今月の MUSIC GUIDE 編集部オススメ!
みちのく娘!(工藤あやの、津吹みゆ、羽山みずき)
スペシャル インタビュー!
3rd Single「みちのく恋の花 / 悲しいときは」! -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

MUSIC GUIDE


今月の MUSIC GUIDE 編集部オススメ!
みちのく娘!(工藤あやの、津吹みゆ、羽山みずき)
スペシャル インタビュー!
3rd Single「みちのく恋の花 / 悲しいときは」!

今月の MUSIC GUIDE 編集部オススメ!
みちのく娘!(工藤あやの、津吹みゆ、羽山みずき)
スペシャル インタビュー!
3rd Single「みちのく恋の花 / 悲しいときは」!


インタビューの最後に、読者プレゼントあり!


Michinoku Musume

みちのく娘!

〜 工藤あやの、津吹みゆ、羽山みずき 〜

3rd Single「みちのく恋の花 / 悲しいときは」


★ それぞれがソロとしても活躍する、東北出身3人組の第3弾シングル!
★ ノリの良いロック調の歌謡曲『みちのく恋の花』!
★ 大人っぽい色気のある GS 風の歌謡曲『悲しいときは』!


★ 元気をもらえる、歌って踊る「歌謡ミュージカルユニット」!
★ 一度見たら忘れられない、元気で一生懸命な姿に、ファン急増中!



みちのく娘!「みちのく恋の花」MUSIC VIDEO

「みちのく恋の花」歌詞を見る


みちのく娘!「悲しいときは」MUSIC VIDEO

「悲しいときは」歌詞を見る




キャンペーン情報

みちのく娘! 新曲『みちのく恋の花』リリースイベント
開催日時: 2021年 12月 24日 (金) 14:00 (入場開始時間 13:40)
開催会場: エンタバ アキバ イベントスペース(東京都千代田区外神田1-2-7)
参加条件: イベント当日、エンタバアキバレジカウンターにて、対象商品を購入すると、
      ミニライブ観覧入場券が番号ランダムで配布。


イベント詳細




リリース情報

みちのく娘!「みちのく恋の花/悲しいときは」(監修:花柳糸之)
シングル CD
2021年12月8日発売
CRCN-8446
¥1,350
日本クラウン

<収録曲>
1 みちのく恋の花 (作詩:もりちよこ/作曲:宮川彬良/編曲:宮川彬良)
2 悲しいときは  (作詩:もりちよこ/作曲:宮川彬良/編曲:宮川彬良)
3 みちのく恋の花  [オリジナル・カラオケ]
4 悲しいときは  [オリジナル・カラオケ]


みちのく娘! 日本クラウン


みちのく娘! オフィシャルサイト


みちのく娘! 歌詞一覧




みちのく娘! スペシャル インタビュー

〜 工藤あやの、羽山みずき、津吹みゆ 〜


左から、羽山みずき、工藤あやの、津吹みゆ

 ともに東北出身で、デビューが 1年ずつ違う 25歳〜30歳、工藤あやの、津吹みゆ、羽山みずき による3人組ユニット「みちのく娘!」は、それぞれがソロ歌手としてデビューした後に結成され、結成後も、それぞれのソロ活動と並行して活動している。歌謡ミュージカルと称し、ポップス調の歌謡曲を、和装で(時には洋装で)踊りながら歌う。
 
 2018年5月に、テレビの音楽番組で、初めて「みちのく娘!」として歌ったのが、美空ひばりの『お祭りマンボ』。複雑なフォーメーションダンスで元気に踊りながら歌うという、見たことのなかったその斬新な姿に問い合わせが殺到したことで、同年、2018年11月14日に「みちのく娘!」としてデビューした。
 
 デビューシングル『春ッコわらし』は、和風の衣装ながら、キャンディーズを彷彿とさせるようなポップス調、アップテンポの歌謡曲。実際、サビの「♪カモン カモン〜」のハーモニーで歌うところなどは、本当にキャンディーズのように聴こえる。
 
 2020年5月13日には、2nd シングル『べっぴん音頭 / あっちむいてほい』がリリース。楽しい歌詞に、耳に残るポップなメロディの「ポップ音頭」と、チカラの抜ける優しい歌で、疲れたココロが癒される歌の両A面。
 
