Melody Gardot & Sting メロディ・ガルドー / スティング
仏在住のアメリカ人ジャズ・シンガーで、ノラ・ジョーンズ、マデリン・ペルーと並び2000年以降の米国女性シンガー三傑の一人であるメロディ・ガルドー(Melody Gardot)のニュー・アルバム『サンセット・イン・ザ・ブルー』が、10月23日に デッカ・レコードから発売されることが発表された。
それに先駆けて、スティングとのデュエットによる新曲「リトル・サムシング」が、9月4日に配信リリースされた。
スティングの長年のギタリストであるドミニク・ミラーとフランス人プロデューサーであるジェン・ジスと共に制作されたこの曲は、ラテン・フレーバーを感じるアップ・テンポでポップなトラック上でメロディ・ガルドーとスティングの歌声が絡み合う極上の作品となっている。
今回の楽曲について、スティングは、
「私の友人であるドミニク・ミラーと一緒に書いたこの曲には、純粋で病みつきになる楽しさがあるね。そしてメロディ・ガルドーの美しいヴォーカルとデュエット出来たことも嬉しいよ。この曲から私たちの笑顔を感じてもらえると嬉しいね」
とコメントしている。
また、メロディ・ガルドーも、
「この困難な状況の中で、ミュージシャンにとっての唯一の希望の光は誰かとコラボレーションをすること。ジェン・ジスがこの曲を持ってきて、更にスティングとのデュエットだと知らされたときはとても驚いたわ。普段私がプレイしているジャンルとは違うものだったけど、何か新しいことに挑戦するのはとても好きだし、それが音楽の本質だと思うの」
と語っている。
5月には、コロナ禍でプレイする場を失ったオーケストラのミュージシャンにSNSでレコーディングへの参加を呼び掛けたメロディ・ガルドー。
その呼び掛けに応じたミュージシャンとリモートで共演したシングル「フロム・パリ・ウィズ・ラヴ」は6月にリリースされ、日本からはジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子が参加したことも話題となった。
ニュー・アルバム『サンセット・イン・ザ・ブルー』には、ロンドンのアビイ・ロード・スタジオで、コロナ対策後初のレコーディングとなったロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラのセッションもフィーチャーされている。
10月23日にリリースされるこのアルバムでは、メロディ・ガルドーのルーツであるジャズやブラジル音楽が美しくオーケストレーションされており、大ヒット作である2ndアルバム『マイ・オンリー・スリル』で共演したプロデューサーのラリー・クライン(ジョニ・ミッチェル、ハービー・ハンコック)、編曲家/作曲家のヴィンス・メンドーザ(ビョーク、エルヴィス・コステロ)、エンジニア界のレジェンドであるアル・シュミット(フランク・シナトラ、ジョアン・ジルベルト、ボブ・ディラン、ポール・マッカートニー)と再びタッグを組んだ意欲作。
また、日本盤にはボーナス・トラックとして、1967年にジャック・ブレルがリリースしたシャンソンの名曲「懐かしき恋人たちの歌」が収録される。
配信リリース情報
Melody Gardot & Sting “Little Something”
メロディ・ガルドー & スティング「リトル・サムシング」
Digital Single
2020年9月4日配信
UNIVERSAL MUSIC
アルバム リリース情報
Melody Gardot ”Sunset In The Blue”
メロディ・ガルドー 『サンセット・イン・ザ・ブルー』
アルバム CD / Digital
2020年10月23日(金) 世界同時発売
DECCA / UNIVERSAL MUSIC
<収録曲>
M01.イフ・ユー・ラヴ・ミー
M02.セ・マニフィーク
M03.ゼア・ホエア・ヒー・リヴズ・イン・ミー
M04.ラヴ・ソング
M05.ユー・ウォント・フォーゲット・ミー
M06.サンセット・イン・ザ・ブルー
M07.ウン・ベイジュ
M08.ニンゲイム・ニンゲイム
M09.フロム・パリ・ウィズ・ラヴ
M10.アヴェ・マリア
M11.ムーン・リヴァー
M12.アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー
M13.懐かしき恋人たちの歌 *日本盤ボーナス・トラック
M14.リトル・サムシング (feat. スティング)