松本隆(作詞家)
作詞家・松本隆の作詞活動50周年を記念して、トリビュートアルバムが2021年初夏に発売されることが決定した。
12月10日より、特設サイトが開設され、「最初に出会った松本作品」「心に残る松本作品とそのフレーズ」を募集するアンケート企画がスタートした。 松本隆による、2100曲以上の全作詞リストも掲載中。
アンケートの締め切りは2021年1月31日までとなっており、集計された楽曲やエピソードはトリビュートアルバムの初回限定盤に封入される特典『風街マガジン(仮)』に掲載される予定だ。
尚、現在制作中のトリビュートアルバムへの参加アーティストは今後、 特設サイトで順次発表されるとのこと。
松本隆は、1970年に伝説のロックバンド「はっぴいえんど」のドラマーとして活動した後、アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」で歌謡界に本格進出し、筒美京平作曲で太田裕美が歌った「木綿のハンカチーフ」で作詞家としての地位を確立。
大滝詠一の大ヒット・アルバム『A LONG VACATION』、中原理恵「東京ららばい」、桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」、近藤真彦「スニーカーぶる~す」、寺尾聰の「ルビーの指環」などを手掛ける。
さらに、松田聖子の24曲連続オリコン1位のうち、「赤いスイートピー」「白いパラソル」「SWEET MEMORIES」「渚のバルコニー」「瞳はダイアモンド」「風立ちぬ」「瑠璃色の地球」など 17曲を手掛けるなど、歌謡界で一時代を築き上げる。
その後も、薬師丸ひろ子、斉藤由貴、中山美穂、C-C-Bなど多数のアイドル、アーティストに詞を提供。
これまで400組近くのアーティストに2100曲以上の歌詞を提供。 シングルの総売り上げはおよそ5000万枚、ヒットチャート1位を記録した楽曲は50曲以上。