Bob Dylan ボブ・ディラン
名曲が生まれた背景やルーツを、関係者による証言や誕生秘話とともに紹介する音楽ドキュメンタリー番組、BS-TBS『SONG TO SOUL』 One piece of eternity ~永遠の一曲~!
今回の曲は、ボブ・ディラン「風に吹かれて」(”Blowin’ in the Wind”)、再編集版の 30分 Remix バージョンが放送!
フォーク・ロックの先駆者、ボブ・ディラン。
1963年発売のセカンド・アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』に収録され、その後、シングルカットされた楽曲「風に吹かれて」。ピーター・ポール&マリーのカバーが世界的なヒットとなり、作者のディランを一躍有名にした。
ボブ・ディランの初期を代表する一曲「風に吹かれて」は、フォークの名作であり、この歌の持つメッセージに世界中の若者が共鳴し、現代に至るまで広く聴かれ歌われてきた。
若き日のディランは、芸術家が多く集まるNY・グリニッジ・ヴィレッジで音楽活動を開始する。当時のグリニッジ・ヴィレッジを代表するフォーク歌手だったオデッタが歌う「競売はたくさんだ(No More Auction Block)」に影響を受けたディランは、名曲「風に吹かれて」を生み出す。
オデッタは当時の印象を「ディランは私と良く似た感性を持った人」と話す。
しかし、この曲が世間に知れわたったのは、ディラン自身が歌ったものではなくピーター・ポール&マリー(以下PPM)がカバーしたバージョンだった。
PPMのメンバーで、ディランとはアーティスト仲間だったピーター・ヤーロウは、当時を振り返り「初めて聴いた時からすぐにレコーディングしたいと思わせる曲だった」と明かす。
その後のディランは、フォークのみならずロックの世界を切り開き、史上初のプロモーションビデオを制作するなど、まさに音楽界の歴史を作るオンリーワンのアーティストとして確固たる地位を築いていく。
放送日時
SONG TO SOUL ~永遠の一曲~ #14 「風に吹かれて」ボブ・ディラン(再放送)
“Blowin’ in the Wind” Bob Dylan (1963年)
番組名 : 「SONG TO SOUL ~永遠の一曲~」Remix
放送日時: 2020年 9月 29日(火) 23:30 〜 24:00
放送局 : BS-TBS
<出演>
ピーター・ヤーロウ(PPM)、オデッタ(フォークシンガー)、ダニエル・クレイマー(フォトグラファー)、マイケル・ライドン(評論家)、菅野ヘッケル(ボブ・ディラン評論家)