秋川雅史
秋川雅史が歌い大ヒットした「千の風になって」が、2006年に CDシングルとして発売されてから15年を記念し、これまで発売された様々なバージョンを収録した「千の風になって」十五周年記念盤として、9月8日に発売される。
今なお多くの人に愛され続ける名曲 「千の風になって」。
もともとは、芥川賞受賞作家 新井満氏が、妻を亡くした友人のために、詠人知らずの原詩「Do not stand at my grave and weep」を訳し作曲をしたもので、優しくも深い死生観を表現したこの楽曲を、テノール歌手 秋川雅史がカバーしたところ、その雄大な歌声で描かれる楽曲に多くの人が涙し、瞬く間に話題となり、社会現象と呼ばれるまでに至った。
シングル「千の風になって」のリリースから十五年を経た今年、秋川雅史自身の発案により 47都道府県全てにこの楽曲を届けるコンサートがスタートしており、そのコンサート企画に合わせた特別盤として、秋川雅史が今までリリースしてきた全てのバージョンの「千の風になって」を網羅した記念盤としてリリースされることとなった。
尚、発売日当日には、クラシックの名門である東京オペラシティにて「秋川雅史コンサートツアー2021 千の風になってコンサート 〜聴いてよく分かるクラシック3〜」を行う。
また、秋川雅史は、2021年 第105回記念「二科展」彫刻部門に自身の木彫刻作品を出品し、同部門において芸能人では初となる入選を果たした。
これまで、秋川雅史が木彫刻を趣味にしている事がたびたびメディアでも取り上げられてきたが、公募展に出品するのは今回が初めて。
過去には、広島、宮城、群馬のお寺に、仏像を奉納している。
<過去に秋川雅史が仏像を奉納したお寺>
2016年10月 広島県福山市「専光寺」阿弥陀如来立像奉納
2017年6月 宮城県名取市「秀麓斎」聖観音菩薩像奉納
2019年5月 群馬県前橋市「太子山天明寺」八譬弁財天奉納
秋川雅史 入選 コメント
今回、第105回「二科展」彫刻部門で、私が製作いたしました「木彫楠公像(楠木正成像)」が入選いたしました。ありがとうございます。
もちろん私は「歌手」なのですが、木彫刻も本気で取り組んでおりまして「二刀流」ではございませんが、実はすでにお寺の方にも私の製作した仏像を奉納させて頂いております。
昨年はコロナの影響で、ほとんどのコンサートがなくなってしまい、その間はステイホームで家で彫刻を彫る毎日でした。
彫刻を始めたきっかけは、だんじり彫刻では有名な愛媛県西条市の出身で、子供の頃からずっと素晴らしい彫刻を目にして育ちました。また11年前に仕事で訪れたドイツで「鷹」の彫刻を買って帰り、それを眺めていたら自分でも彫れるのではないのかと思ったのがきっかけです。
今回製作いたしました「楠木正成像」は皇居前にある銅像に影響を受けて製作したのですが、皇居前の像は下から見上げるのですが、私は木に落とし込む訳ですから上からも眺める姿になります、なので馬の尻尾の形状や、顔の目線を上に向く様にしたり、自分なりのエッセンスを入れ込んだ、秋川雅史の「木彫楠公像」として作品に仕上げました。
また、この作品は一木から掘り出しており、細かい彫刻刀が届かないところなどは、特注の彫刻刀を作って頂くなど、こだわりにこだわり3年掛かって完成させました。
今回、二科展で入選いただき本当に嬉しく思っております。
彫刻家としてはこうして二科展で入選いただきましたが、歌手として次の「歌」の登板は、9月8日東京オペラシティで行います。そちらの方も是非お越しくださいませ(笑)
2021年 第105回記念「二科展」
会期: 2021年9月1日(水)〜9月13日(月)※9/7(火)は休館日
時間: 10:00〜18:00(入場は17:30まで) 最終日は14:00終了(入場は13:00まで)
会場: 東京 六本木「国立新美術館」
主催: 公益社団法人 二科会
後援: 文化庁・東京都・NHK厚生文化事業団・ウクライナ大使館
リリース情報
秋川雅史 「千の風になって」十五周年記念盤
シングル CD
2021年9月8日発売
TECG-15131
¥1,500
テイチクエンタテインメント
<収録曲>
1. 千の風になって(オリジナル)
2. 千の風になって(2006年 第57回NHK紅白歌合戦バージョン)
3. 千の風になって(feat. 西村由紀江)
4. 千の風になって(演奏:東京交響楽団)