山内惠介、ロングインタビュー 第2弾! マイナー調のドラマティックな歌謡ポップス「誰に愛されても」2022年3月2日発売! NHK 紅白歌合戦 7年連続 出場中! デビュー22年目、22作目となる最新シングル!「そのために燃えるってことですよね…」

インタビューの最後に、読者プレゼントあり!

Yamauchi Keisuke

山内 惠介

New Single『 誰に愛されても 』


★ NHK紅白歌合戦 7年連続 出場中! デビュー22年目、22作目となる最新シングル!
★ 魅力的な歌声で言葉が耳に残る、マイナー調、ミディアムバラードの歌謡ポップス!
★ カップリングとジャケット違い「赤盤・青盤・橙盤・唄盤」の 4タイプ!
★ 各カップリングの 3曲も、いずれもシングルのタイトル曲になりそうなくらい!
★ 涼しい顔立ちながら、熱量の高い歌唱! 売れなかった時代に学んだこととは…?



山内惠介「誰に愛されても」Music Video(Short Ver.)

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シングル リリース 情報


山内惠介「誰に愛されても」【赤盤】
シングル CD / CT / Digital
2022年3月2日 発売
VICL-37620
¥1,350
Victor Entertainment

<収録曲>
1 誰に愛されても (作詞:売野雅勇、作曲:水森英夫、編曲:馬飼野俊一)
2 はるかの陽は昇る(作詞:松井五郎、作曲:水森英夫、編曲:馬飼野俊一)
3 誰に愛されても 〜オリジナルカラオケ〜
4 はるかの陽は昇る 〜オリジナルカラオケ〜


山内惠介「誰に愛されても」【青盤】
シングル CD / CT / Digital
2022年3月2日 発売
VICL-37621
¥1,350
Victor Entertainment

<収録曲>
1 誰に愛されても (作詞:売野雅勇、作曲:水森英夫、編曲:馬飼野俊一)
2 氷炎 (作詞:田久保真見、作曲:水森英夫、編曲:上杉洋史)
3 誰に愛されても 〜オリジナルカラオケ〜
4 氷炎 〜オリジナルカラオケ〜


山内惠介「誰に愛されても」【橙盤】
シングル CD / CT / Digital
2022年3月2日 発売
VICL-37622
¥1,350
Victor Entertainment

<収録曲>
1 誰に愛されても (作詞:売野雅勇、作曲:水森英夫、編曲:馬飼野俊一)
2 女の裏酒場 (作詞:麻こよみ、作曲:水森英夫、編曲:伊戸のりお)
3 誰に愛されても 〜オリジナルカラオケ〜
4 女の裏酒場 〜オリジナルカラオケ〜


山内惠介「誰に愛されても」【唄盤】
シングル CD+DVD / Digital
2022年3月2日 発売
VIZL-2008
¥1,800
Victor Entertainment

<収録曲>
[CD]
1 誰に愛されても (作詞:売野雅勇、作曲:水森英夫、編曲:馬飼野俊一)
2 誰に愛されても 〜男性用オリジナルカラオケ~ Key=Cm
3 誰に愛されても 〜女性用オリジナルカラオケ〜 Key=F#m
[DVD]
1 誰に愛されても ミュージックビデオ
2 誰に愛されても 男性用カラオケミュージックビデオ
3 誰に愛されても 女性用カラオケミュージックビデオ


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いろいろわかる… 山内惠介 ロングインタビュー 第1弾(2020年)MUSIC GUIDE





山内惠介 ロング インタビュー 第2弾



 涼しい顔立ちながら、その熱量の高い歌唱が印象的な山内惠介。ファンの方なら、よくご存知かとは思うが、山内惠介は、張った高音の響きもいいが、実は、中低音の響きも、とても魅力的だ。
 
 2022年3月2日に発売された、通算22作目となる最新シングル『誰に愛されても』でも、サビでの張った高い音は、もちろんいいが、Aメロの「♪せめて あと一夜(ひとよ) せめて あと一秒」「♪なんで 儚いの なんで 切ないの」などの中低音の響きが耳に残る。山内惠介の、まるで金管楽器のような独特の歌声の魅力がよく出ていると思う。細身の体つきながら、よく鳴り、よく響く声だ。
 
 だからこそ、昨年末の「NHK 紅白歌合戦」では、開催場所が有楽町だったこともあり、低音の歌声で人気だったフランク永井の『有楽町で逢いましょう』を歌うことになったのだろう。山内惠介は、オリジナルの持ち歌はもちろん、カバー曲でも、「この曲は合わないんじゃないか?」と思うような曲ですら、見事に自分の歌にしてしまう。
 
 新曲『誰に愛されても』は、マイナー調、ミディアムバラードの歌謡ポップス。キャッチーなメロディとアレンジ、そして、その魅力的な歌声で、言葉が耳に残るいい歌だ。
 
 山内惠介のシングル曲は、これまでも、『恋する街角』『冬枯れのヴィオラ』『恋の手本』『スポットライト』『愛が信じられないなら』『さらせ冬の嵐』『唇スカーレット』『古傷』…… など、どれもハズレがない。
 
 新曲『誰に愛されても』は、「赤盤」「青盤」「橙盤」「唄盤」と、ジャケットとカップリング違いの 4タイプで発売されているが、それぞれのカップリングの 3曲も(唄盤はカップリング曲なしで DVD付)、全くタイプの違う曲だが、いずれもシングルのタイトル曲になりそうなくらいいい歌だ。
 