 そして、3rd シングルとなる『みちのく恋の花』(c/w『悲しいときは』)が、2021年12月8日にリリースされた。
 
 タイトル曲の『みちのく恋の花』は、ノリの良いロック調の歌謡曲で、デビュー曲『春ッコわらし』の路線上にある曲だが、より進化した歌唱を感じる。一方、カップリング曲の『悲しいときは』は、大人っぽい色気のある GS 風の歌謡曲で、「みちのく娘!」の新しい一面を感じさせてくれる。
 
 どちらも、キャッチーなメロディと歌詞、3人の歌声が印象的に耳に残るいい歌で、どちらを A面にしてもおかしくない。
 
 山形県鶴岡市出身の羽山みずきは、3人の中で最も年上だが、デビューは最も遅く、「みちのく娘!」では三女役。
 
 福島県矢吹町出身の津吹みゆは、3人の中では最も年下だが、「みちのく娘!」では、デビュー順で次女役。
 
 そして、山形県山形市出身の工藤あやのは、3人の中では、最もデビューが早く、「みちのく娘!」では、長女役でリーダーだ。
 
 一般的に、グループというのは難しいものだが、この 3人は、本当に仲がいい。


<もくじ>

1 最新シングル『みちのく恋の花』 〜「感じ取りながらやってましたね…」〜
2 グループ名が入った曲名 〜「そこに自分らの想いもあるなって…」〜
3 カップリング曲『悲しいときは』 〜「この歌は、自我を封じました…」〜
4 羽山みずき、ソロの最新曲『わたし舟』 〜「年相応な曲を頂いたんじゃないかなって…」〜
5 津吹みゆ、ソロの最新曲『東京ホタル』 〜「呼吸の仕方から、構え方も全然違うし…」〜
6 工藤あやの、ソロの最新曲『白糸恋情話』 〜「一緒にこの曲と生きていきたいな…」〜
7 ソロ歌手と「みちのく娘!」の両立 〜「なんか好きなんだと思います…」〜


1 最新シングル『みちのく恋の花』 〜「なんか勝負した感じでした…」〜
 
ーー 3枚目となる最新シングル『みちのく恋の花』(作詞:もりちよこ、作曲・編曲:宮川彬良)は、マイナー調アップテンポで、ノリの良いロック調の歌謡曲。2018年11月に発売された「みちのく娘!」のデビュー曲『春ッコわらし』(作詞:喜多條忠、作・編曲:宮川彬良)と似た雰囲気の勢いのある曲で、同じように、サビでは 3人のハーモニーが聴ける。カップリング曲の『悲しいときは』は、ピンキーとキラーズの『恋の季節』のような雰囲気の、大人のムード溢れる GS風の歌謡曲。これまでにはなかった「みちのく娘!」の大人っぽい色気を感じさせる曲。
 
ーー いずれも作曲は、昭和の大作曲家・宮川泰を父に持ち、テレビ番組や舞台、『マツケンサンバII』などの作曲でも知られる宮川彬良(みやがわあきら)によるもの。デビュー曲の『春ッコわらし』から一貫して「みちのく娘!」の作編曲を担当している。全くタイプの違う 2曲だが、いずれもキャッチーで、どちらが A面になってもおかしくない。
 
工藤:はい、ギリギリまで迷ってました。イメージチェンジをするのか、このまま行くのかってことで。
 
ーー 『みちのく恋の花』は、サビの「♪恋 恋 恋の 花が咲きゃ… 来い 来い あなたに 告げて来い…」の 3声のハーモニーが印象的で、デビュー曲『春ッコわらし』のサビ「♪カモン カモン カモン カモナ ベイビ〜」を彷彿とさせる。
 
工藤:最初は、クラウンさんで、キー合わせとか、誰がどのパートを歌うかとかがあって、そのあと、(宮川彬良)先生のイメージ通りに歌った女性の仮歌が入った音源をもらいました。「イメージ図」……というか「イメージ歌」みたいな。
 
津吹:元気ですごくキャッチーで、やっぱり『春ッコわらし』みたいな雰囲気もあるし、「早く歌いたいな」って思いました。プラス、花柳糸之先生が、いつもその曲に合ったかわいいフリをつけてくださるので、「どういうフリがつくのかな……」なんていう楽しみも……。
 
