HAUSER(2CELLOS) ハウザー
チェリストのハウザー(2CELLOS)が、新たな演奏映像『アローン、トゥゲザーフロム・ドゥブロヴニク』を日本時間 7月31日(金)深夜3時(NY時間:7月30日@14時)に公開する。
4月から2度にわたって『アローン、トゥゲザー』(’Alone, Together’)とタイトルのもとでパフォーマンス映像を公開してきたハウザー。第1弾はハウザーの故郷プーラにあるローマ時代円形劇場から、第2弾はクロアチアの国立公園にある滝をバックに演奏を披露した。
シリーズ第3弾となるパフォーマンスは、クロアチア南部にあるローマ時代の遺跡が残る風光明媚な都市ドゥブロヴニクより演奏され、ハウザーの公式 YouTube チャンネルで無料視聴可能。
ドゥブロヴニクといえば、大ヒットしたエミー賞受賞の海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケ地としても知られている。アドリア海の真珠と称され、ローマ時代の遺跡が今も残る美しい街並みが人気のこの地はルカ・スーリッチの父親の故郷でもある。
2017年に2CELLOSは同地で収録した「ゲーム・オブ・スローンズ・メドレー」のMVを公開している。雄大な歴史を体感する風景をバックにインスパイアされて繰り広げられるパフォーマンスを見比べてみるのもまた一興だ。
ハウザーは、2011年1月20日にマイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」のカバーをルカ・スーリッチと、2本のチェロで演奏した映像をYouTubeに投稿したのがきっかけで2CELLOSとしてデビューを果たした。
今年2020年2月には、初のソロ・アルバム『クラシック』を発表。
自らのルーツに戻ったクラシック・アルバムとなる新作では、バッハやモーツァルト、ショパン、チャイコフスキー等自身がセレクトした不朽のメロディがチェロで綴られている。
人の心を癒し、インスピレーションを与えるこれらの名曲を奏でることについてハウザーは「今世界に必要なのはこれらのメロディ。魂と心を込めて、チェロで演奏したこの音楽なんだ」とアーティストとしての使命感を語る。
録音はロンドン交響楽団との共演により2019年6月 ロンドンのヘンリー・ウッド・ホールで行われた。
‘Alone, Together’ 第3弾 (7月31日 深夜3時 公開)
‘Alone, Together’ 第2弾
‘Alone, Together’ 第1弾
リリース情報
ステファン・ハウザー『クラシック』 (原題:CLASSIC)
2020年2月5日発売 *日本先行発売
SICC-30550 (BSCD2)
¥2500+税
演奏:ハウザー(チェロ)、ロバート・ジーグラー指揮ロンドン交響楽団(1-16)、フックス指揮ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団(17)
録音:2019年6月8&17日ロンドン、ヘンリーウッド・ホール(1-16)/ 2017年10月ザグレブ(17)
収録曲 (全17曲)
1.チャイコフスキー:白鳥の湖
2.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番より第2楽章
3.ダッラ:カルーソー
4.バッハ:G線上のアリア
5.チャイコフスキー:くるみ割り人形よりパ・ド・ドゥ
6.モーツァルト:クラリネット協奏曲より第2楽章
7.ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調
8.マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
9.イルマ:リヴァー・フロウズ・イン・ユー
10.ヘンデル:リナルドより涙の流れるままに
11.ラスト:孤独な羊飼い
12.モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番より第2楽章
13.ボロディン:夜想曲
14.プッチーニ:トゥーランドットより誰も寝てはならぬ
15.モーツァルト:レクイエムより涙の日
16.バーバー:弦楽のためのアダージョ
17.サン=サーンス:白鳥 ☆日本盤ボーナス・トラック