 それもそのはず……、なぜなら、いずれも「カップリング用」として作られた曲ではなく、『誰に愛されても』も含めた 4曲全てが タイトル曲候補だったからだ。山内惠介のシングル曲は、それくらいの高いレベルで作られている。
 
 今でこそ、「NHK 紅白歌合戦」に 7年連続出場するなど、人気歌手のひとりとなっているが、山内惠介は、最初から売れたわけではない。
 
 2001年、17歳、高校3年生の時に、シングル『霧情』でデビューし、「ぼくはエンカな高校生」のキャッチフレーズで「茶髪のイケメン高校生演歌歌手」として話題になったが、その後、約6年間は、売れない不遇の時を過ごした。10代から20代前半という、最も多感な時期に、しかも親元を離れての単身で、さぞ辛かったのだろうと思う。
 
 しかし、山内惠介は、「その売れなかった頃が自分の原点」であり、「いきなりポーンと売れていたら、今の自分はなかった」と言う。
 
 そこから学んだことは、「お客さまがいての自分」であり、「常にお客さまを中心に考えること」だった。だから今も山内惠介は、「ファンのみなさんが……」とか「お客さまが……」という言葉をよく口にする。ファンはもちろんのこと、スタッフも含め周囲への感謝の気持ちを忘れず、決して手抜きをせず、誠実に歌とお客さんに向き合う。
 
 山内惠介の歌からは、そんな想いや熱も伝わる。そして、その人間性までも、歌から伝わってくる。決して、ただイケメン演歌歌手というだけで売れているわけではない。


<もくじ>

1 新曲『誰に愛されても』は念願の売野雅勇による作品 〜「僕以外にはないです…」〜 
2 カップリングの3曲も タイトル曲候補だった歌 〜「楽しみだし意外性もありますよね…」〜 
3 コンサートが山内惠介の基本 〜「それを僕は信じるんですよね…」〜 
4 全ては、お客さまのために 〜「そのために燃えるってことですよね…」〜 


1 新曲『誰に愛されても』は念願の売野雅勇による作品 〜「僕以外にはないです…」〜
 
 新曲『誰に愛されても』(作詞:売野雅勇、作曲:水森英夫、編曲:馬飼野俊一)は、マイナー調、ミディアムバラードの歌謡ポップス。キャッチーなメロディとアレンジ、そして、その魅力的な歌声で、言葉が耳に残るいい歌だ。
 そして、今回、山内惠介のシングルでは珍しく、作詞は、郷ひろみ「2億4千万の瞳(エキゾチック・ジャパン)」、チェッカーズ「涙のリクエスト」、中森明菜「少女A」、荻野目洋子「六本木純情派」、稲垣潤一「夏のクラクション」などポップスやアイドル歌謡の作詞で知られる 売野 雅勇(うりの まさお)が担当している。
 
山内: はい、リード曲としては初めてです。今のところ 5曲あるんですよね、売野雅勇先生に書いていただいた曲が。カップリングが1曲と、アルバムの曲と、あとクリスマスソングがあるんで、これが5曲目ですね。
 
 これまで、シングル『スポットライト』(2015年)のカップリング『六本木界隈・夢花火』や、アルバムの収録曲『好きで好きでたまらない』(2016年)、クリスマスソングとして作られた『神様の贈り物』(2020年)など、売野雅勇が作詞した曲はあるが、シングルのタイトル曲としては初めてということだ。
 
山内: あの……、情景というのが、やっぱり見える歌だなって……。DJの赤坂泰彦さんがおっしゃるには、情景描写を描かせたら売野雅勇先生はもう日本一なんだと……、赤坂さんも曲を書いていただいたことがあるみたいです。で、僕も、歌い出しの「♪ささやかな人生が灯る街灯り」とか、「♪流されてゆく星屑の」とか、映画とかドラマを見ているような感じで、入り口としては非常に入りやすいですよね。
 
山内: その歌い出しのところがあって、サビでは「♪流されてゆく星屑の魂だけれど」って、カメラアングルをぐーっと引いていくような景色を見せる……、「ああ、ロマンチックな世界だな」って……。歌っている自分を俯瞰して見ながら歌える作品だなって思いますね。自分もすごく熱量を上げてガーッてもちろん歌うんですけど、それでいて、そういう客観視ができるような歌でもあるなって。
 
 山内惠介をはじめ、氷川きよし、森山愛子らを門下生に持ち、石原詢子、伍代夏子、島津亜矢らの曲を手がける、どちらかといえば演歌系の作曲家である 水森英夫 が、ポップスやアイドル歌謡で知られる 作詞家 売野雅勇 と組むことすら珍しい。
 
山内: 珍しいですよね。これ、詞先(歌詞を先に作って、メロディを後から付ける)なんですよ。ディレクターの方が、売野(雅勇)先生の詞を水森(英夫)先生に持って行って、メロディを付けたということです。(水森英夫)先生と 売野雅勇 先生のタッグの曲は、僕以外にはないです……。
 
山内: 水森先生がおっしゃるには「歌詞がメロディを書かせてくれる」と……。だから、この(売野雅勇が作詞した)5作品……、あっ、1曲は 林田健司 さんが(メロディを)書いて下さっているんですけど、あとの4曲は、売野(雅勇)先生ならではのメロディを、水森(英夫)先生は書いていらっしゃいます。

