ティル・ブレナー&ボブ・ジェームス、初めてのコラボレーション・アルバム『オン・ヴァケーション』12月23日リリース決定! 10月30日より 全曲配信スタート! 先行シングル第2弾「ベイズン・ストリート・ブルース」配信スタート! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

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ティル・ブレナー&ボブ・ジェームス、初めてのコラボレーション・アルバム『オン・ヴァケーション』12月23日リリース決定! 10月30日より 全曲配信スタート! 先行シングル第2弾「ベイズン・ストリート・ブルース」配信スタート!

Till Bronner & Bob James ティル・ブレナー&ボブ・ジェームス

ヨーロッパ・ジャズを代表する実力派トランぺッターであるティル・ブレナーと、フォープレイの活動で知られる大御所ボブ・ジェームスのコラボレーション・アルバム『オン・ヴァケーション』が、本日、12月23日発売となった。

Photo:Gregor Hohenberg

また、アルバム・メイキング映像が、日本語字幕入りで公開中(*メイキング映像を日本語字幕付きで視聴するには字幕ON/OFF機能で設定)。
2人のアルバム制作時の思い出・秘話が語られる他、今回、録音のために訪れた南仏プロヴァンスにある老舗スタジオでのレコーディング風景も収録している。

アルバムは、ティル・ブレナーとボブ・ジェームスによるオリジナルのほか、ナンシー・ウィルソンやボズ・スキャッグスもカバーしたバディ・ジョンソン作「セイヴ・ユア・ラヴ・フォー・ミー」、ルイ・アームストロングやマイルス・デイビスも録音した「ベイズン・ストリート・ブルース」、ペイジズが1978年に発表した「アイ・ゲット・イット・フロム・ユー」、ニール・ダイアモンドとジルベール・ベコーの共作「セプテンバー・モーン」、サド・ジョーンズやサラ・ヴォーンが歌った「イフ・サムワン・ハッド・トールド・ミー」といったスタンダード・カバーまで、全14曲を収録。

レコーディングは2019年9月に南仏プロヴァンスのサン・レミにあるスタジオ<ラ・ファブリーク/La Fabrique>で行われた。

メイキング映像にも壮麗な外観が登場するこのスタジオは、200年ほど前に建てられた荘園領主邸内にあり、シャルル・アズナヴールやニック・ケイヴもこの場所を好んで録音していたという。

ゴッホやモネ等南仏の自然に魅了され傑作を生みだした芸術家の名前を挙げればきりがないが、ティル・ブレナーもプロヴァンスの光と空気にインスピレーションをうけ、「これまでのレコーディングとは、全く違うものになった」と語る。ファンにはお馴染みのチェット・ベイカーを彷彿させるスウィートなヴェルヴェット・ヴォイスも3曲披露している(②⑦⑩)。

フォープレイの盟友ハーヴィー・メイソンがドラムスで参加し、曲も提供している(⑪)のは往年のファン必聴。

他にも、ウォルフガング・ハフナー(ds)、デヴィッド・ヘインズ(ds)、クリスチャン・フォン・カプヘンクスト(b)、ユーリ・ゴルベフ(b)といったツワモノたちがパーソネルに名を連ね、13曲目の「イフ・サムワン・ハッド・トールド・ミー」のみティル・ブレナーとボブ・ジェームス2人の演奏となる。

12月25日には81歳となるベテラン、ボブ・ジェームスもこの録音では新たな刺激を受け「半世紀以上やっていても、いまだ新しい経験が出来るとは素晴らしい事だ」とコメントしている。

味わい深くゆったり心にしみる情趣ゆたかなメロディが広がる、まさに大人の”心の休日”に聴きたい極上のアルバムが届けられた。ハイレゾ(24bit-96kHz)も配信中。

尚、ジャケット写真は、ティル・ブレナー本人が撮影している。日本盤のみボーナス・トラックとして、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「ジンガロ」が収録されている。


The Making of ON VACATION


アルバム リリース 情報

Bob James and Till Brönner ”ON VACATION”
ティル・ブレナー&ボブ・ジェームス 『オン・ヴァケーション』

アルバム CD / Digital
2020年 10月30日より 全曲配信スタート
2020年 12月23日 日本盤CD発売
SICJ 30021
¥2500+税
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル


パーソネル

ティル・ブレナー Till Brönner (trumpet, flugelhorn, vocals)
ボブ・ジェームス Bob James (piano, keyboards)
クリスチャン・フォン・カプヘンクスト Christian von Kaphengst (double bass)
ユーリ・ゴロウベフ Yuri Goloubev (double bass)
ハーヴィー・メイスンHarvey Mason (drums)
ヴオルフガング・ハフナーWolfgang Haffner (drums)
デヴィッド・ヘインズ David Haynes (drums)


収録曲

1 Save Your Love for Me / セイヴ・ユア・ラヴ・フォー・ミー
2 Lemonade / レモネード
3 Late Night / レイト・ナイト
4 Lavender Fields / ラヴェンダー・フィールズ
5 September Morn / セプテンバー・モーン *第1弾 シングル 配信中
6 Elysium / エリジウム
7 I Get it From You / アイ・ゲット・イット・フロム・ユー
8 Miranda / ミランダ
9 Scent of Childhood / セント・オブ・チャイルドフッド 
10 On Vacation / オン・ヴァケーション
11 Sunset Vale / サンセット・ヴェール
12 Basin Street Blues / ベイズン・ストリート・ブルース *第2弾 シングル配信中

<ボーナス・トラック>
13 If Someone had Told Me / イフ・サムワン・ハド・トールド・ミー

<日本盤のみのボーナス・トラック>
14 Zingaro / ツィンガロ


各配信サイト


ティル・ブレナー オフィシャルサイト

ボブ・ジェームス ワーナーミュージックジャパン



ティル・ブレナー バイオグラフィ

Photo : Ulla Lommen

ヨーロッパを中心に圧倒的な人気を誇るドイツ出身のトランぺット奏者。
1971年5月6日ドイツ生まれ。9歳でトランペットを習い始め、国内のコンクールで優勝を果たす。クラシックのみならず15歳の時ジャズ・コンテストで優勝し、最年少で連邦ジャズ・オーケストラに参加。名門ケルン音楽大学でトランペットを専攻。若干20歳でベルリン拠点のビッグバンドで活動を始める。レジェンド:レイ・ブラウンが参加した初リーダー作を93年発表。99年ヴァーヴ移籍作『love』がスイングジャーナル誌GOLD DISCに選定され日本のジャズファンにも知られるようになる。2004年以来度々来日。2016年にソニー・ミュージックへ移籍。以来2枚アルバムをリリース。



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