ーー 「みちのく娘!」の振り付けは、業界では知らない人のいないレジェンドのような振付師、花柳糸之が、デビュー時から担当しており、「みちのく娘!」のプロデューサーでもある。
 
津吹:でも、『みちのく恋の花』は、なんかクセがすごい入ってて……、なんていうんですかね……、なんか変にコブシをつけないようにということで、デモテープの音源ではあまり入っていなかったんですけど、サラッといくんじゃなくて、「♪コブシ〜の〜 花はナ〜」ってコブシを入れて………。
 
工藤:それは、宮川先生のじゃなかった? コブシはわりとシンプルじゃなかったっけ?
 
津吹:んだっけか?
 
羽山:そう、宮川先生のはそうでした。
 
津吹:でも、ちょっとした語尾とか、そういったところに、クセがちりばめられていたので、「ああ、こういう風に歌ったらいいのかな」って思って、(工藤)あやのさんも言ってくれたりして、楽曲がもっともっと見えるようになってきて……。で、それに沿って練習をしていました。
 
工藤:私は……、その音源をもらう前に、宮川先生がピアノでメロディを弾いているのを聴いて、もうだいぶ練習をしていて……。で、結構、レコーディングが近くなってから、「参考にしてください」ってその音源をいただいたんです。でも、私の方は、自分のイメージをぶつけようと思っていたので……。
 
工藤:で、先生からは「3人とも民謡をやってるから、民謡っぽく歌って」って言われてて、でも、3人の中で民謡をやっていたのは私だけなので、そこはちょっとプレッシャーに感じていたんですけど、自分なりの民謡を入れた「”あやの節” で行こう!」って思って……。実際、やってみて、却下された部分も多かったんですけど、取り入れていただけたところも多かったので、なんか勝負した感じでした。たぶん、9割は、自分のイメージで持っていったと思います(笑)。
 
工藤:それに沿って型にはまるよりも、宮川先生はとくに「ああ、そういうのもあるよね」って言ってくださる先生なので……、先生によってはやり方を結構変えるんですけど、ぶつかれる方には、花柳(糸之)先生を含め、ドンドン勝負していきます………あはは……(笑)。
 
羽山:最初に聴いた時は、「『春ッコわらし』っぽいな」っていうのが第一印象でした。でも、『春ッコわらし』っぽいけども、その当時よりかは、ちょっと成長した姿で歌いたいなっていうのはありまして……。で、『春ッコわらし』の時にもあったんですけど、ハモリが、3人とも前回よりもすごくスムーズに歌えたような気がして、「しっくりくるな」というのは思いました。歌う時も、みゆみゆ(津吹みゆ)、あやねえ(工藤あやの)、私、っていう順番だったんですけど、2人がすごくリードしてくれたので、歌いやすかったなと……、もう乗っかるだけだから……(笑)。
 
ーー デビュー曲の『春ッコわらし』の時には、3人 同時に歌ってレコーディングをしていたが、前作『べっぴん音頭 / あっちむいてほい』の時から、3人一緒ではなく、バラバラにひとりずつ歌録りをしている。最終的に、3人の歌がミックスされた時、間、切り際、呼吸などが揃っていないとおかしいので、一番最初に歌った人がガイドになる。だから責任重大だ。
 
津吹:そうなんですよ〜。なんか、ハモリが 3声に分かれてるんですけど、私が、一番高音でメロディのパートだったので、その流れで「最初にメロディを録っちゃった方がいいんじゃないか」ってことで、先生とディレクターさんが「じゃあ、津吹が一番で」って決められたんです。でも、やっぱ、責任を感じて……(笑)、がんばりました。
 
工藤:だから、今回は、みゆみゆ(津吹みゆ)が最初でしたけど、曲によって順番は違いますね。
 
津吹:ひとりずつ録るのは、難しいです……。でも、歌ってる表情とかリズムの取り方とか、ブースの窓から見えるので、だから、それを一生懸命に感じ取りながらやってましたね……、はい、準備して。あと、先生方が、横で聴いてて「あ〜、いいね〜」とか、「ここは、もうちょっとこうして……」とか言っているのも聞いてて、それも取り入れて歌ってました。
 
