ジャクソンズ "Can You Feel It" Remix ミュージックビデオが公開！

The Jacksons　ジャクソンズ

2021年6月17日、エピック・レコーズと米ソニー・ミュージックエンタテインメントのカタログ部門レガシー・レコーディングズが、HBCU（歴史的黒人大学）のマーチング・バンド映像や著名な黒人指導者たちの写真を、“Can You Feel It – The Jacksons X MLK” Remix のエディット・ヴァージョンに組み合わせたミュージック・ビデオを公開した。

このビデオには鳴り響くドラム・ラインや、故マーティン・ルーサー・キングのスピーチ、バラク・オバマ1期目の大統領就任演説の一部がフィーチャーされている。

**左から、ランディ、ティト、ジャッキー、マーロン、マイケル**
Photo: Allan Olley

同日、配信開始となったEP 『”Can You Feel It” Remixes』には、グラミー賞®を受賞したミュージシャン、ロバート・グラスパーによる最新リミックスが収録されている。

この EP には、前述の “Can You Feel It – The Jacksons X MLK” Remixのエディット・ヴァージョンや、4月の『Triumph（トライアンフ）』デジタル・リイシューと同時にミュージック・ビデオが公開された、カーク・フランクリン・リミックスのエディット・ヴァージョンも収録。

アルバム『トライアンフ』からのサード・シングルだった「Can You Feel it (キャン・ユー・フィール・イット)」は、1981年3月にリリースされ、ビルボードのダンス・クラブ・チャートで1位(HOT100で77位)を獲得した。

マイケル・ジャクソンとジャッキー・ジャクソンの作・編曲によるこの曲はザ・ジャクソンズがセルフ・プロデュースを手掛け、マイケルとランディ・ジャクソンがゴスペル合唱団を伴ったリード・ヴォーカルを披露する。

新しい “Can You Feel It – The Jacksons X MLK” Remix のミュージック・ビデオ公開とデジタルEP 『”Can You Feel It” Remixes』配信は、ジャクソンズの45周年を記念して、最近全タイトルがエクスパンデッド・ヴァージョンとしてデジタル・リイシューされたことを受けてのもの。

『トライアンフ』のリイシューからは「キャン・ユー・フィール・イット」のThe Jacksons X MLK” Remix、ザ・カーク・フランクリンRemix、ジ・アイランドRemix feat. デヴィッド・サンボーンという3つのリミックスが生まれている。

＜ジャクソンズ45周年：デジタル・リイシュー・プロジェクト＞

2月12日にそれぞれエクスパンデッド・ヴァージョンとして配信リリースされた『ザ・ジャクソンズ・ファースト〜僕はゴキゲン』 (1976年)、『ゴーイン・プレイシズ〜青春のハイウェイ』 (1977年)、『デスティニー〜今夜はブギー・ナイト』 (1978年)に加え、『トライアンフ』 (1980年)、『ヴィクトリー』 (1984年)、『2300ジャクソン・ストリート』(1989年)のエクスパンデッド・ヴァージョンが4月9日に配信リリースされた。

ザ・ジャクソンズがエピック・レコーズ在籍時にレコーディングしたスタジオ・アルバム6作は、ジャクソン5時代のボーイ・バンドのルーツから、R&B／ポップの革命の化身たちへ見事な変貌を遂げるまで(1976～1989年)の彼らの軌跡を辿っている。

各タイトルにはアルバムのオリジナル版がフルで収録されている他、７インチ・ヴァージョンや12インチ・ヴァージョン、最新リミックスなど貴重なボーナス・トラックも多数加えられている。