 新曲『誰に愛されても』は、言葉とメロディのマッチングも良く、メロディに乗った歌詞がよく伝わってくる。山内惠介の歌唱も、前半は語るように、後半は情熱的に歌われていて、山内惠介の「歌声のいいところ」がよく出ている曲だ。
 もちろん、サビでの張った高い音は魅力的だが、Aメロの「♪せめて あと一夜(ひとよ)せめて あと一秒」「♪なんで 儚いの なんで 切ないの」や、サビでも「♪魂だけれど」と張る前の「星屑の」の「の」などの中低音の響きが耳に残る。作曲した 水森英夫 は、山内惠介の「歌声のいいところ」をよくわかっている。
 
山内: 聴いたファンの方から「声が若返っている」ってよく言われるんですけど……(笑)。僕も、あらためて聴いてみると、実際、若々しいと思う感じはあります(笑)。「♪運命」ってところからが、この歌の後半なんですけど、その「うん」っていうのを、今だったらもっと強めに歌いたいなって思いますね……、そういう欲があるんですけど。でも、レコーディングは、すんなり……、この歌のメロディの流れに乗って歌えたって感じです。
 
山内: 歌うというよりは、前半は語っていく……、そして「♪運命」から初めて熱唱していくっていう感じです。そこの切替のところは、「運命」の「う」っていう言葉を踏ん張るくらい……、爆発させるところはそこ。で、僕の中では、『さらせ冬の嵐』とか『唇スカーレット』とか『冬枯れのヴィオラ』とか、こういう歌謡曲は何作か歌ってきたので、だいぶ、こういうのは自分の……、なんでしょうね……、体の中にあったから、すんなり歌えたんじゃないかなって思います。
 
山内: 実は、ずっ〜と、売野雅勇先生の歌をリード(曲)で出したいっていう夢がありました……。もう「もったいないな」って思ってしまうくらいの曲が、これまでカップリングになっていましたので……。
 
山内: あと、(売野雅勇)先生も、NHK で『イチ押し 歌のパラダイス』というラジオの番組を 3年やられていて、その最終回に出させて頂いて、この歌(『誰に愛されても』)をかけて頂いたんですよ。それまでは、先生の歌ではない曲で何度も出させて頂いていたんですけど……(笑)。でも、そういうのも「よかったな」と……、ひとつの「終わり」であり「出発」ってことでね。
 
山内: だから、ひとつ夢が叶って良かったな〜っていうのと、この 2年、コロナで、いろんなことがありました……。やっぱり、ほとんど歌えていなかったですし。でも、今回、新曲として、テレビとかそういう生で歌っていく時に、「ちょっとキーが高かったんじゃないかな〜」とかね、そういうことを感じながらでも、おかげさまで、この 1ヶ月……、1月、2月ときて、だんだん だんだん 自分の声が若返っていると思います。そのキーに合っていくっていうか……。だから、(レコーディングの時に)もしかしたら、半音下げてたかもしれないんですけど、でも、こうやって歌っていくことで、ギュ〜って弓が張っていくように合っていくというか……、それはもう、自分でも気づいてるんですよ……。
 
山内: 高いところでね、声を鳴らすことができるっていうのは、だからこそ、低いところも輝くので……。だから、新曲で鍛えられてます……、若返ってますよ……(笑)。

2 カップリングの3曲も タイトル曲の候補だった歌 〜「楽しみだし意外性もありますよね…」〜
 
 新曲『誰に愛されても』は、「赤盤」「青盤」「橙盤」「唄盤」と、ジャケットとカップリング違いの 4タイプで発売されている。それぞれのカップリング 3曲も(唄盤はカップリング曲なしで DVD付)、いずれも全くタイプの違う曲だが、どれもカップリングにはもったいないくらいのいい歌だ。
 「赤盤」のカップリング曲『はるかの陽は昇る』(作詞:松井五郎、作曲:水森英夫、編曲:馬飼野俊一)は、メジャー調、アップテンポの、さわやかなポップス。これまでも、山内惠介のシングル曲は、ブレイク後は、いずれも演歌ではなく、歌謡ポップスといえるような歌謡曲だが、マイナー・キーの楽曲がほとんどで、メジャー・キーの曲は『流転の波止場』くらいしかない。しかも、今回は、完全なポップスだ。
 
山内: これ、もったいないですよね、リード(曲)にしたいぐらいですね〜。だから、今年のコンサートでは、大切なところでこの曲を歌おうと思って……、そういう大事な曲になりましたね。
 
 さわやかなメロディに乗せた、「♪泣きながら 生まれた日を 悔やまぬように 涙をこらえ」「♪抱きしめる 強さだけじゃ 守りきれない 明日(あした)もあるが」の部分など、松井五郎による歌詞も耳に残る。
 
山内: いろんな哲学的な言葉が入っていて、まさに、松井(五郎)先生らしいですよね。あの……、こういう明るいメロディは、僕の歌の中で(松井五郎)先生の詞ではなかった曲なので……。今、こういう曲は、元気が出ますよね。みんなで「♪はるかの陽は昇る〜」みたいな、そういうタッチで……。
 
 「青盤」のカップリング曲『氷炎』(ひょうえん)(作詞:田久保真見、作曲:水森英夫、編曲:上杉洋史)は、2015年にリリースされた 15作目のシングル『スポットライト』(作詞:喜多條忠、作曲:水森英夫、編曲:伊戸のりお)のような雰囲気のある マイナー調 3連の歌謡曲。切ない詞とメロディで、「山内惠介の次のシングルですよ」と言われてもおかしくないような曲だ。
 
