ダニエル・バレンボイム 指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ニューイヤー・コンサート」、今年の ライブ CD が 1月26日 発売! Blu-ray は 2月16日 発売! 世界90カ国以上で放送、5千万人が視聴するクラシック界最大のイベント! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

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ダニエル・バレンボイム 指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ニューイヤー・コンサート」、今年の ライブ CD が 1月26日 発売! Blu-ray は 2月16日 発売! 世界90カ国以上で放送、5千万人が視聴するクラシック界最大のイベント!

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Daniel Barenboim & Vienna Philharmonic
“New Year’s Concert 2022”

ダニエル・バレンボイム
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

Live Album『 ニューイヤー・コンサート 2022 』


★ 世界90カ国以上で放送、5千万人が視聴するクラシック界最大のイベント!
★ 毎年 1月1日に行なわれる ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」!
★ 8年ぶり、3度目となる ダニエル・バレンボイム 指揮!
★ 今年1月1日の模様を、アンコールまで 完全収録した ライブ CD 2枚組!
★ 2月16日には、Blu-ray でも 発売!


毎年、1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。元旦に黄金の「ムジーク フェラインザール」(ウィーン楽友協会大ホール)から、TVとラジオを通じて世界90カ国以上に放送され、5千万人が視聴するというこのクラシック音楽界最大のイベントは、1939年に始まる80年以上の歴史を誇る。
 
音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難。そのため、ニューイヤー・コンサートを聴くことは音楽ファンの憧れでもある。

© Dieter Nagl

2022年の指揮者は、現在ベルリン国立歌劇場音楽総監督をつとめるダニエル・バレンボイム。ニューイヤー・コンサートには2014年以来、8年ぶり、3度目の登場。ウィーン・フィルとは、1965年以来半世紀以上の共演歴があり、気心の通じ合った表情豊かな演奏を繰り広げた。

© Dieter Nagl

2022年は、当初、フルキャパシティの観客を入れての公演が予定されていたが、直前になってオーストリア政府の規制により1000人に限定して開催された。
 
元日の午前11時15分から開催された地元オーストリアでは、TVの視聴率が何と60%を超え、これは2014年以来の高視聴率となった。オーストリア国内だけで116万人が見た計算となる。
  
ウィーンの地元紙『クーリエ』は、「芸術的に卓越した成果。今後語り継がれる記念碑的なコンサート。ダニエル・バレンボイムとウィーン・フィルはこのコンビならではの音楽を聴かせてくれた」と絶賛。
 
『ウィーン新聞』紙は「この上なく贅沢な音の絵」、
『ディ・ツァイト』紙は「ウィーン・フィルはワインのコルクの栓を軽やかに開けた」、
『クローネン』紙は「ウィーン・フィルは人を魅了するサウンドを全開させた」
と称賛の言葉を連ねている。

© Dieter Nagl

観客が半分になり、マスク着用とはいえ、客席には華やぎが戻り、定番の「美しく青きドナウ」「ラデツキー行進曲」などに加えて、ツィーラー没後100年メモリアル、ヨーゼフ・シュトラウス生誕195年など、2022年のさまざまなアニヴァーサリーなどテーマ性を織り込んだ多彩な作品で構成され、ニューイヤー・コンサート初登場曲も6曲含まれていた。
 
また「美しく青きドナウ」の演奏の前に行われる「新年の挨拶」では、通例の「明けましておめでとう」に加えて、バレンボイムが約2分間にわたって英語でスピーチを行った。

「このコンサートでは、数多くの音楽家が一つの『共同体』になっています。このようなことが現在の規範になるべきなのです」
と、コロナによって人と人とが離れていくことへの警鐘を鳴らし、つながりを持ち続けることの重要性を訴えた。
 
続く「ラデツキー行進曲」では客席が一丸となった拍手を巧みにコントロールして、華やかにコンサートを締めくくった。
 
そして、同時に、来年、2023年のニューイヤー・コンサートの指揮者がフランツ・ウェルザー=メストであることも発表された(2013年以来10年ぶり)。

© Dieter Nagl

元旦の演奏会でのライヴ収録直後に音声の編集が行われすぐさま発売・配信されるのがニューイヤー・コンサートの通例で、2022年は、1月7日から、全世界でデジタル配信が開始されている。
 
ライブ CD は、ヨーロッパでは 1月14日に発売され、国内盤での発売は、CD が 1月26日、Blu-ray が 2月16日の予定。CD の 音声はフリーデマン・エンゲルブレト率いるベルリンのテルデックス・スタジオ、ブルーレイの収録はオーストリア放送協会(ORF)が担っている。




リリース 情報


Daniel Barenboim & Vienna Philharmonic ”New Year’s Concert 2022″
(Wiener Philharmoniker, Daniel Barenboim ”Neujahrskonzert 2022″
ダニエル・バレンボイム (指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
「ニューイヤー・コンサート 2022」


アルバム CD(2枚組) / Blu-ray / Digital
SONY CLASSICAL / Sony Music Japan International

Digital : 2022年1月07日 配信(通常配信・24ビット 96kHz ハイレゾ配信・ストリーミング)
2 CD : 2022年1月26日 発売予定 SICC-2236〜7 3,190円(税込)
Blu-ray: 2022年2月16日 発売予定 SIXC-59 6,270円(税込)

(2022年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザールにて ライブ録音)


