話題の『怖い絵』シリーズの著者、中野京子が贈るコンピレーション・アルバム『怖いクラシック』のコンサートが 9月19日 (日) 東京で開催! スクリーンに投影された絵画と、フルオーケストラに、砂川涼子、笛田博昭らオペラ歌手による豪華なコンサート! 先行発売中! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

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話題の『怖い絵』シリーズの著者、中野京子が贈るコンピレーション・アルバム『怖いクラシック』のコンサートが 9月19日 (日) 東京で開催! スクリーンに投影された絵画と、フルオーケストラに、砂川涼子、笛田博昭らオペラ歌手による豪華なコンサート! 先行発売中!

『怖いクラシックコンサート』

大ベストセラーの書籍『怖い絵』シリーズの著者であり、2017年に上野の森美術館と兵庫県立美術館で開催され68万人を動員した『怖い絵展』の監修を務めたドイツ文学者、西洋文化史家の中野京子が監修・解説を手がけるクラシック・コンピレーション・アルバム『怖いクラシック』と、角川文庫より発売中のコラボレーション書籍「大人のための『怖いクラシック』オペラ篇」が、コンサート化される。

主催は「ららら♪クラブ」実行委員会(ヴィーナスアクト、読売新聞社)で、9月19日(日)に東京文化会館で開催される。

これまで多くの美術解説書を発刊し、芸術作品を歴史的背景や人間関係から読み解く面白さを提唱した第一人者として知られている中野京子。

2021年 4月14日に発売された コンピレショーン・アルバム『怖いクラシック』では、絵画という枠を飛び越えクラシック音楽の裏に隠された「怖さ」を紐解き、制作・作曲背景に怖い逸話が潜んでいるクラシックの名曲を自ら選曲している。

CDに封入されたブックレット内には、中野が書き下ろした楽曲の解説が掲載されており、また、より立体的に音楽を楽しむため、楽曲それぞれに対して、関連のある絵画が1枚ずつセレクトされ、それらの歴史的な繋がりや共通点を多面的に楽しむことができる仕掛けが施された。

コラボレーション書籍である「大人のための『怖いクラシック』オペラ篇」では「椿姫」「ホフマン物語」「カルメン」「蝶々夫人」など、コンピレーションでも取り上げたオペラ作品の楽しみ方や、原作の裏に秘められ物語や制作秘話などが綴られている。

大人のための『怖いクラシック』オペラ篇
(著者:中野京子)

今回発表となった『怖いクラシックコンサート』では、楽曲と共に中野本人がセレクトした絵画がスクリーンに投影され、これまで、知的好奇心をくすぐる新しい美術の楽しみ方を提唱してきた中野が自らクラシック音楽と絵画に潜む怖さの解説を行う予定。

指揮者は、国内外の公演で活躍中の三ツ橋敬子が務め、砂川涼子(ソプラノ)、谷口睦美(メゾソプラノ)、笛田博昭(テノール)、与那城敬(バリトン)という日本有数のオペラ歌手が出演する。

管弦楽は、東京フィルハーモニー交響楽団が名を連ねた。フルオーケストラにオペラ歌手4名を迎え、生演奏を聴きながら視覚的にも楽しめる豪華な内容となっている。

プログラムは、第一部が、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」やムソルグスキーの「禿山の一夜」ほか、第二部では豪華オペラ歌手を迎えて歌劇《カルメン》の名場面を抜粋。

どこか聴きなじみのある有名曲が中心となる予定で、クラシックコンサート初心者にもおすすめのプログラムとなっている。

今回の発表を受けて中野は、
「拙著『怖い絵』シリーズをもとに2017 年には上野と神戸で「怖い絵」展が開催、そして今度は「怖いクラシック」コンサートが行われることになりました。会場では大スクリーンに絵画を映し、関連した楽曲の生演奏。私も少し絵の解説をいたします。今回は『カルメン(抜粋)』もあるので、オペラ歌手の方々も共演してくださいます。絵と音楽を組み合わせたこのような試みは、たぶん初めてのことではないかと思います。名画の数々、東京フィルの名演奏、そして天上的な歌声を、どうぞお楽しみくださいますよう。」
とコメントをしている。

