András Schiff アンドラーシュ・シフ
2021年6月4日に全世界同時リリースされるピアノ界の巨匠、アンドラーシュ・シフの新作『ブラームス：ピアノ協奏曲第1番＆第2番』は、ECM New Series への新録音となる。
近年、弾き振りの活動に力を入れているシフは、今作で、ユニークな古楽音楽家集団、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団を弾き振りして録音。自らが指揮をつとめることで、理想のブラームス作品像の実現を目指した。
また、ピアノはブラームスが協奏曲第1番を作曲した1850年代のブリュートナーを使用。このピアノに関するノートも今作のライナー・ノーツに掲載される予定。
アンドラーシュ・シフ コメント
近年、私たちは重量級のブラームスの演奏に慣れてしまってきた。ピアノはいっそう強大に、パワフルになり、オーケストラは大規模に、個々の楽器も強く、たくましくなっている。演奏会場は巨大化した。ブラームスの音楽は、重たくも、鈍くも、分厚くも、騒々しくもない。そのまったく反対 ― 清明で、繊細で、特徴的で、ダイナミクスの陰影に満ちている。
リリース情報
András Schiff ”Johannes Brahms: Piano Concertos”
アンドラーシュ・シフ 「ブラームス：ピアノ協奏曲第1番＆第2番」
アルバム CD（2枚組） / Digital
2021年6月4日(金) 世界同時発売
UCCE-2095/6
￥5280（税込）
DG（Deutsche Grammophon）/ UNIVERSAL MUSIC
＜収録内容＞
1 ブラームス：ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
2 ブラームス：ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
アンドラーシュ・シフ（ピアノ＆指揮）
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
録音：2019年12月19-21日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