山内: いい歌ですよね〜。もう全部ね、リード(曲)になる可能性を持って作ってもらえてますね。これは、カラオケ向きですよね……、まあ、『誰に愛されても』もそうですけど……。あとは、(出す)タイミングですよね。今、自分が、その前作の『古傷』から、「次はどんな曲を出したら喜ばれるのかな」とか考えると……、これだけ音楽番組も少なくなってきて、リード(曲)にするっていうのは、かなりの賭けをしなくちゃいけない。でも、この『氷炎』はね、山内惠介版の『氷雨』的な感じでね……、そういう世界で、ちゃんと「♪許すことより 許さないのが……」なんていう気持ちをしっかりと、日本語を美しく伝えていく作品だなという気がしますね。
 
 これも、田久保真見による歌詞がいい。いきなり「♪許すことより 許さないのが 優しさなのだと知った」で始まり、2番の「♪裏切られるよりも 裏切りたいと」なども耳に残る。
 
山内: タイトルがとても大事ということを、この 1〜2年で僕は気づいたんです。だから、僕も、「このタイトルがいいんじゃないですか」ってことは言うようにしてます。やっぱり、1年通して歌っていくので……、タイトルは「核」だと思います。だから、『はるかの陽は昇る』だと、「はるかの」が大事なんですよ。これ『陽は昇る』だと普通になっちゃうと思います。だから、『氷炎』は『裏腹』でも良かったかなと……(笑)。

 そして、「橙盤」のカップリング曲『女の裏酒場』(作詞:麻こよみ、作曲:水森英夫、編曲:伊戸のりお)は、また一転して、今度は、マイナー調の超王道演歌だ。
 
山内: もう、「演歌歌手・山内惠介」を素直に表現するならば、こういう世界なんですよね……、こういうのを、きちっと歌うことが。僕は、こういう曲調で育ってきてるので、しっくりくるんですよ。「♪生きるつらさに 淋しさに……」って、もう、まるで別次元に行けるっていうか、こういうところに自分を置けるっていう……、だんだん年を重ねると、しっくりはまってくるようにもなってくるし、酔えるし、もう「これぞ演歌ならでは」の世界観ですよね。
 
 山内惠介が売れるようになってからは、シングルのタイトル曲は歌謡曲調のポップスがほとんどで、こういう王道演歌はない。だから、最近のシングル・タイトル曲しか聴いていない人にとっては、王道演歌を歌うイメージはあまりないかもしれない。しかし、あくまでも、山内惠介にとっては、こういう王道演歌がベースであり、原点だと言う。
 
山内: そう思いますね。体が自然としっくりくるっていう感じがね……(笑)。『誰に愛されても』を歌う時は、もうすでに歌がカッコイイじゃないですか。だから、自分が二枚目になって、そういう風な気持ちでこう歌うと……。でも、この『女の裏酒場』なんかは、もうポーズ付ける必要がないっていうか、逆に弱さを見せる……、自分の「素」(ス)みたいな、等身大っていうものを……。やはり、演歌の場合は、演じながら「素」(ス)を出せるところがいいですよね。
 
 あくまでも原点は、そういう王道演歌だとしても、今回の『誰に愛されても』など歌謡曲調のポップスも、もちろん気持ちよく歌える。
 
山内: はい、やはり「歌った感」ありますもんね〜、攻めてる感じが……。やっぱり前進していくためにも……、自分との戦い……、自分自身と戦っているところをファンの方に見せることで、「高みを目指してるんだな」とか、「もっと応援しなくちゃな」と思って頂ける……。賛同をもらえるためには、こういう高いところで自分が歌っていくことが大事だと思います。
 
山内: で、この『女の裏酒場』のような曲は、もっともっと年齢を重ねたら、もっとよく歌えるようになっていくのかなっていう……。38歳には、今こういう『誰に愛されても』のような曲がいいのかなって思われるわけですね。もう、「まごころ」っていうのが、この歌(『誰に愛されても』)すごい大事じゃないですか。で、どうやったらその「まごころ」を歌を通じて届けられるのかなって……。言葉で言うのは簡単ですけど、やっぱり丁寧に一つ一つを、行動だったり重ねていくことで、自然にそういうふうに歌が伝わるのかなって思いますよね。
 
 これら カップリングの 3曲は、もともと「カップリング用」として作られたわけではない。タイトル曲の『誰に愛されても』を含めた 4曲 全てがシングル候補曲だった。だから、この『女の裏酒場』がリード曲になった可能性もあった。
 
山内: もちろんです。もう4曲 全部ありました。どの曲もそういう気持ちで作っています。ありがたいことに、この数年で、曲をたくさん作っていただいているんです……、『スポットライト』もその中の1曲でしたし、そういうのでずっと今やってきていて、だから、もう僕もどれがリードになるかわからない(笑)。楽しみだし意外性もありますよね、「ああ、そうなんだ〜」っていう(笑)。
 
 自分で「これがいい」とは言わないのだろうか?
 
