Melody Gardot メロディ・ガルドー
ノラ・ジョーンズ、マデリン・ペルーと並び、2000年以降の米国女性シンガー三傑の一人である、仏在住のアメリカ人ジャズ・シンガー、メロディ・ガルドー。
10月23日に発売となったニューアルバム「サンセット・イン・ザ・ブルー」は、2015年の「カレンシー・オブ・マン~出逢いの記憶~」以来、5年振りとなる。
6月に急遽リリースされ、ジャズ・ヴァイオリニスト寺井尚子の参加なども話題となった「フロム・パリ・ウィズ・ラヴ」など自身のオリジナルに加え、「ムーン・リヴァー」や「アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー」などジャズ・スタンダードのカバーも織り交ぜた、彼女の現在とルーツを存分に楽しめる内容となっている。
また、9月4日配信リリースのスティングとのデュエット曲「リトル・サムシング」も収録。
プロデュースは、グラミー賞受賞プロデューサーのラリー・クライン (ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェル、ハービー・ハンコック)、そしてアレンジを作曲家のヴィンス・メンドーサ(ビョーク、エルヴィス・コステロ、パット・メセニー)が担当。
コロナ禍で困難を極めた制作作業の中、リモートでのレコーディングを通じて世界中のミュージシャンとのコラボレーションを数多く果たした意欲的な1枚だ。
アルバムについて、メロディ・ガルドー自身はこう語っている。
「この状況の中で、私たちは共に集いアートが沈黙するのを防ぐ必要があったの。私たちは大きなファミリーのようなものだし、このアルバムはそういったコラボレーションの結晶とも言える作品よ。様々な才能が一堂に会し、生きているということを証明する。そして素晴らしい音楽を作り前に進んでいくためには、レコーディングについての古い考え方を時に捨てて新たな道を探る必要があったわ。」
また、現代最高峰のファド歌手アントニオ・ザンブージョとのデュエットによる「セ・マニフィーク」のミュージック・ビデオも公開された。
ポルトガルのアラビダで撮影されたこのビデオではメロディとアントニオがフィーチャーされ、英語、フランス語、ポルトガル語を交えたトロピカルな楽曲が際立っている。
リリース情報
Melody Gardot ”Sunset In The Blue”
メロディ・ガルドー 「サンセット・イン・ザ・ブルー」
アルバム CD / Digital
2020年10月23日 世界同時発売
UCCM-1260
¥2,860 (税込)
Verve / UNIVERSAL MUSIC
<収録曲>
M01.イフ・ユー・ラヴ・ミー
M02.セ・マニフィーク
M03.ゼア・ホエア・ヒー・リヴズ・イン・ミー
M04.ラヴ・ソング
M05.ユー・ウォント・フォーゲット・ミー
M06.サンセット・イン・ザ・ブルー
M07.ウン・ベイジュ
M08.ニンゲイム・ニンゲイム
M09.フロム・パリ・ウィズ・ラヴ
M10.アヴェ・マリア
M11.ムーン・リヴァー
M12.アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー
M13.懐かしき恋人たちの歌 *日本盤ボーナス・トラック
M14.リトル・サムシング (feat. スティング)