『アフターグロウ 〜AOR AGE スムース・ジャズ・コレクション』
アメリカのスムース・ジャズ局の定番の楽曲ばかりを集めた、今までありそうでなかったコンピレーション・アルバム『アフターグロウ 〜AOR AGE スムース・ジャズ・コレクション』がタワーレコード限定商品として、7月15日に発売される。
「ブリージン」、「ワインライト」などの超有名曲から、国内初CD化となる、知る人ぞ知る名曲までをCD2枚に収録。
選曲・解説を担当したのは音楽評論家の中田利樹氏。氏が監修する7月29日発売の雑誌「AOR AGE Vol.18」でも、このリリースと連動し、スムース・ジャズを大きく取り上げる予定。
スムース・ジャズは、70年代にラジオのキー・ステーションがその初期サウンドともいえる楽曲をオンエアし始め、80年代にフュージョンのジャンルから派生し、90年代にひとつの音楽スタイルとして定着した音楽。シルキー&メロウなサウンドとスウィートなメロディを特徴とする楽曲は日常をラグジュアリーな空間に変えてしまう不思議な魅力にあふれている。
ディスク 1 には、インストゥルメンタルの名曲を集め、ジョージ・ベンソンの「ブリージン」、グローヴァー・ワシントンJR.の「ワインライト」、スタッフの「いとしの貴女」等の70年代の超定番曲から、ボニー・ジェイムス&リック・ブロウン、ユージ・グルーヴ、スティーヴ・コールら、2000年代以降の注目トラックも収録。
ディスク 2 には、ヴォーカル・ナンバーの名曲が揃い、キーボーディストのボビー・ライルがウィル・ダウニングのヴォーカルをフィーチャーした「フィール・ライク・メイキン・ラヴ(愛のためいき)」から始まり、ヴァン・モリソン「ムーンダンス」、ドナルド・フェイゲン「ナイトフライ」、グローヴァー・ワシントンJR.のメロウなサックスとともにビル・ウィザースが歌う「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス(クリスタルの恋人たち)」等、マストなナンバーが満載。
リリース情報
V.A.「アフターグロウ 〜AOR AGE スムース・ジャズ・コレクション」
アルバム CD(2枚組、全30曲)最新マスタリング
タワーレコード限定盤
2020年07月15日発売
WQCP-1614/15
¥2,000+税
WARNER MUSIC JAPAN
収録曲
(Disc 1)
1 グルーヴィン 04:47 BWB
2 グレイジン・イン・ザ・グラス 05:09 ボニー・ジェイムス&リック・ブラウン
3 ブリージン 05:39 ジョージ・ベンソン
4 メイク・イット・ラスト・フォーエヴァー 05:03 ポール・ジャクソン Jr.
5 ハリウッド・アンド・ヴァイン 04:45 リック・ブロウン★
6 シカゴ・ソング 06:28 デイヴィッド・サンボーン
7 スラム・ダンク 03:48 ユージ・グルーヴ ★
8 ナイト・フライト 05:06 ジョー・サンプル
9 ワインライト 07:34 グローヴァー・ワシントンJR.
10 ラヴ・バラード 04:40 ジョージ・デューク
11 夢飛行 04:34 ラリー・カールトン
12 ダディーズ・ゴナ・ミス・ユー 04:35 イエロージャケッツ
13 ガット・イット・ゴーイン・オン 04:07 スティーヴ・コール ★
14 グリーンストリート 03:55 ボブ・マメット ★
15 いとしの貴女 03:23 スタッフ
(Disc 2)
1 愛のためいき 04:53 ボビー・ライル
2 美の鳥 04:30 マリリン・スコット
3 ティル・アイ・ハート・ユー(フィーチャリング・マイケル・マクドナルド) 04:16 ラリー・カールトン
4 バック・アゲイン 03:53 デイヴィッド・サンボーン
5 ナイトフライ 05:46 ドナルド・フェイゲン
6 ムーンダンス 04:33 ヴァン・モリソン
7 ビー・マイン 06:25 グローヴァー・ワシントンJR.
8 ギヴィング・ユー・ザ・ベスト 04:18 アニタ・ベイカー
9 ソー・グッド 04:40 アル・ジャロウ
10 マスカレード 08:02 ジョージ・ベンソン
11 シネマ 04:51 マイケル・フランクス
12 愛ふたたび 05:01 ランディ・クロフォード
13 クリスタルの恋人たち 07:25 グローヴァー・ワシントンJR.
14 イパネマの女 04:24 ガブリエラ・アンダース
15 ラヴ・ダンス 04:11 イヴァン・リンス
★ は、国内初CD化曲
「AOR AGE Vol.18」
「AOR AGE Vol.18」
監修:中田利樹
2020年7月29日発売
¥1,650(税込)
発売元:シンコーミュージック・エンタテイメント
表紙・巻頭特集は、スティーリー・ダンの傑作『ガウチョ』(1980年)。テクノロジーの進化を反映すると共に、活動停止前の総まとめ的な内容となったこのアルバムを、プロデューサー=ゲイリー・カッツの最新インタヴューや、識者による解説で徹底検証。
第2特集は「1980」! 日本でAORが大ブレイクした1980年から40年の節目に、当時の状況を再検証。座談会や好評のアンケート企画、本誌ならではのマニアックな“名曲80選”で、百花繚乱の年を振り返る。
他にも、関係者に歴史的な背景を訊いた「ハワイアンAOR」特集、CWF(チャンプリン・ウィリアムス・フリーステット)やステイト・カウズの最新インタヴュー、そしてコンピレーションCD『Afterglow』と連動したスムース・ジャズ特集など、も濃厚な記事満載。