山内: 自分でも言いますね……、歌うのは僕ですからね。多数決には絶対にしません。でも、デビューの頃なんかはね、もう決まってましたよ。最初っから 2曲しかないですからね。「どっちが A面かな?」っていうのは、もうわかるんですよ(笑)。大人の顔色見ながら「ああ、これがA面になるんだな……」って思ってましたけど……(笑)。
 
山内: だから、今は、だいぶ贅沢になってきましたね。僕は自分で作るわけじゃないから……、でも、少しずつ言わせて頂けるようにはなってきてます。あと、(発売する)タイミングは、僕の事務所のスタッフさん達、レコード会社の皆さんが見てくれてると思ってますから……。でもね、『スポットライト』は、「ああ、これ絶対に出るな」って思いましたね。そういう歌って、なかなかないんですよね……、だって、どれも、みんな、いい歌じゃないですか。

3 コンサートが山内惠介の基本 〜「それを僕は信じるんですよね…」〜 
 
 「コンサートが歌手の基本」と話す山内惠介だが、2020年の春以降 この 1〜2年は、コロナ禍ということで、コンサートで歌う機会を失っていた。ようやく、今年、2022年は、3月24日〜4月27日まで、コンサートツアー『山内惠介 コンサートツアー 2022 〜歌のまごころ、あなたに届け!〜』が 15公演、さらに、5月9日〜5月24日までは『練成会グループ Presents 山内惠介コンサート 2022 北海道ツアー 〜歌のまごころ、あなたに届け!〜』11公演が予定されている。
 
山内: 今回はですね……、重要なポイントで、中島みゆきさんの『時代』を歌うんですよ。もちろん、そのほかにもカバーで、売野雅勇先生の曲を歌ったり、あと、去年の紅白で歌った『有楽町で逢いましょう』(フランク永井)とか、もうコンサートならではで楽しめるように……。それで、まあ、一番は、みなさん知っている『時代』って曲が、どんなふうにはまっていくのかな……って。「♪今はこんなに悲しくて」っていうのが、この時代だからいいのかなって。
 
 今回、北海道の中だけで 11公演も行うこともあり、北海道出身である中島みゆきの『時代』も入れることになったのだろうと思われるが、そもそも、自分で選んだのだろうか?
 
山内: 『時代』は、演出の方が「いいんじゃないか?」って出して下さって……。もう、自分からは、口が裂けても言いません……(笑)。だって、あまりにも大きい歌だし、いろんな方がカバーされてるし、自分が『時代』を歌ってどうなるのかなって……。
 
山内: 演出の方が、カバーの候補を何曲か出してくださったんですけど、その中で、『時代』ならいいんじゃないかなって思って……。でも、そういうのが大事なんですよね。自分が歌いたい歌よりも、「これ歌ってみたら?」って言われて歌ったものが意外に良かったりするんで……、それを僕は信じるんですよね。言われるからこそ、「じゃあ、歌ってみようか」ってなれるし。
 
山内: だから、自分のシングル曲もそうですよね。全部、自分で「あれがいい、これがいい」とか言って決めちゃうと、そこには、なんでしょう……、「巡り合わせ」というか、「巡り巡って自分のところに来ている」っていうような「運命」みたいなものがあるじゃないですか。だから、そこを信じて、「なんで、今、自分がこの歌をリード(曲)として歌うことになったのかな?」って探っていく方が、演じてて面白いですよね。偏らないと思いますし。
 
 山内惠介は、オリジナルの持ち歌はもちろんだが、カバー曲でも見事に歌いこなす。コンサートだけでなく、テレビ番組でも、原点だと話す 美空ひばり や 三波春夫 の長編歌謡浪曲から、西城秀樹、野口五郎、アリス、尾崎豊、ユーミン、サザンオールスターズなど、演歌、歌謡曲からロックまで、実に様々なカバーを歌っている。正直、聴く前には想像がつかない曲も少なくない。しかし、「この曲は合わないんじゃないか?」と思うような曲ですら、見事に自分の歌にしてしまう。モノマネでもなく、まるで山内惠介の持ち歌のように、堂々と伸びやかに歌い、気持ちよく聴ける。オリジナルとは違った歌唱で、その楽曲そのものの新たな魅力を発見できたりすることも少なくない。最近では、テレビ番組で歌った シャ乱Q の『シングルベッド』が見事だった。
 
山内: いやいやいや……、ありがとうございます。でも、あれ(『シングルベッド』)、良かったですよね〜、自分で言うのもなんですけど(笑)。シングルベッドで、ず〜っと寝てたから、今にも壊れそうなやつで……(笑)。頭も何もない一番オーソドックスなシングルベッドで、僕、10年以上寝ていたんですよ。引っ越すたんびに持って行ってね。よくあれで寝てたな〜って思いますけど……、それが、思い出されて仕方なかったですね……(笑)。あと、『ズルい女』(シャ乱Q)とかもオハコでしたから。あれ、よくカラオケで歌ってたんですよ。「シャ乱Q」って言うか、つんく♂ さんは、やっぱり、演歌・歌謡曲よりですよね。だから、そういうのもあるんじゃないですか。
 
 カバーでは、初めて歌う曲も少なくない。歌ってみて、意外と気持ちよかった曲もある。
 
山内: う〜ん……、東海林太郎さんの『赤城の子守唄』とかですかね。僕、唯一、さわりぐらいしか知らなかった曲なんですよ。でも、血が騒ぎますよね、ああいう歌は。もう、どうにかこうにかして歌ってやろうって思って。なんとなく覚えてる歌だったら、それをなぞればいいんですけど、あの歌は、もう、あっちゃこっちゃ行きますから。でも、ああいうのは、やっぱり大事だなって……、ひとつ歌謡史に残る歌を自分がゲットできたってことで。
 
