Greta Van Fleet グレタ・ヴァン・フリート
2018年12月に、第61回グラミー賞において最優秀新人賞、最優秀ロックパフォーマンス賞 (Highway Tune)、最優秀ロック楽曲賞 (Black Smoke Rising)、『フロム・ザ・ファイアーズ』で最優秀ロックアルバム賞、計4部門にノミネートされ、『フロム・ザ・ファイアーズ』が最優秀ロックアルバム賞を受賞したアメリカのバンド、グレタ・ヴァン・フリート。
レッド・ツェッペリンの再来と言われ、世界中のロック・ファンとメディアが “ロックの未来” と大きな期待を寄せるアメリカの4人組バンド、グレタ・ヴァン・フリートのセカンド・アルバム『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』(The Battle at Garden’s Gate) が、2021年4月16日に日本盤がリリースされる。
アルバムから、先行配信されている「マイ・ウェイ、スーン」」(My Way, Soon) 、「エイジ・オブ・マシーン」(Age of Machine)、「ヒート・アバヴ」(Heat Above)に続き、先行曲 第4弾「ブロークン・ベルズ」(Broken Bells)が、2021年 3月19日に配信リリースされた。
そして、『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』日本盤アルバムにボーナス・トラックが収録されることも決定。
さらに、日本盤CDの購入者から、抽選で30名に直筆サインがプレゼントされることも発表された。
新作アルバム『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』はグレッグ・カースティン(フー・ファイターズ、ポール・マッカートニー、アデルなど)がプロデュース。デビューから現在までのバンドの旅が映し出されているという。
その間、2017年3月デビュー・シングル「ハイウェイ・チューン」はじめ4曲が全米ロック・ラジオ・チャート1位を獲得、ライヴ会場は故郷ミシガン州のバーから15,000人規模にまで拡大、五大陸で行ったワールド・ツアーで100万枚のチケットを売り上げた。
2019年来日公演でもライヴ・バンドとしての実力、魅力を見せた。延期になったが昨年12月のメタリカ南米ツアーのサポート・アクトが発表されていた。そういったすべての体験が、新作の音楽に進化として反映されている。
アルバムには、バンド5曲目の全米ロック・ラジオ・チャート1位を獲得した第1弾先行シングル「マイ・ウェイ、スーン」、第2弾「エイジ・オブ・マシーン」を含む全12曲が収録される。収録曲タイトルと各曲のシンボルマークも、twitter で公開された。
12のシンボルは、自由、自分に力を与えること、コミュニティの力、そして母なる地球へのリスペクト、といったテーマに関連するものだという。バンドは各曲のビジュアル・ストーリーも作っており、その神秘的なビジュアルや12のシンボルがアルバムのブックレットに掲載される。
グレタ・ヴァン・フリートは米ミシガン州フランケンムース出身、ジョシュ・キスカ(Vo)、ジェイク・キスカ(G)、サム・キスカ(B, Key)、ダニー・ワグナー(Ds)の4人組。ジョシュとジェイクは双子、サムはその弟、ダニーは家族ぐるみの旧友。
平均年齢がまだ20歳に満たない2017年3月にデビュー・シングル「ハイウェイ・チューン」をリリース。同年5月にザ・ストラッツの全米公演のサポート・アクトとしてツアー・デビューすると、この曲は瞬く間に全米メインストリーム・ロック・ソングス・チャートのトップを飾り、5週連続1位を獲得。
同チャートではその後もさらに3曲が1位を獲得。同年11月リリースのダブルEP『フロム・ザ・ファイアーズ』は全米ハードロック・アルバム・チャート初登場1位。
2018年10月リリースのデビュー・アルバム『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』は全米トップ・アルバム・セールス・チャートで1位を獲得。ほぼ休みなく世界中でツアーを続け、5大陸13カ国で246公演を完売した。
ニッキー・シックスからエルトン・ジョンまでが大絶賛し、ガンズ・アンド・ローゼズやメタリカはツアーのサポート・アクトに抜擢。