羽山:そうですね……、難しいですね……。

2 グループ名が入った曲名 〜「そこに自分らの想いもあるなって…」〜
 
ーー 歌録りのレコーディングの時も、作・編曲の宮川彬良が丁寧にディレクションをしていたようだ。
 
工藤:なんていうかな……、土臭い感じなんですよ……、イモ臭いというか……。なんかフレッシュに歌うっていうよりも、やっぱりちょっと土ついてる感じのねばっこい感じでって……。
 
ーー たしかに、メロディーはポップだが、歌詞には「♪田植えも始まる頃なのに」といったフレーズもある。
 
工藤:隠れてる「ん」が結構入ってて……。たとえば、「♪告げられず」だと、「♪告んげら〜れんず〜」って感じですかね、極端に言うと……。頭の「♪コブシの〜」だと、「♪んコブシんの〜」とか、「”ん” が頭に来てもいいくらいだよ〜」とか言われてたんです。
 
工藤:え〜っと……、あとは、「♪告げて来い」とか、そういうところは、いつも動作付きで教えてくれるんですよ。だから、その勢いで歌う、みたいな……(笑)。今回は、とくに、そういう体の動きで一緒にやってくれたのが多かったかも……。
 
ーー 『みちのく恋の花』は、歌詞も実によく出来ている。「コブシの花」ではじまる 1番は岩手山(岩手県)、「サクラの花」ではじまる 2番は 角館(かくのだて、秋田県)、そして、「リンゴの花」ではじまる 3番は 弘前(青森県)を舞台にしている。
 
工藤:ウチらの出身の県は入ってないんですけど、でも、みちのくっていうのを考えてくださって、歌詞に合う東北の有名な名所とかを入れてくださってるんです。作詞の もり 先生のイメージで。
 
ーー あえて、戦略的に、「みちのく娘!」の 3人の出身地、山形と福島は入れなかったのかもしれない。作詞した もりちよこ は、羽山みずきのソロでの最新シングル『わたし舟』と、そのカップリング曲、山形の庄内弁で書かれた歌謡ロック『おめおめロック』も作詞している。それらも、『みちのく恋の花』も、よく歌い手のことを考えて書かれている。
 
津吹:『みちのく恋の花』は、作詞の もりちよこ 先生が、すごく言葉遊びを入れてくださってるんですね。たとえば、サビの部分もそうなんですけど、1回目の「♪こい こい こい」は恋愛の「恋」で、2回目の「♪こい こい」は、「おいで」って意味の「来い」で、そういう風にかけてくださってたり……。
 
津吹:あと、2番の「♪四角四面の角館」って、なんかカクカクしているようなイメージで……(笑)。で、一番好きなのは、3番の「ハートは 真っ赤な 白い花」ですね。真っ赤なのに白い花なんですよね、そういう対比とか、イメージをふくらませてくれるのが、私の中では好きです。
 
ーー 今作は、曲のタイトルに「みちのく」とグループ名も入っている。
 
工藤:うん……、なんか、それこそ責任感を感じます。タイトルの半分以上を自分たちの名前が取ってるので。
 
ーー 歌詞とメロディのマッチングもよく、3人の明るい歌声で、耳に残るいい曲に仕上がっている。
 
羽山:心地よいなって思いました。アップテンポなので、ちょっと私の苦手分野ではあるんですけど〜(笑)、まあ、でも、『春ッコわらし』から 2年、3年ほど経っているので、その時とはまた違って心情で……。あとは、やっぱり東北の風景を歌っているので……、角館も実際によく家族で花火を見に行ってましたし、青森も岩手も車でよくドライブに行っていたので、リアルに見ていた風景が入っているっていうのは、かなり心地よかったなぁっていう風には思います。
 
工藤:あの〜、楽しかったです。一番楽しかったです。これまでは、歌がメインというよりは、踊りがメインにあるっていう感じだったんですよ……、それは、私たちのせいでもあるんですけど……、でも、これは、しっかり歌を歌っていって、言葉をはっきりと伝えられるなって……。そこに自分らの想いもあるなって……。
 
工藤:フリも、もうだいたい固まっているんですけど、花柳(糸之)先生は、「2コーラス・バージョンと、コロナなんで、パーティションありバージョンと、なしバージョンと、3種類くらい作りたいわね〜」っておっしゃってました……(笑)。だから、「先生、一回、聞かなかったことにしますね」って言いました(笑)。
 