山内: あと、(昨年末の紅白で歌った)『有楽町で逢いましょう』なんかも意外でしたよね。あれも、自分の声にね、合っているのかどうかわからないな〜って……。でも、ムード歌謡って、言われてはいたんですよね。徳光和夫さんが、「惠ちゃん、『俵星玄蕃』もいいんだけど、僕はムード歌謡を一番歌ってほしいんだよね」とおっしゃっていて、で、ああいう曲を、アレンジを変えて歌わせてもらったことで、大人の世界っていうのは、こういうふうなムードが必要なんだなっていうのが、感じられたりしましたね。

 昨年末、2021年の「NHK 紅白歌合戦」では、有楽町の夜景が背景に見える、「東京国際フォーラム」のガラス張りの渡り廊下で、『有楽町で逢いましょう』を歌った。
 
山内: そうなんですよ〜。廊下だから、やたら音が反響するんですよ。だから、僕は、「ここは(中島みゆきが以前に紅白で歌った)黒部ダムだ」と思って歌いましたよ……(笑)。
 
山内: その……、なんですかね……、歳を重ねれば重ねるほど、音が……、音楽が豊かになるっていうか、いろんなリズムを変えたりとか、ジャズ風にしたりとか、ファンクにしたりとかってやると、『ブルーノート』とか『コットンクラブ』とか(いずれもジャズクラブで、大人のライブハウス)、若い子があんまり行かないような、社交場的な音楽を知ることができましたよね。だから、こういうのは、やっていきたいなって……、「浜陽」(浜辺の夕陽)が似合うような、そういうのとか……、「たしなみ」ですよね。
 
山内: そうすれば、「おもてなし」みたいなものができるんじゃないかなって……。コンサートって、「おもてなし」ですもんね。やっぱ、お客様が主役だから、やっぱり、いろんなものに挑戦していかなくちゃいけないなって。
 
山内: ハガキとかファックスとかでね、「(ラジオ中継で)外で歌っていた人が、ああやってコンサートができるなんて思わなかった」とかってそういうのを見ると、たしかに、そういうのあるんだな〜って。だからもう、屋根があろうとなかろうとね、ファンの方がいれば、そこがステージだなっていうことに、あらためて気づかされたりとかね。
 
 「コンサートは、おもてなし」、ファンに対してのサービス精神が旺盛で、お客さんに対する意識が高い山内惠介らしい言葉だ。何が、山内惠介をそうさせたのだろうか?
 
山内: まあ、若くしてデビューさせてもらって、いい意味でも悪い意味でも大人の顔色を伺いながら活動をしてきて……、20代だったし、「あんまり自分の意見って言っちゃいけないのかな」なんてそんなことを思いながら……。でも、実際、自分がステージをやって、幕を上げて歌っていくわけで、何が大事かなってことを考えた時に、「そこに忖度をするんじゃなくて、お客様を中心に考えていろんなことを作っていけば、それが一番なんじゃないかな」ってことに気づきましたよね。

4 全ては、お客さまのために 〜「そのために燃えるってことですよね…」〜 
 
 「コンサートが歌手の基本」と考える山内惠介にとって、コロナ禍は痛かった。歌う場所がなくなり、「自分って何なんだろう」と考えたこともあったそうだ。
 
山内: そうですね……、コロナになってからは、ファンの人たちがコンサートにどんどん集まってほしい商売なのに、そういうお仕事なのに「集まっちゃいけませんよ」って……。そしたら、オンラインになって、今度は、オンラインでチケット買って皆さんが支えてくれたと……。もう、明らかに、お客様がいないと、ファンの方々がいないと活動していけないぞってことが、見えたんですよね。
 
山内: だから、「ファンの方々はこんなふうに思ってますよ」って、そういうリサーチをいっぱいしますよね。「どうでした?」とか、もちろん、ツイートを見るし、「あれがよかった」とか「もうちょっとこうしてほしい」とかっていうことを、僕は拾わせてもらってやらないといけないと。
 
山内: 何よりも大事なのはファンですよね。そこにファンがいなければ活動ができないので、そういうことを考えたら、今度は、身近なスタッフの人たちが、僕の身内の人たちが「じゃあ山内惠介に何を歌わせたらいいんだろう」とか、そういう意見も聞いてみたいなと思いました。主役はお客様ですので。
 
山内: ただ、僕はステージで、ちょっと高いところで歌わせてもらってる……、でも、それが、もう生きがいとして自分がやらせてもらってるっていうことが全てで、座っている人が主役であると……。そのために燃えるってことですよね。
 
 そういう風に、自分がブレないように、常に意識をしているということは、たとえば、偉いプロデューサーからとか、周りの意見を気にしだすと、どんどん気になってしまうからかもしれない。
 
山内: 良くしようと思って言ってくださったことは間違いないんですよ。
 
 もともと、繊細な人だけに、すごく気にしてしまう性格なのだろう。
 
山内: それは、気にしちゃいますよ……。わかるんですよ、良くしようと思って言ってくださっていることもわかるし……。たとえば、先輩の方たちと共演するときに、なんか小さくなったりね。そっちを気にするんじゃなくて、本当はお客さんを気にしなきゃいけないのにね。
 