クラシック・ロック・テイスト溢れる彼らの曲と優れた演奏力は、世界中のクラシック・ロック世代から彼らと同世代までのロック・ファンを虜にし、各国メディアが“ロックの未来”と大きな期待を込めて書いた。
2017年3月のデビュー・シングル「ハイウェイ・チューン」のいきなりの成功からツアーに出て、世界中を旅しながら新たな体験を貪欲に吸収し、初めて見る風景や、各地のファンや他のミュージシャンたちとの出会いや会話が、彼らに新しい世界を開いた。
そして変化に満ちた時代の締めくくりに、4人はミシガン州からナッシュヴィルに移住し、音楽の街の豊かな歴史に身を委ねた。そうした体験の一切合切を新しい楽曲に注ぎ込んだ『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』には、彼らの精神的・知的成長や、近代世界を蝕む不平等への意識の高まり、他の人が置かれている状況への深い思いやりが映し出されている。
メンバー コメント
「気がつけば、子供の頃は色々なものに守られていて、知らずにいたことが多かった。それが急にこんな広い世界に放り出されて、最初はちょっとしたカルチャーショックだったけど、ツアーが増えて、新しく色んな人と出会い、色んな文化を体験して、俺たちにとっての‘普通’の定義が変わったんだ」(ダニー・ワグナー/Ds)
「何もかもが変わったと思う。ただ、自分たちに最初から備わっていたものは別として。何もかも、というのは俺たちの世界に対する認識だったり、人生そのものに対する認識だったり、アーティストであることの意味とか、美しい素敵な社会の一員であることの意味とか。自分たちの存在理由をより広義に理解できるようになった」(サム・キスカ/B, Key)
「俺たちが見てきた世界が大いに反映されていて、ということは俺たちの個人的な真理を映し出しているんだろう。ジョシュの歌詞はとても巧みで、太古の物語を今現在に照らして伝えている」(ジェイク・キスカ/G)
「これを経て間違いなく、俺たちは色々な意味で成長した。このアルバムは俺たちに多くを教えてくれたんだ。人生全般について、俺たち自身について、人間について、暮らす世界について」(ジョシュ・キスカ/Vo)
配信リリース
Greta Van Fleet ”Broken Bells”
グレタ・ヴァン・フリート「ブロークン・ベルズ」
Digital Single
2021年3月19日 配信
Greta Van Fleet ”Heat Above”
グレタ・ヴァン・フリート「ヒート・アバヴ」
Digital Single
2021年2月10日 配信
Greta Van Fleet ”Age of Machine”
グレタ・ヴァン・フリート「エイジ・オブ・マシーン」
Digital Single
2020年12月4日 配信
Greta Van Fleet ”My Way, Soon”
グレタ・ヴァン・フリート「マイ・ウェイ、スーン」
Digital Single
2020年10月9日 配信
アルバム リリース情報
Greta Van Fleet ”The Battle at Garden’s Gate”
グレタ・ヴァン・フリート『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』
アルバム CD
2021年 4月16日発売
UICY-15978
¥2,750 (税込)
UNIVERSAL MUSIC
<収録曲>
01 Heat Above ヒート・アバヴ *先行配信曲
02 My Way, Soon マイ・ウェイ、スーン *先行配信曲
03 Broken Bells ブロークン・ベルズ *先行配信曲
04 Built By Nations ビルト・バイ・ネイションズ
05 Age of Machine エイジ・オブ・マシーン *先行配信曲
06 Tears Of Rain ティアーズ・オブ・レイン
07 Stardust Chords スターダスト・コーズ
08 Light My Love ライト・マイ・ラヴ
09 Caravel キャラヴェル
10 The Barbarians ザ・バーバリアンズ
11 Trip the Light Fantastic トリップ・ザ・ライト・ファンタスティック
12 The Weight of Dreams ザ・ウェイト・オブ・ドリームズ