羽山:もとのフリが体に入っていると、混ざる〜。
津吹:ね〜っ。
羽山:私がとくに、ごっちゃになって、よく、みゆみゆに衝突しそうになったりとか……(笑)。
工藤:でも、今回はシンプルで……、歌メインですね。

3 カップリング曲『悲しいときは』 〜「この歌は、自我を封じました…」〜
 
ーー カップリング曲の『悲しいときは』も、A面にしても良いくらいのいい曲だ。GS風の大人っぽい色気のある歌謡曲で、歌い方も色気のある大人っぽくなっていて新鮮だ。「みちのく娘!」の新たな魅力を感じられる。
 
津吹:この『悲しいときは』は、(花柳)糸之先生が「ドリーム・ガールズっぽく、大人っぽく」って言ってて、今までとはイメージを変えて、腰でリズムを取るとかっていろいろご指導いただいて……。んと〜、初めてのこういうリズムの楽曲だったので……。
 
津吹:それで、私自身も、自分の中にリズムをまずは取り入れるっていうのがすごく難しかったんですけど、プラス、色気を出して歌うというのもすごく難しくて、レコーディングのときは、これは、みずきさん(羽山みずき)、あやの(工藤あやの)さん、私の順番だったので、私は 3番目に歌ったんですけど、だから、姐さんふたりの歌い方とか雰囲気に寄り添いながら歌いました(笑)。「なんで、こう色気が出ないんだっぺ」とか思いながら……(笑)、歌い方とか表現とか……。だから、私自身にとっては、新境地でもあるし、二人から歌い方とか表現力とか刺激をもらった曲でもあります。
 
工藤:あの〜、私がソロでも歌ってきた大人っぽいイメージの歌謡曲かなって思ってたら、「全く違う」って言われて(笑)、で、みーちゃん(羽山みずき)が最初に歌うことになって……、で、みーちゃんは、やっぱりナチュラルな色気があって、「ナチュラルで頑張って食らいついていこう」みたいな……(笑)。これは『みちのく恋の花』とは違って、「自由に」じゃなくて、寄せていかないといけない感じだったので、みーちゃんのこの抜け感に呼吸を合わせていって、「♪バラを浮かべた お茶にしましょう」とか、最初はすごい張って歌ったりしてたんですけど、「違います」って言われて……(笑)、それで、抑えて、抑えて、歌いました。だから、すっごいむずかしかったです……。この歌は、自我を封じました……(笑)。勉強になりましたね。
 
ーー そういう抑制された感じのボーカルが、「♪薄紅色の〜」「♪バラを浮かべた」などのブルーノートや、テンションの入ったお洒落なメロディの雰囲気によく合っている。
 
羽山:歌詞を読んだ時に、すごい大切な人を失った女性が、切り替えられなくて、もう無造作に時間だけが過ぎていくと感じている一人の女性が見えて……、まだ、アレンジも決まってなかった時だったので、「レコーディングのブースで、どういう風にこの女性を表現したらいいのかな……」と、正直、すごく悩んでいました。でも、やっぱり、アレンジされてサウンドができてきたりすると、自分が考えていたものと音楽が自然と合わさって、なんとなく「こんな感じかな」って最初は歌ってましたけど……。でも、難しいなとは思いました。
 
ーー 自分で考えていたイメージと、出来上がってきたアレンジが同じだったということだ。いずれにしろ、『みちのく恋の花』と『悲しいときは』、タイプの違う 2曲だが、いいバランスになった。両A面にしても良かったと思う。
 
工藤:そうですね……、やっぱり嬉しかったですね……。3人の歌唱力が上がらないと頂けない楽曲なんで……。とくに『悲しいときは』の方は、個人的には、そう思っているので……。作品として残せたことも嬉しいですし、作ってもらえたことも、自分も「みちのく娘!」に居させてもらえてる喜びを、この 2曲には感じさせてもらいました。

4 羽山みずき、ソロの最新曲『わたし舟』 〜「年相応な曲を頂いたんじゃないかなって…」〜
 
ーー 山形県 鶴岡市出身、地元の出羽三山神社で 6年間「巫女」をしていたことから、「開運演歌女子、歌う巫女さん」のキャッチフレーズで、2016年4月6日に シングル『紅花慕情』(作詞:横山賢一、作曲:聖川湧、編曲:前田俊明)で歌手デビューした 羽山みずき。デビューして 6年目に入っている。
 
