名盤シリーズ『クラシック百貨店』第2弾
『クラシック百貨店』と題されたクラシック音楽の名盤シリーズ100タイトルが、ユニバーサル ミュージックから、6月23日より 順次発売されている。
「器楽曲」「協奏曲」「管弦楽曲」「室内楽/歌劇&声楽」「交響曲」とジャンルに分けて、20タイトルずつ合計100タイトルが発売される。

ユニバーサル ミュージックでは、クラシック音楽関係者を含む約2万5000人(在京オーケストラスタッフ、CD販売店スタッフ、ユニバーサル ミュージッククラシックニュースレター会員、他)を対象にアンケートを実施。「あなたにとってのクラシックの名曲」を集計し、人気ランキングを基に100タイトルが選盤された。
世界最古のクラシック・レーベル「ドイツ・グラモフォン」、そして、「デッカ」(旧フィリップス音源含む)の両レーベルから、人気、クオリティともに最高でエバーグリーンな名盤が選ばれており、いずれも最良のマスターを使用し、そのポテンシャルをひき出す高音質SHM-CD&グリーン・カラー・レーベルコート仕様が採用されている。
そのクラシック音楽の名盤シリーズ『クラシック百貨店』、6月23日に発売された 第1弾「器楽曲編」の20タイトルに続き、7月7日には、「協奏曲編」の20タイトルが発売された。
「協奏曲編」の人気曲ランキングでは、3位にベートーヴェンの「ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73《皇帝》」、2位に、チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35」、そして、1 位はラフマニノフの「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」という結果になっており、それぞれ、ヴィルヘルム・バックハウス、諏訪内晶子、ラン・ランの名盤が選ばれている。



1位の作品として、アルバム『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、パガニーニの主題による狂詩曲』が選盤された世界的ピアニスト、ラン・ラン(Lang Lang)は、
「私のラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番の録音を、ファンの皆様に気に入っていただけたことを嬉しく思います。この曲は、美しさと悲しさ、光と闇、リリシズムと情熱のすべてが共存する、強烈な作品です。演奏する私に刺激を与えてくれたように、皆様の心にも響くことを願っています。」
とコメントを寄せた。

また、この『クラシック百貨店』協奏曲編の CDブックレット には、『池袋ウエストゲートパーク』でデビューし、『4TEEN』『眠れぬ真珠』などで数々の受賞歴を持つ作家、石田衣良がエッセイを書き下ろし。

「クラシックの王冠で最も輝く宝石」と題し、協奏曲の魅力、楽しみ方について記している。協奏曲編の発売に対して、石田衣良氏は、
「クラシック音楽を難しいと敬遠しないで、好きな服やインテリアのように、もっと気軽に楽しんでほしい。なかでも協奏曲は、胸を打つメロディや綱渡りのようなスリルが詰まった名演奏の宝庫です。日常づかいのアートの魅力にぜひ触れてください。 」
とコメントを寄せた。
尚、「クラシック百貨店」シリーズ全100タイトルに貼ってある応募シールを 2枚集めて応募すると、特製ガイドブック「クラシック百貨店book」が必ずもらえるプレゼント・キャンペーンを 9月17日実施中!
リリース情報
名盤シリーズ 100タイトル『クラシック百貨店』
2021/6/23 (水) 発売 第1回 器楽曲編 20タイトル
2021/7/07 (水) 発売 第2回 協奏曲編 20タイトル
2021/7/21 (水) 発売 第3回 管弦楽曲編 20タイトル
2021/8/04 (水) 発売 第4回 室内楽、歌劇&声楽曲編 20タイトル
2021/8/18 (水) 発売 第5回 交響曲編 20タイトル
SHM-CD仕様 / グリーン・カラー・レーベルコート
1枚:¥1,650(税込)/ 2枚組:¥2,420(税込)
UNIVERSAL MUSIC