模様が、12月17日(金) 21:00 ~ BS-TBS で放送される。
豪華アーティストが集結した一夜限りの珠玉のコンサート!
番組情報
特別コンサート・サウンドメーカー服部克久の世界
2021年12月17日(金) 21:00 ~ 22:54
BS-TBS
<出演>
五木ひろし、岩崎宏美、大橋純子、サーカス、さだまさし、佐藤竹善、鈴木雅之、谷村新司、中尾ミエ、東山紀之、松山千春、マリーン、森山良子、八代亜紀、屋比久知奈 (50音順)
音楽監督・指揮: 服部隆之
演奏: 音楽畑スペシャルオーケストラ
司会: 安住紳一郎(TBSアナウンサー)
配信リリース情報
V.A.(服部克久)「Friends・Love・Believing ~ぬくもりをありがとう」
Digital
2021年11月1日~ 期間限定配信
ワーナーミュージック・ジャパン
M「Friends・Love・Believing ~ぬくもりをありがとう」(9分17秒)
(作詞:湯川れい子、作曲:服部克久、編曲:服部克久)
<参加アーティスト>
EPO、大友康平(HOUND DOG)、大橋純子、サーカス、財津和夫、さだまさし、佐藤竹善(SING LIKE TALKING)、THE ALFEE、竹内まりや、谷村新司、中村耕一(JAYWALK)、松崎しげる、マリーン、南こうせつ、森山良子、山下達郎、ル・クプル、渡辺真知子(※50音順)
<収録 CD>
アルバム『音楽畑 16 Friends』(1999年10月27日発売)
シングル『Friends・Love・Believing ~ぬくもりをありがとう』(1999年11月10日発売)
服部克久 プロフィール
50年代後半フランス国立高等音楽院でクラッシック音楽を学ぶ。帰国後すぐ、戦後復興後のテレビ放送の創成期より活動を始め、当時全盛期だった数々の音楽番組の音楽監督や編曲を担ってきた。その活動は音楽番組だけにとどまらず、数々のCМや企業の社歌を手掛け、更に名だたるアーティストたちの楽曲を編曲。
クラッシック音楽や時代の中で触れてきたJazzを含むあらゆるスタイルの欧米サウンドを日本の音楽に取り込んだ独自のスタイルで、生涯7万曲を超える音楽を紡ぐとともに、 日本における編曲家としての地位の確立にも尽力。後の編曲家たちの道筋を作った。
また、パリ国立音楽院の同門・ミシェル・ルグランと、亡くなるまで交流を続け、ニューヨーク国連本部、カーネギーの演奏会でも喝采を浴び、録音ではロンドンフィルとの共演を定期的に行い続けた。