ぜひ、会場で大迫力の生演奏で「怖いクラシック」を堪能してほしい。



コンサート情報

怖いクラシックコンサート
公演日時: 2021年 9月 19日 (日) 13:00 開場 / 14:00 開演
公演会場: 東京文化会館 大ホール
チケット: S 席 9,800 円 / A 席 8,500 円 / B 席 7,200 円 / C 席 5,800 円
発売日 : 各プレイガイド先行発売:6月11日(金)〜
      一般発売:6月18日(金)〜

主催  : ららら♪クラブ 実行委員会 (ヴィーナスアクト、読売新聞社)
協力  : KADOKAWA、ユニバーサル ミュージック
制作運営: 楽天チケット

<出演>
ソプラノ:砂川涼子
メゾソプラノ:谷口睦美
テノール:笛田博昭
バリトン:与那城敬
指揮:三ツ橋敬子
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
解説:中野京子
司会:笠井美穂

<プログラム>
チャイコフスキー:オペラ『エフゲニー・オネーギン』よりポロネーズ
ラヴェル:「亡き王女のためのパヴァーヌ」
プッチーニ:オペラ『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」
ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」
ビゼー:オペラ『カルメン』より
※演奏曲が変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。


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ららら♪クラブとは…
「クラシックコンサートを楽しもう!〜癒し・元気・感動を共に〜」を掲げ、クラシックコンサートのファンの輪を広げていく活動です。WEB マガジン「ららら♪クラブ」を拠点に、「ららら♪クラシックコンサート」をはじめ、新しく楽しいイベント企画を、「ららら♪クラブ実行委員会」を都度組織してお届けしています。

ららら♪クラブ 公式サイト



CD リリース情報

V.A.「怖いクラシック」(中野京子 監修)
アルバム CD
2021年 4月14日 発売
2,200円(税込)
UCCS-1294
UNIVERSAL MUSIC

<収録曲>
01 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
02 モーツァルト:歌劇《魔笛》 K.620 ~第2幕「地獄の復讐がこの胸にたぎる」(夜の女王のアリア)
  クリスティーナ・ドイテコム(ソプラノ) 他
  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団  指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
03 シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D810《死と乙女》 ~第2楽章
  ハーゲン弦楽四重奏団
04 R.シュトラウス:歌劇《サロメ》作品54 ~「サロメの踊り」
  シュターツカペレ・ドレスデン 指揮:小澤征爾
05 ワーグナー:歌劇《ローエングリン》 ~第3幕「愛の祝福が見守る喜びの部屋へ」(婚礼の合唱)
  ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮::サー・ゲオルグ・ショルティ
06 チャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》 作品20~第9曲「情景・終曲」
  モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
07 ヘンデル:《メサイア》 HWV56 ~第44曲「ハレルヤ」
  イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団
  指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
08 ビゼー:歌劇《カルメン》~第2幕「皆さんに乾杯をお返し致します」(闘牛士の歌)
  タティアナ・トロヤノス(メッゾ・ソプラノ)、ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)他
  ジョン・オールディス合唱団
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団  指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
09 メンデルスゾーン:劇付随音楽《真夏の夜の夢》作品21~ 妖精の合唱「舌先さけたまだら蛇」
  ジュディス・ブレーゲン(ソプラノ)、フローレンス・クイヴァー(アルト)
  シカゴ交響合唱団、シカゴ交響楽団  指揮:ジェイムズ・レヴァイン
10 ヴェルディ:歌劇《椿姫》~第1幕「花から花へ」
  アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)、マーラー・チェンバー・オーケストラ 指揮:クラウディオ・アバド
11 プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》~「私のお父さん」
  ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)、フェニーチェ歌劇場管弦楽団 指揮:ロベルト・アバド
12 オッフェンバック:歌劇《ホフマン物語》~第4幕「ホフマンの舟歌」
  ジョーン・サザーランド(ソプラノ)、ユゲット・トゥランジョー(メゾソプラノ)
  スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:リチャード・ボニング
13 プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》~第2幕「ある晴れた日に」
  レナータ・テバルディ(ソプラノ)
  サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 指揮:トゥリオ・セラフィン

『怖いクラシック』特設サイト ユニバーサルミュージック



書籍情報

大人のための『怖いクラシック』オペラ篇(著者:中野京子)
2021年3月24日発売
文庫判
924円
角川文庫 / 株式会社 KADOKAWA

KADOKAWA


砂川涼子 Ryoko Sunakawa プッチーニ:歌劇『トスカ』から「歌に生き、愛に生き」

笛田博昭 Hiroaki Fueda プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ」


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