ーー 今年、2021年 7月7日に発売された最新曲、通算7枚目となるシングル『わたし舟』(作詞:もりちよこ、作曲:聖川湧、編曲:馬飼野俊一)は、師匠の聖川湧の作品で、これまでには歌ってこなかったようなタイプのマイナー調でしっとりした、どこか懐かしい感じのするフォーク風の歌謡曲。羽山みずきのやさしい歌声で、聴けば聴くほど沁みてくる曲だ。
 
羽山:最初に聴いた時、素直に「好き!」と感じました。どこが好きとか、ここが好き、とかいうよりも、情感を自然と引き出してくれるような感覚になりました。色んな想像ができる素敵な曲だなと……。
 
ーー 『わたし舟』は、どこか京都をイメージさせるような、エレガントさと情緒がある。素直で品のいい性格の良さが歌声にもよく表れていて、羽山みずきの歌には嫌味がない。実に、いい雰囲気で歌われている。
 
羽山:デビュー曲から『わたし舟』以前までの作品は、ちょっと若い……、若いというか淡い恋心をテーマにしていたんですけども、この『わたし舟』は全く違って、恋をした時の「迷い」だったりとか、あまのじゃくになる男性をちょっと焦らしたりとか、ちょっと大人っぽくなっているので、今の年齢に合った、年相応な曲を頂いたんじゃないかなって、ありがたく思っています。歌えば歌うほど、「この曲、好ぎだな〜」って思えますし、それと同時に「難しいな」とも思います。
 
羽山:1箇所、ロングトーンがあるんですけど、「♪私が私でなくなるの〜」のところなんですけど、そこが、その日のコンディションによって違ってくるので……、その日の声帯の柔らかさとか、筋肉の感じとか……。
 
ーー サビにつながる直前の「♪恋する女はあまんじゃく 私が私でなくなるの」のところだ。サビの「♪さらり〜 さらりら〜」「♪はらり〜 はらりら〜」も耳に残るが、この前サビの部分も、言葉のインパクトもあって、自然と覚えてしまう印象的な箇所になっている。だからこそ、あまり強く押し過ぎてもいけないところでもある。
 
羽山:そうなんです……。で、4小節をひと息でいかないといけなくて、最初、「♪なく〜」「なるの〜」って吸ってたんですけど、もり(ちよこ)先生から、「♪なく〜なるの〜」って、「そこはひと息で歌って」って言われて、「それはしんどいな」と思ったんですけど、でもやらないといけないので……。かなり練習してるんですけど、でも、その日のコンディションで、上に抜くか、下に抜くか、みたいなのは、ぜんぜん違う……。前の日の睡眠の質とかとも関わってくるので……(笑)、すごく曲は好きですけど、逆に、そういう難しさも同時に感じてる歌ですね……。だから、うまく歌えた時は、もう〜気持ちがいい……(笑)。
 
ーー ちなみに、カップリング曲の『おめおめロック』は、郷ひろみの『お嫁サンバ』などを書いた小杉保夫が作曲した、マイナー調、アップテンポのロック歌謡曲。しかも、出身地の庄内弁の歌詞で歌っている。庄内弁と、これまで聴いたことのない羽山みずきの歌声が新鮮で楽しい。

5 津吹みゆ、ソロの最新曲『東京ホタル』 〜「呼吸の仕方から、構え方も全然違うし…」〜
 
ーー 福島県 矢吹町出身、「どんと響く!直球ボイス!」のキャッチフレーズで、18歳の時、2015年2月25日に シングル『会津・山の神』(作詞:原文彦、作曲:四方章人、編曲:前田俊明)で歌手デビューした 津吹みゆ。今年、7
年目となる。天真爛漫、素直すぎるくらい素直な性格で、3人の中では最も年下だが、「みちのく娘!」では、デビュー順で次女役。その性格どおりの嫌味のない素直な歌声、とくに高音のキラキラした伸びやかで明るい響きの歌声が魅力だ。
 
