デレク・トラックス率いるテデスキ・トラックス・バンド、デレク・アンド・ザ・ドミノスの名盤『いとしのレイラ』の全曲再現ライブ盤が 7月16日にリリース! 一回限りのライブ・レコーディング作品!「恋は悲しきもの (Why Does Love Got To Be So Sad?)」が先行配信! ライブ・ミュージックビデオも公開! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

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デレク・トラックス率いるテデスキ・トラックス・バンド、デレク・アンド・ザ・ドミノスの名盤『いとしのレイラ』の全曲再現ライブ盤が 7月16日にリリース! 一回限りのライブ・レコーディング作品!「恋は悲しきもの (Why Does Love Got To Be So Sad?)」が先行配信! ライブ・ミュージックビデオも公開!


Tedeschi Trucks Band テデスキ・トラックス・バンド

現代の世界三大ギタリストの一人と言われる デレク・トラックス率いる「テデスキ・トラックス・バンド」が、デレク・アンド・ザ・ドミノスの名盤『いとしのレイラ (Layla and Other Assorted Love Songs)』を、スペシャル・ゲストのトレイ・アナスタシオと共に全曲演奏した一回限りのライブ・レコーディング作品『Layla Revisited (Live At LOCKN’)』をリリースする。

本作は、2019年8月24日に、バージニア州アーリントンで開催された「LOCKN’ Festival」でライブ収録された。

アルバムに先駆けて先行リリースされた「恋は悲しきもの (Why Does Love Got To Be So Sad?)」は、トラックスとアナスタシオの同時進行のサイクロンのようなソロでクライマックスを迎えていて、そのライブ・ミュージックビデオも公開となった。

Tedeschi Trucks Band photographed at Lockn Music Festival
in Arrington, VA on August 24, 2019

© Jay Blakesberg

この日、バージニア州アーリントンの「LOCKN’ Festival」に来場していたファンにとって、『いとしのレイラ』の全曲演奏はまったくのサプライズだった。

「テデスキ・トラックス・バンド・フィーチャリング・トレイ・アナスタシオ」というタイトルだけが発表されており、彼らが事前にリハーサルを重ねて企画した楽曲については一切触れられていなかった。

しかし、バンドとアルバムのつながりは、彼らの存在を深く物語っている。

エリック・クラプトンとデュアン・オールマンという20世紀を代表する2人のギタリストを迎えて制作されたロック名盤『いとしのレイラ』は、偶然にもスーザン・テデスキの誕生日である1970年11月9日に発売された。
クリスとデビー・トラックス夫妻はこのアルバムのファンとなり、長男をデレクと名付けることになった。

その後、トラックスはオールマン・ブラザーズ・バンドのメンバーとして15年間活動し、クラプトンのツアーにも参加していた。

このように、音楽と演奏者の間には深いつながりがあり、このアルバムには運命的なものを感じざるを得ない。

デレク・トラックスは『レイラ』について次のように語っている。
「私がギターを弾き始めた頃には、デュアン・オールマンのスライド・サウンドに夢中になっていました。『レイラ』での彼のプレイは、今でも私にとって最高の思い出の一つです。その精神、喜び、無謀さ、そして必然性。私の父は、私と弟が寝るときにそのレコードをかけてくれて、私のDNAに深く刻み込んでくれたのです。」

テデスキ・トラックス・バンドは、「アイ・ルックト・アウェイ(I Looked Away)」や「ベル・ボトム・ブルース(Bell Bottom Blues)」からアルバムの象徴的なタイトル曲まで、愛されてきた名曲を活性化させ、創意工夫を凝らしてファンに提供している。

フェスティヴァルでのライブでは、バンドは「いとしのレイラ(Layla)」で締めくくったが、観客に余韻を楽しんでもらうようウォークアウト・ミュージックとして、アルバム・クロージング曲「庭の木(Thorn Tree In The Garden)」のオリジナル・ヴァージョンをPAシステムで流すことにした。

そして、本アルバムの最後には、デレクとスーザンがデュオで「庭の木(Thorn Tree In The Garden)」のスタジオ・ヴァージョンを演奏するという、歴史的な瞬間が待っている。(日本盤にはさらにボーナス・トラックが1曲収録されている)

また、テデスキ・トラックス・バンドは、nugs.net のホーム・パフォーマンス・シリーズである「The Fireside Sessions」の趣旨に触発され、Fireside LIVE ツアーの一環として、定員制のライブを行う準備を進めている。

テデスキ・トラックス・バンドにとっては、2020年2月以来の本格的なライブとなるが、夏の恒例ツアー「Wheels of Soul」が来年(2022年)に延期されたことを受けたもの。

会場は、小規模または縮小された屋外の円形劇場、ドライブイン、ポッドセットなどが混在する予定で、いずれも COVID-19 に準拠しており、ファン、スタッフ、バンド、クルーの安全を確保するための対策が講じられる。

6月11日、フロリダ州ジャクソンビルの円形劇場デイリーズ・プレイスを皮切りに7月末のコロラド州レッド・ロック野外劇場まで全30公演を予定している。


Tedeschi Trucks Band – Why Does Love Got To Be So Sad? (Official Music Video)
「恋は悲しきもの」


リリース情報

Tedeschi Trucks Band ”Layla Revisited (Live at LOCKN’) featuring Trey Anastasio”
テデスキ・トラックス・バンド 「レイラ・リヴィジテッド」

アルバム CD (2枚組)SHM-CD / Digital
2021年7月16日 発売
UCCO-1228/9
¥4,070(税込価格)
Concord Records / UNIVERSAL MUSIC

【収録曲】

DISC 1
アイ・ルックト・アウェイ / I Looked Away
ベル・ボトム・ブルース / Bell Bottom Blues
キープ・オン・グロウイング / Keep On Growing
だれも知らない / Nobody Knows You When You’re Down and Out
アイ・アム・ユアーズ / I Am Yours
エニーデイ / Anyday

DISC 2
ハイウェイへの関門 / Key to the Highway
テル・ザ・トゥルース / Tell the Truth
恋は悲しきもの / Why Does Love Got to Be So Sad? 
愛の経験 / Have You Ever Loved a Woman
小さな羽根 / Little Wing
イッツ・トゥー・レイト / It’s Too Late
いとしのレイラ / Layla
庭の木 / Thorn Tree in the Garden
アイ・アム・ユアーズ(リハーサル)/ I Am Yours (Rehearsal) *日本盤ボーナス・トラック

【パーソネル】
スーザン・テデスキ (g, vo)
デレク・トラックス (g)
トレイ・アナスタシオ (g, vo)
ドイル・ブラムホール2世 (g, vo)
タイラー・グリーンウェル (ds)
J.J. ジョンソン (ds)
ゲイブ・ディクソン (key, vo)
ブランドン・ブーン (b)
マイク・マティソン(vo)
マーク・リヴァース(vo)
アリシア・シャコール(vo)
ケビ・ウィリアムズ(sax)
エフライム・オーウェンズ(tp)
エリザベス・レア(tb)
プロデュース:デレク・トラックス

2019年8月24日 バージニア州アーリントン「ロックン・フェスティヴァル」にてライブ録音


各配信サイト


テデスキ・トラックス・バンド ユニバーサルミュージック


テデスキ・トラックス・バンド オフィシャルサイト

テデスキ・トラックス・バンド YouTube チャンネル


Tedeschi Trucks Band – “Anyhow” (Live in Studio)


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