小澤征爾
日本を代表する巨匠指揮者、小澤征爾のニュー・アルバム『ベートーヴェン:交響曲第7番、レオノーレ序曲第3番』のリリースが決定した。
小澤征爾の誕生日である9月1日に、全世界同時でデジタル・リリースされる(国内盤の発売は9月2日)。
同アルバムは、小澤征爾の85歳を祝うと同時に、今年生誕250年を迎えたベートーヴェンの傑作を収録した、ダブル・アニバーサリーとなる作品。
収録されているのは、2016年のセイジ・オザワ松本フェスティバルで演奏された、ベートーヴェンの交響曲第7番のライヴ録音と2017年の同フェスティバルでのレオノーレ序曲第3番。
交響曲第7番は、テレビドラマ『のだめカンタービレ』で一般的にも一躍人気曲となった作品で、その軽快なリズムと躍動感をワーグナーが「舞踏の聖化」と絶賛した傑作だ。小澤にとって交響曲第7番は1993年(サイトウ・キネン・オーケストラ)、2014年(水戸室内管弦楽団)に続く3度目の録音となった。
2016年当時、体調が心配されていた小澤であったが、演奏はその影を微塵も感じさせず、生気に満ちたしなやかな躍動感にあふれている。
アルバム・リリースを前に、本日、7月17日、先行シングルとして 交響曲第7番から「第3楽章: Presto – Assai meno presto」の配信がスタートした。
「あふれんばかりの活力、深い響き、そして喜び…… 彼こそ、神が創られた最も幸運な創造物の1つであり、自らがなすことへの愛に育まれ、その愛に生きている」 ―― ジョン・ウィリアムズ
リリース情報
小澤征爾 / サイトウ・キネン・オーケストラ
『ベートーヴェン:交響曲第7番、レオノーレ序曲第3番』
CD アルバム(MQACD x UHQCD)
2020年9月2日発売
UCCD-40018
¥3,000 + tax
DECCA / UNIVERSAL MUSIC
<収録曲>
M-1. レオノーレ序曲 第3番 作品 72b
M-2. 交響曲 第7番 イ長調 作品 92
2016年8月、2017年8月に、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)にて録音