HAUSER(2CELLOS) ハウザー
ハウザーは、2011年1月20日に、マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」のカバーを、ルカ・スーリッチ と2本のチェロで演奏した映像を YouTube に投稿したのがきっかけで「2 CELLOS」としてデビューを果たした。
そんな 2CELLOS としても活躍するチェリスト・ステファン・ハウザーが、今年、2020年2月5日に、ソロ名義の「ハウザー (HAUSER)」として初めてリリースしたソロアルバム『クラシック』(CLASSIC)は、ロンドン交響楽団との共演による、自らのルーツに戻ったクラシック・アルバムで、バッハやモーツァルト、ショパン、チャイコフスキー等、クラッシック初心者でも楽しめる有名な曲ばかりを収録。
今回、公開されたモーツァルト(1756-1791)の「レクイエム」第8曲 は、“ラクリモーサ”=涙の日というタイトルで知られる。レクイエムは死者のためのミサ曲であり、モーツァルトが生涯最後に書いた作品でもある。モーツァルトをこよなく愛するハウザーならでは、衝撃の冒頭から最後まで目が離せない内容になっている。
ハウザーは、初のソロ・アルバムを2019年6月にロンドンでレコーディングし、今年2月に発表した。新譜からの第1弾として、2019年10月に「チャイコフスキー:白鳥の湖」の演奏映像を公開。
以来、定期的にミュージック・ビデオを制作、コロナ禍も絶やさず撮影を続け発表してきた。
今回、このモーツァルトが書いた鎮魂歌の映像公開により、最新アルバム『クラシック』収録全16曲の映像が出そろった事となった(日本盤ボーナス・トラックであるサン=サーンス「白鳥」を除く)。
祖国クロアチアの雄大な自然をバックに伸び伸びと、またある時は格調高いハンガリーの由緒ある美術館の中で演奏するハウザーの姿を収めた映像デジタル・アルバム「クラシック:ミュージック・ビデオ集」(Classic-The Music Videos)の配信もスタートした。
映像 デジタル・アルバム
HAUSER ”Classic-The Music Videos”
ハウザー「クラシック:ミュージック・ビデオ集」
映像 デジタル・アルバム
2020年9月11日配信
アルバム リリース情報
ステファン・ハウザー『クラシック』 (原題:CLASSIC)
アルバム CD / Digital
2020年2月5日発売 / 配信
SICC-30550 (BSCD2)
¥2500+税
ソニー ミュージック ジャパン インターナショナル
演奏:ハウザー(チェロ)
ロバート・ジーグラー指揮ロンドン交響楽団(1-16)
フックス指揮ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団(17)
録音:2019年6月8日、17日 ロンドン、ヘンリーウッド・ホール(1-16)
2017年10月 ザグレブ(17)
収録曲 (全17曲)
1.チャイコフスキー:白鳥の湖
2.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番より第2楽章
3.ダッラ:カルーソー
4.バッハ:G線上のアリア
5.チャイコフスキー:くるみ割り人形よりパ・ド・ドゥ
6.モーツァルト:クラリネット協奏曲より第2楽章
7.ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調
8.マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
9.イルマ:リヴァー・フロウズ・イン・ユー
10.ヘンデル:リナルドより涙の流れるままに
11.ラスト:孤独な羊飼い
12.モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番より第2楽章
13.ボロディン:夜想曲
14.プッチーニ:トゥーランドットより誰も寝てはならぬ
15.モーツァルト:レクイエムより涙の日
16.バーバー:弦楽のためのアダージョ
17.サン=サーンス:白鳥 *日本盤ボーナス・トラック