真木ひでと(オックス)
グループサウンズの人気グループ、オックスのボーカルとしてデビューを飾り、演歌歌手へと転身した真木ひでと。 2020年11月で70歳を迎えるのを記念し、GS時代から演歌に至るキャリアの中で放ったすべてのヒット曲に加え、新曲2曲も収録された5枚組CD BOX「陶酔・心酔・ひでと節!」が、オックスのデビュー日にあたる本日、5月5日に発売された。
1960年代、GS時代の「ガール・フレンド」「スワンの涙」といったオックスのヒット曲はもちろんのこと、ソロ名義でリリースした「夢よもういちど」「恋におぼれて」「雨の東京」「元気の星」など、そして、最新楽曲「淡雪の宿」「ごめんよ」まで、全111曲を収録。 レーベル各社の協力により全曲を網羅している。
5枚組の内容は、 DISC 1 が、ソロ・デビュー曲「夢よもういちど」から「恋におぼれて」「雨の東京」「元気の星」など全シングルに加え、 新曲2曲も収録。
DISC 2 は、オックスのヒット曲や絶叫のライブ音源、解散後のポップス歌手時代の曲を収録。
DISC 3、 4 は、歌謡曲、演歌、GS、洋楽のカバー曲を収録。
DISC 5 は、真木の恩師である作詞家・山口洋子が手掛けたオリジナル作品を収録している。
平成時代には、あえてCDリリースを積極的に行ってこなかった真木ひでとだが、今年、2020年11月で70歳を迎えるのを機に、令和初となる新曲2曲「淡雪の宿」「ごめんよ」を制作し、今作に収録された。
商品情報
真木ひでと「One for all, All for one 陶酔・心酔・ひでと節!」
CD-BOX (CD5枚組 全11曲収録)
2020年5月5日発売
DQCL 3584~8
¥9,900(税込)
CSレコード / ソニー・ミュージックダイレクト
真木ひでと プロフィール
1968年にGSブームの最中、 その後「失神」という社会現象を引き起こしたオックスのボーカルでデビュー。 作詞・橋本淳、 作曲・筒美京平によるシングル「ガール・フレンド」「スワンの涙」「ダンシング・セブンティーン」などが次々と大ヒットし、 ザ・タイガースの沢田研二、 ザ・テンプターズの萩原健一とともにGS御三家と呼ばれ頂点に上った。 しかしブームは短期間で終焉を迎え、 ポップス歌手としてソロデビューするが、 ヒット曲に恵まれなかった。 一緒にコンサートを行っていた女性歌手の「船頭小唄」を聴いて感動し、 演歌を志すことを決め、 テレビの「全日本歌謡選手権」にかつてのスターだった地位をかなぐり捨てて挑戦し、 10週勝ち抜き『真木ひでと』として1975年に演歌歌手として「夢よもういちど」でデビュー。 「恋におぼれて」「雨の東京」「元気の星」などヒット曲を放つ。 オリジナル作品の多くは、 山口洋子による作詞である。