山内: でもね、幕が上がって、お客さんが「ワーッ!」ってなれば、全部忘れちゃいますよ、そういうこと(笑)。だから、プロデューサーのこととか何とか、そういうのも全部ふっとんじゃいますよ。パフォーマンスも大きくなるんですよ。偉そうにじゃなくて、自信を持ってできるんで……、それが、無観客と有観客との大きな違いでしたね。
 
山内: そういうこと考えると……、いろんな人たちの思いを代弁する仕事に、自分はせっかくさせてもらえてるんだから、「こうした方がいいよ」とかってことも僕は表現したいし、「こういう言葉を言ったらどう」とかっていうのも、僕も意外な発見がいっぱいあるんで……、そういうのを、ブレずに受け止められるような自分でありたいなっていう風に思いますね。

 ステージの上では、山内惠介という人を自然と演じている。それが自然な姿ではあるが、テレビやコンサートなどで見ている山内惠介と、実際の山内惠介と何か大きく違うところはあるのだろうか?
 
山内: いや、もう……、名前も一緒ですからね〜。切り替えは難しいですよね。化粧してるかしてないかとかそういうことですか……(笑)。「普段との違い」って言ったらなんですかね……、でも、違うとは言われますよね。う〜ん……、喋りだったり、なんか会話だったり……、やっぱり、お客さんを、ファンを意識してないから全然違うんでしょうね。
 
山内: たとえば、お寿司屋さんで他愛もない話をしていてもですね、そこに、もし、ファンの方がいるとなったら、そういう会話をするじゃないですか。だから、ラジオなんか聞いていただいて「あ、こういうふうに喋るんだな」って思われたりするので、やっぱり違うんだなって思いますよね。やっぱり、自然と意識してるんでしょうね。「何を言ったら喜ばれるんだろうな」とか、あと、「こんなこと言って欲しいな」っていう言葉が絶対あると思うんですよ、ファンの方は……。
 
 最後に、これからのことを聞いてみた。
 
山内: 今後はですね……、もちろん、歌が主軸なんですけど、それ以外のことをやって自分のことを知ってくださる率っていうのが高いってことに、最近、気づいたんですよね。もちろん、歌とセットだったら最高なんですけど、たとえば、「お料理をしてください」とか、「何かちょっと演じてみてください」とかね。そういうのがあると、そこで自分を知ってくれる……、そういう反響があるので。だから、できる限りね、自分がいただくお仕事は、なんでも受けさせてもらって、やった方がいいなって。
 
 これまでも、2014年に公開されてた映画『山内惠介THE歌謡ムービー 昭和歌謡危機一髪!』に出演しているが、もしかしたら、今後、ドラマとか映画とかでも山内惠介を見ることができるかもしれない。
 
山内: 今……「Netflix」(ネットフリックス)だけでも、ドラマってたくさんあるんですよね。そういうのを観ていると、自分も「Netflix」だけのライブもやってみたいな〜とか……。映画も、やっぱり映画館で見るのもいいなって思うし……。
 
山内: やっぱり、初挑戦っていうのはいっぱいしていきたいですよね。小さなことでもいっぱいありますもん……、初めてやってみたとか、作ったとか、駄目だとかっていうような……、そういうのをやっていきたいなって思いますね。もちろん『誰に愛されても』を大ヒットさせたいですけど……。
 
山内: だから、なんか並行してやってった方がいいんですよね。もちろん、歌が主軸なんですけど、こればっかりやってるとね、周りが見えなくなるっていうか……。だから、「気づいたら大ヒットしてた」みたいな、そういうことだと僕は思うんです。そういう風なことで回していくことが、結果的に、歌にもいっぱい、いろんな栄養が回ってくるというか……。循環を良くして、フットワークを軽く。

(取材日:2022年3月22日 / 取材・文:西山 寧)




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いろいろわかる… 山内惠介 ロングインタビュー 第1弾(2020年)MUSIC GUIDE




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締め切りは、2022年 6月 5日 (日) まで!

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【ご注意ください】
当選された方には、twitter の DM(ダイレクトメッセージ)にて、ご連絡させていただきます。
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また、「【公式】MUSICGUIDE ミュージックガイド」を名乗る偽アカウントからプレゼント当選のDMが送られてくる事例が発生しています。
公式アカウントは「@MUSICGUIDE1003」です。
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https://youtu.be/6kTxPiUxhKQ


コンサート情報

練成会グループ Presents 山内惠介コンサート 2022 北海道ツアー
5月09日(月) 開演14:30 北見市民会館
5月11日(水) 開演14:30 帯広市民文化ホール
5月12日(木) 開演14:30 コーチャンフォー釧路文化ホール
5月14日(土) 開演14:30 中標津町総合文化会館
5月16日(月) 開演14:30 旭川市民文化会館
5月17日(火) 開演14:30 旭川市民文化会館
5月19日(木) 開演14:30 札幌・カナモトホール
5月20日(金) 開演14:30 札幌・カナモトホール
5月21日(土) 開演14:30 札幌・カナモトホール
5月23日(月) 開演14:30 函館市民会館
5月24日(火) 開演14:30 函館市民会館

コンサート情報


山内惠介 惠音楽会 2022 ~歌のまごころ、あなたに届け!~
開催日程: 2022年7月13日(水)〜 18日(月・祝)全9公演
開催会場: 大阪・新歌舞伎座
チケット: 3,500円 〜 11,000円
先行予約: 2022年 5月14日 (土) 11:00 ~ 5月21日 (土) 11:00 新歌舞伎座ネットチケット
一般発売: 2022年 6月 2日 (木) 10:00~

