小柳ルミ子
宝塚歌劇団を経て、1970年、NHK連続テレビ小説『虹』で女優としてデビューし、翌1971年(昭和46年)シングル『わたしの城下町』で歌手デビュー。その後も『瀬戸の花嫁』『お祭りの夜』『京のにわか雨』『漁火恋唄』『星の砂』『来夢来人』『お久しぶりね』など数多くのヒット曲を持つ小柳ルミ子。2020年の今年、 芸能活動50周年を迎えた。
近年は、趣味の域を超えた熱狂的なサッカー愛や、アメブロの「大御所ブログ」ナンバーワン芸能人として話題だが、これまでの道のりは波乱万丈のひと言では語り足りない芸能人生だった。
そんな彼女が、デビュー50周年を迎えた今、 これまでの芸能活動とプライベートを初めて語った書籍『もう68歳と思うのか、まだ68歳と考えるのか』が、本日9月26日(土)に発売された。
歌手を目指すきっかけとなった母親との関係から、歌手、女優としての活動、そしてこれまで明かされなかった所属事務所からの独立や、 多くの誤解を受けながらもノーコメントを貫き通した結婚と離婚の真相、 現在の芸能界や後輩たちへの思い、 さらには新型コロナ、 闇営業まで、 今注目を集めるテーマについて自身の経験を元に言及。
昭和の芸能史に一石を投じる内容となっている。
さらに、 今年68歳になった彼女が、 独身の美淑女として、 大人の恋愛のあり方やチャーミングな高齢女子になるポイントなど、 同年代女性の生きるヒントにもなるメッセージも発信している。
「年齢は隠さない。 年齢を重ねることは、 決して悪いことではない」と言い切る小柳ルミ子。
彼女の不器用な生き方と、 世代を問わず愛される骨太な提言に、 老若男女、 幅広い方々に共感して頂ける内容の一冊。
小柳ルミ子 コメント(書中「おわりに」より抜粋)
芸能生活50周年を迎えることができたのは、 応援してくださるファンのみなさまと、 支えてくれるスタッフの存在があってこそです。 本当に感謝しています。 デビュー、 独立、 結婚、 離婚……。 楽しいこともありましたが、 死ぬほど辛いことも多かった50年でした。 みなさんへの感謝と同時に、 決して順風満帆でなかった中、 私自身もよくがんばったと、 自分で自分をほめたい気持ちです。
68歳といえば、 一般的には「高齢者」と呼ばれてもおかしくない年齢です。 でも私は、 年齢に負けたくありません。 「もう68歳と思うか」「まだ68歳と考えるか」は、 意識の持ちようです。 「もう68歳」と思ってしまえば、 そこで成長は止まってしまいます。 私は「まだ68歳」ですから、 お客さまがいる限り、 まだまだ歌って踊り続けます。
書籍概要
[タイトル] もう68歳と思うのか、 まだ68歳と考えるのか
[著者] 小柳ルミ子
[発売日] 2020年9月26日(土)より全国順次発売
[定価] 本体1,500円+税
[判型] 四六判ソフトカバー
[発売] 株式会社 徳間書店
書中に登場する著名人・グループ
宝塚歌劇団 梓みちよ 平尾昌晃 安井かずみ 千葉真一 梶芽衣子 郷ひろみ 田原俊彦 萩原健一 沢田研二 森進一 布施明 大澄賢也 天地真理 東国原英夫 ビートたけし 南沙織 中島みゆき ハナ肇 谷啓 由紀さおり 出門英 関口宏 ザ・ドリフターズ リオネル・メッシ 志村けん 岡江久美子 桑田佳祐(順不同)
内容
第一章 懸命に駆け抜けた芸能界での50年間
大ヒット曲を連発する陰での苦悩
自分で考え抜いて決めた「独立宣言」
結婚と離婚についての誤解
ノーコメントを貫き通した理由
第二章 かわいい後輩たちへルミ子先輩からの伝言
プロの歌手として「口パク」は絶対しない
伸びる若手と消えていく若手の分岐点
芸能界と反社会的勢力の距離
SNSには反論や嘲笑があって当たり前
第三章 還暦を過ぎるとすべての時間が特別になる
その年齢なりのパフォーマンスがある
高齢者のセックスを否定しない
芸能界でやり残したこと
芸能人として引退を考えるとき
第四章 あなたは「もう68歳」? それとも「まだ68歳」ですか?
「もういい年だから」は逃げている証拠
コンビニのコスメをあなどってはいけない
ファッションに年齢制限なんてありえない
「もう○歳」と思った時点で成長は止まる
第五章 残された人生をひとり豊かな気持ちで過ごすために
終生の生きがいは「自己分析」で見つける
サッカーに出会って世界が広がった
新型コロナ禍でもプラスを見出す発想
男性としても尊敬していた「けんちゃん」