CD 収録曲

CD 1  [51:06]
 
[第1部]
01 フェニックス行進曲 作品105★ (ヨーゼフ・シュトラウス) [2:14]
02 ワルツ「フェニックスの羽ばたき」 作品125 (ヨハン・シュトラウス2世) [7:25]
03 ポルカ・マズルカ「海の精セイレーン」 作品248★ (ヨーゼフ・シュトラウス) [3:40]
04 ギャロップ「小さな広告」 作品4 (ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世) [2:38]
05 ワルツ「朝刊」 作品279 (ヨハン・シュトラウス2世) [10:57]
06 ポルカ・シュネル「ちょっとした記録」 作品128★ (エドゥアルト・シュトラウス) [2:29]
 
[第2部]
07 オペレッタ「こうもり」 序曲 (ヨハン・シュトラウス2世) [8:41]
08 音楽の冗談「シャンパン・ポルカ」 作品211 (ヨハン・シュトラウス2世) [2:36]
09 ワルツ「夜遊び」 作品466★ (カール・ミヒャエル・ツィーラー) [10:21]
 
CD 2  [52:34]
 
01 ペルシャ行進曲 作品289 (ヨハン・シュトラウス2世) [2:26]
02 ワルツ「千一夜物語」 作品346 (ヨハン・シュトラウス2世) [8:39]
03 ポルカ・フランセーズ「プラハへご挨拶」 作品144 (エドゥアルト・シュトラウス) [3:30]
04 性格的小品「家の精霊」★ (ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世) [4:40]
05 ポルカ・フランセーズ「ニンフのポルカ」 作品50★ (ヨーゼフ・シュトラウス) [3:58]
06 ワルツ「天体の音楽」 作品235 (ヨーゼフ・シュトラウス) [9:37]
 
[アンコール]
07 ポルカ・シュネル「狩り」 作品373(ヨハン・シュトラウス2世) [2:21]
08 新年の挨拶 [3:00]
09 ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314(ヨハン・シュトラウス2世) [10:26]
10 ラデツキー行進曲 作品228(ヨハン・シュトラウス1世) [3:53]

★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
 
*日本ヨハン・シュトラウス協会刊の『ヨハン・シュトラウス2世作品目録』(2006)、『ヨーゼフ・シュトラウス作品目録』(2019)に従っています。



Blu-ray Disc 収録曲

01 オープニング
[第1部]
02 フェニックス行進曲 作品105★ (ヨーゼフ・シュトラウス)
03 ワルツ「フェニックスの羽ばたき」 作品125 (ヨハン・シュトラウス2世)
04 ポルカ・マズルカ「海の精セイレーン」 作品248★ (ヨーゼフ・シュトラウス)
05 ギャロップ「小さな広告」 作品4 (ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
06 ワルツ「朝刊」 作品279 (ヨハン・シュトラウス2世)
07 ポルカ・シュネル「ちょっとした記録」 作品128★ (エドゥアルト・シュトラウス)
[第2部]
08 オペレッタ「こうもり」 序曲 (ヨハン・シュトラウス2世)
09 音楽の冗談「シャンパン・ポルカ」 作品211 (ヨハン・シュトラウス2世)
10 ワルツ「夜遊び」 作品466★ (カール・ミヒャエル・ツィーラー)
11 ペルシャ行進曲 作品289 (ヨハン・シュトラウス2世)
12 ワルツ「千一夜物語」 作品346 (ヨハン・シュトラウス2世)
13 ポルカ・フランセーズ「プラハへご挨拶」 作品144 (エドゥアルト・シュトラウス)
14 性格的小品「家の精霊」★ (ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世)
15 ポルカ・フランセーズ「ニンフのポルカ」 作品50★ (ヨーゼフ・シュトラウス)
16 ワルツ「天体の音楽」 作品235 (ヨーゼフ・シュトラウス)
[アンコール]
17 ポルカ・シュネル「狩り」 作品373(ヨハン・シュトラウス2世)
18 新年の挨拶
19 ワルツ「美しく青きドナウ」 作品314(ヨハン・シュトラウス2世)
20 ラデツキー行進曲 作品228(ヨハン・シュトラウス1世)

<特典映像>
① アポロ計画~オーストリアの「世界遺産」(映像監督:ゲオルグ・リハ)
 [演奏曲(いずれも抜粋)]
 シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803~第3楽章「アレグロ・ヴィヴァーチェ」
 シェーンベルク:弦楽オーケストラのためのワルツ~第2楽章「急ぎすぎずに」・
         第4楽章(楽章指示なし)・第10楽章「急がずに」
 シュネーベルガー:フレッシュ・ミント
 モーツァルト:セレナード 変ホ長調 K375~第1楽章「アレグロ・マエストーゾ」
② バレエ・シーン ワルツ「千一夜物語」 作品346(バレエ:ウィーン国立バレエ)
 振り付け:マルティン・シュレプファー/衣装:アルトゥール・アルベッサー
 [収録場所:ウィーン、シェーンブルン宮殿]
③ スペイン乗馬学校リピッツァナー馬によるドレサージュ(馬上馬術)・
 シーン ポルカ・フランセーズ 「ニンフのポルカ」 作品50
 ドレサージュ(馬上馬術):8頭のホワイト・リピッツァナー馬
 [収録場所:ウィーン、スペイン乗馬学校]


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