公演詳細/予約 新歌舞伎座


山内惠介 惠音楽会 2022 ~歌のまごころ、あなたに届け!~
開催日程: 2022年 7月23日(土)~ 7月24日(日) 全3公演
開催会場: 名古屋・御園座
チケット: 3,000円 〜 10,000円
一般発売: 2022年 6月 2日 (木) 10:00~

公演詳細 御園座


山内惠介 サマーディナーショー 2022
2022年 8月 9日(火) ホテルグランヴィア岡山 4階フェニックス
2022年 8月11日(木・祝) オークラアクトシティホテル浜松 4階 平安の間
2022年 8月21日(日) ロイトン札幌 3階ロイトンホール

山内惠介コンサート 2022 ~ 歌のまごころあなたに届け!~
2022年 9月17日(土)  開演14:00 神戸文化ホール
2022年 9月19日(月)  開演14:00 島根県民会館
2022年 9月20日(火)  開演14:00 広島文化学園 HBG ホール
2022年 9月24日(土)  開演14:00 美喜仁桐生文化会館 シルクホール




ライブ CD ボックスセット リリース情報

山内惠介「山内惠介 コンサート 2010-2021 LIVE CD BOX」【生産限定盤】
BOX-SET (24 CD + 1 DVD + BOOKLET)
2022年6月1日 発売
VIZL-2062
¥33,000 (税込)
Victor Entertainment

<収録内容>
【CD】
「10周年記念コンサート~あしたへ一歩~」
「山内惠介コンサート2011~あなたとの誓い~」
「山内惠介コンサート2012~20代最後!惠介魅せます。~」
「山内恵介コンサート2013~歳は三十 白皙美男~」
「山内惠介コンサート2014~ただひとすじに貫き通す恋模様~」
「山内惠介 デビュー15周年記念リサイタル@NHKホール」
「山内惠介コンサート2016~ひたむきに、あなたに届け“歌力”~」
「山内惠介コンサート2017~まだ見ぬ歌の巓(いただき)を目指して!~」
「山内惠介コンサート2018~歌の荒野に孤り立つ~」
「山内惠介コンサート2019~Japan 季節に抱かれて 歌めぐり~」
 (「ライブアルバム 山内惠介コンサート2019 @東京国際フォーラム」同一内容)
「デビュー20周年記念リサイタル@日本武道館」
 (「ライブアルバム デビュー20周年記念リサイタル@日本武道館」同一内容)
「山内惠介コンサート2021~Roots あなたを愛で奪いたい~」
 (「ライブアルバム 山内惠介コンサートツアー2021 ~Roots あなたを愛で奪いたい~」同一内容)
【DVD】
「オンラインライブ 2020-2021 セレクション」

・今までに発売されているライブ映像作品で「未ライブCD化」の 9公演と、
 既にライブ CD として発売されている 3公演 を含めた 全12公演を全て CD化!
・CD 24枚、全334曲収録の大ボリューム!
・さらに、付属の DV Dには、2020年〜2021年に行われたオンラインライブから選りすぐりの 8曲を収録!

収録曲目




最新 ライブ DVD / Blu-ray

山内惠介 「山内惠介コンサートツアー2021 ~Roots あなたを愛で奪いたい~」
Blu-ray / DVD / CD(2枚組)
2022年2月9日発売
Victor Entertainment

Blu-ray: VIXL-366 ¥6,050(税込)
DVD: VIBL-1047 ¥4,950(税込)
CD: VICL-65651~65652 ¥3,300(税込)

<収録曲>
オープニング
あなたを愛で奪いたい
霧情
二十才の酒
流氷鳴き
白樺の誓い
冬枯れのヴィオラ
残照
古傷
男の劇場
港の五番町
女のためいき
僕が僕であるために
Love in the sky
恋する街角
幸せな結末
もうひとつの土曜日
スマイル
風蓮湖
夢見る恋人たち
月の揺りかご
千島海道
スポットライト
流転の波止場
唇スカーレット
さらせ冬の嵐
【アンコール】
ちょっと、せつないな
古傷

山内惠介 ビクターエンタテインメント




最新 アルバム リリース情報

山内惠介 「Roots」
アルバムCD / Digital
2021年9月1日発売
VICL-65547
¥3,300
Victor Entertainment

<収録曲>
01 男の劇場(北島三郎)
02 港の五番町(原みつるとシャネル・ファイブ)
03 世界中の誰よりきっと(中山美穂&WANDS)
04 逢いたかったぜ(岡晴夫)
05 女の港(大月みやこ)
06 Love in the sky(米倉利紀)
07 女のためいき(森進一)
08 僕が僕であるために(尾崎豊)
09 みだれ髪(美空ひばり)
10 あなたを愛で奪いたい(新曲)(作詞:売野雅勇、作曲:織田哲郎)~ボーナストラック~

山内惠介 ビクターエンタテインメント




ラジオレギュラー番組


STVラジオ「山内惠介の歌一本勝負」
毎月 第1月曜 18:30〜19:00

STVラジオ「山内惠介の歌一本勝負」


RKBラジオ「山内惠介の歌の道標」
毎週 日曜日 7:40~7:59

RKBラジオ「山内惠介の歌の道標」