弱冠22歳、新進気鋭のチェロ奏者、佐藤晴真、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムが 11月25日にリリース! 2019年、ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門で日本人として初めて優勝! アルバムティザー映像も公開! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

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弱冠22歳、新進気鋭のチェロ奏者、佐藤晴真、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムが 11月25日にリリース! 2019年、ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門で日本人として初めて優勝! アルバムティザー映像も公開!

佐藤晴真(チェロ)

昨年、2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において、日本人として初めて優勝する快挙を果たした弱冠 22 歳のチェロ奏者、佐藤晴真のデビューアルバム『The Senses ~ブラームス作品集~』が、世界最古のクラシック・レーベルである名門ドイツ・グラモフォンより、2020年11月25日に発売される。

アルバム『The Senses ~ブラームス作品集~』は、昨年12月に東京・紀尾井ホールで演奏家として本格デビューしたリサイタルの後半に披露され、現在、佐藤晴真が留学中でもあるドイツの大作曲家ブラームスの作品を収録。

2つのピアノとチェロのためのソナタに加え、世界中で愛され親しまれてきた〈子守歌〉、そして歌曲〈メロディーが導くように〉をはじめ、普段あまりチェロで演奏されないような歌曲にもスポットが当てられ収録。

レコーディングは、ソリストとして国内オーケストラと多数共演、国内外でのリサイタルや音楽祭にも招かれ高い評価を得ているピアニストの大伏啓太氏と共に、東京都にある稲城市立iプラザホールで4日間に亘って行われた。

また、アルバムタイトルについて佐藤晴真は、

「ブラームスの音には聴覚だけでなく彼の見た景色、花の匂いや恋人の髪のさわり心地などが、特に歌曲の歌詞に乗せてよく感じられます。それから個人的には、ブラームスは美味しい音で弾きたい(弾かれるべき)だと思っています。そういったことから、五感(The Senses)というキーワードをタイトルにしてみてはどうかと思いました」

とコメント。

さらに、アルバム・デビューについて佐藤晴真は、

「この一枚に、ブラームスの傑作たちへの思いを込めました。今の時代の傷は大きく深いですが、私にできることは、音楽することしかありません。ここに今の全てを残したので、是非じっくりとお楽しみいただければ幸いです」

と話している。


佐藤晴真 デビュー・アルバム『The Senses ~ブラームス作品集~』ティザー映像


リリース情報

佐藤晴真 「The Senses ~ブラームス作品集~」
アルバム CD(SHM-CD)
2020年11月25日発売
UCCG-1879
¥3,300 (税込)
DG / UNIVERSAL MUSIC

<収録曲>
ヨハネス・ブラームス(1833-1897)チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 作品99

M01. 第1楽章: Allegro vivace
M02. 第2楽章: Adagio affettuoso
M03. 第3楽章: Allegro passionato
M04. 第4楽章: Allegro molto
M05. メロディーが導くように作品105-1
M06. 森に覆われた山の上から作品57-1
M07. 死、それは涼しい夜 作品96-1
M08. 子守歌 作品49-4

ヨハネス・ブラームス(1833-1897)チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 作品38
M09. 第1楽章: Allegro non troppo
M10. 第2楽章: Allegro quasi Menuetto
M11. 第3楽章: Allegro

録音:2020年9月7日~10日 稲城市立 iプラザ・ホール
演奏:佐藤晴真(チェロ)、大伏啓太(ピアノ)

佐藤晴真 ユニバーサル ミュージック


プロフィール

佐藤 晴真(さとう はるま)

現在、その将来が最も期待される弱冠 22 歳の新進気鋭のチェロ奏者。名古屋市出身、ベルリン在住。

2019 年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集めた。
18 年には、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールにおいて第 1 位および特別賞を受賞している。

第 11 回泉の森ジュニア チェロ・コンクール中学生部門金賞、第 67 回全日本学生音楽コンクール チェロ部門高校の部第 1 位および日本放送協会賞、第 83 回日本音楽コンクール チェロ部門第 1 位および徳永賞・黒柳賞、第 13 回ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール第 1 位、第 1 回アリオン桐朋音楽賞など、多数の受賞歴を誇る。すでに国内外のオーケストラと共演を重ねており、室内楽公演などにも出演して好評を博している。

また、NHK テレビ、NHK-FM にも出演している。 18 年 8 月には、ワルシャワにて「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」に出演。19 年 12 月には、本格デビューとなるリサイタル公演を成功裡に終える。

20 年はプラハ放送響、日本フィル、新日本フィル、東京フィル、京響など国内外のオーケストラに招かれており、「サントリーホール CMG オンライン」など室内楽にも積極的に活動している。

これまでに、林良一、山崎伸子、中木健二の各氏に師事。現在は、ベルリン芸術大学にて J=P.マインツ氏に師事。

13 年度東京都北区民文化奨励賞。16 年度東京藝術大学宗次特待奨学生。18 年度ロームミュージックファンデーション奨学生。19 年度第 18 回齋藤秀雄メモリアル基金賞、20 年第 30 回出光音楽賞受賞。

使用楽器は宗次コレクションより貸与された E.ロッカ 1903 年。弓は匿名のコレクターより貸与された F. Tourte。
(2020 年 8 月現在)

佐藤晴真 オフィシャルサイト



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