Kenny G ケニー・G
数々の賞を受賞したサックス奏者であり、全世界で7,500万枚以上のレコード売上と、15億回以上のストリーミング再生回数を誇る、インストゥルメンタル・ミュージック史上に輝くセールス記録を持つ「キング・オブ・スムース・ジャズ」ケニー・G。
6年振りとなる新スタジオ・アルバム『ニュー・スタンダーズ』（New Standards）が 12月3日にリリースされる。
そのアルバムから、「Emeline」（エミリーン）に続き、先行シングル 第2弾として、「Legacy Featuring The Sound of Stan Getz」（レガシー フィーチャリング・ザ・サウンド・オブ・スタン・ゲッツ)」の配信が、11月12日にスタートした。
本楽曲に関し、ケニー・Gは以下をコメントしている。
「『レガシー (フィーチャリング・・ザ・サウンド・オブ・スタン・ゲッツ)』は、サックスの偉大なマスターの一人であるスタン・ゲッツへのオマージュとして制作されました。スタン・ゲッツのサウンドを念頭に置いて書かれており、非常に高度な現代技術を用いて、音をサンプリングし、スタンが演奏したことのない全く新しいメロディーを作ることができました。スタン・ゲッツとデュエットできることを光栄に思っています。これまでスタンの音楽を聴いたことがない人にも、私と同じように、”The Sound “というニックネームを持つ彼の音楽に感動してもらえればと思います。」
新アルバムは、50年代、60年代のジャズ・バラードからインスピレーションを得たオリジナル曲で構成されている。
ケニーは今作をセルフ・プロデュースしており 、自身のトレードマークであるソプラノ・サックスをアルバムの約半分の曲で披露、もう半分ではテナーとアルト・サックスを披露している。
1960年発表のジョン・コルトレーンの不朽の名曲「Naima」を見事に「ケニー・Ｇ・スタイル」に仕上げたボーナス・トラックが、日本盤CDに収録される。
「このアルバムでは、思い通りの”音”を再現したいと思いましたが、自分のやり方でやりたかったので、自ら作曲しなければなりませんでした。そこで私は、愛すべきジャズ・スタンダードの “心と魂 “を捉えた曲を作曲・演奏し、”私のやり方”で録音することにしました。これは素晴らしい（そして骨の折れる）愛の仕事であり、その結果をとても誇りに思える作品になったと実感しています」
と新アルバムに関してケニー・Gはコメントしている。
共同作曲者には、フランク・シナトラ、マイケル・ジャクソン、レイ・チャールズなどの作品にも携わってきたグラミー受賞アーティスト、ランディ・ウォルドマン、そして、1992年にリリースしグラミー賞を受賞した名作『ブレスレス』以降、長年に亘りケニー・Gと共作してきたウォルター・アファナシエフが今作でもクレジットされている。
そして、前作『ブラジリアン・ナイツ』にも参加していたピアニスト、サム・ハーシュも共同作曲者として今作に携わっている。
ケニー・Gはアルバムからの 1stシングル「Emeline」（エミリーン）に関して、
「この曲は、私と私の家族にとってとても大切な人で、この曲に含まれるさまざまな感情を表現しています。憂鬱でありながら希望に満ちていて、緊張感がありながらも最終的には平和な気持ちにさせてくれます。このような感情は昨年多くの人が経験したことであり、この曲が皆さんに平和が遠くない事を思い出させてくれると願っています」
とコメントしている。
リリース情報
Kenny G ”New Standards”
ケニー・G 「ニュー・スタンダーズ」
アルバム CD（SHM-CD） / Digital
2021年12月3日 世界同時発売
UCCO-1233
2860円
Concord Jazz / Universal Music
＜収録曲＞
01 Emeline / エミリーン
02 Only You / オンリー・ユー
03 Paris By Night / パリス・バイ・ナイト
04 Rendevous / ランデヴー
05 Legacy featuring “The Sound” of Stan Getz /
レガシー （フィーチャリング・ザ・サウンド・オブ・スタン・ゲッツ）
06 Anthem / アンセム
07 Blue Skies / ブルー・スカイズ
08 Milestones / マイルストーンズ
09 Two Of A Kind / トゥー・オブ・ア・カインド
10 Moonlight / ムーンライト
11 Waltz In Blue / ワルツ・イン・ブルー
12 Naima / ナイーマ ※日本盤ボーナス・トラック