ーー 今年、2021年 9月22日に発売された最新曲、通算9枚目となるシングル『東京ホタル』(作詞・作曲:伊藤薫/編曲:矢野立美)は、師匠である作曲家の四方章人によるものではなく、『ラヴ・イズ・オーヴァー』(欧陽菲菲)や『ほほにキスして』(水越けいこ)などを作詞・作曲している伊藤薫の作品。メジャー調 3連のポップスで、どこか懐かしい感じのするいい曲だ。
 
津吹:まず、初めて聴いた時に、涙が出ました。んと……、伊藤薫先生は、ずっと憧れの先生だったので、「いつかご縁をいただけたらなぁ〜」って勝手に思っていて、でも、それをディレクターさんには一度も話したことがなかったんですけど……。で、「今度、新曲を出すから」って言われて会社に呼ばれていて、ポンって目の前に出された楽譜に伊藤薫って書いてあって「えっ! ウソでしょ!」って思って……、もう嬉しくて……。不思議なご縁を感じました。
 
津吹:やっぱり、これまで、落ち込んでしまうときもあったけど、先輩方の歌を聴いたりとかしてる時に、「ああ、この歌詞ステキだな〜」って思ったときに、ふと見ると伊藤薫って書いてあったりとかして……。で、あの……、「いつかご縁があれば……」って思ってた流れの中で、今回、作品をいただけたので、すごく嬉しくて……。で、作品の内容も、すごくかわいらしくて……。年上の……、年の離れた男性に片思いしている女の子が主人公で、やっぱり「昭和の懐かしさも感じる」って言ってくださる方も多くて……。
 
ーー たしかに、まるで、1970年代の爽やかなアイドル歌手が歌うような曲調で、でも、だからと言って古くは感じない。明るくキラキラしたキュートで柔らかな歌声によく合っていて、爽やかで、聴いていると、心あらわれるようだ。サビの「♪いつだって チラ〜チラ〜」が耳に残る。
 
津吹:あっ、嬉しいです。ありがとうございます。私もメロディも歌詞も大好きで、さわやかな曲だと思います。初めてのフォーク歌謡で、やっぱり歌い方から、呼吸の仕方から、構え方も全然違うし……。あと、響きも変えて、ビブラートの使い方も意識して変えたりとかしました。だから、すごく勉強になりました。
 
工藤:ファンです……(笑)。
 
ーー 前作、同じく今年、2021年 2月24日に発売された 8枚目のシングル『おんなの津軽』(作詞:原文彦、作曲:四方章人、編曲:伊戸のりお)は、師匠である四方章人の作品で、マイナー調の王道演歌。この曲から、津吹みゆの歌声がガラッと変わった気がした。出だしの「♪雪のみちのく はるかな旅路」は、高い音から入るが、チカラで押すのではなく、柔らかく豊かな響きで歌われている。声の響き、ツヤ、やわらかさが変わったと感じた。そして、今作『東京ホタル』は、その前作『おんなの津軽』とはビックリするくらい違うタイプの曲で、しかも、師匠ではなく、伊藤薫の作品だ。
 
津吹:最初、びっくりしました、「四方先生の曲じゃない……」って。私もよくわからないんですけど、担当のディレクターさんが「津吹の歌を広げるために……」ってことで、今回、伊藤薫先生に繋いでくださったみたいなんです。

6 工藤あやの、ソロの最新曲『白糸恋情話』 〜「一緒にこの曲と生きていきたいな…」〜
 
ーー 山形県 山形市出身、「山形のひだまり娘」のキャッチフレーズで、2014年1月19日に シングル『さくらんぼ 恋しんぼ』(作詞:たかたかし、作曲:弦哲也、編曲:南郷達也)で歌手デビューした 工藤あやの。今年、8年目に入った。師匠は、作曲家の弦哲也。アネゴ肌で、おきゃんな感じの「元気娘」。しかし、実は、繊細すぎるくらい繊細な人だ。3人の中では、最もデビューが早く、「みちのく娘!」では、長女役でリーダー。小さい頃から民謡をやっていて、昭和アイドル歌手のようなキュートな歌声で、正統派演歌からポップスまで、なんでも見事に歌いこなす。
 
ーー 来年、2022年 1月26日に発売される最新曲、約2年ぶり、通算7枚目となるシングル『白糸恋情話』(作詞:原文彦、作曲:弦哲也、編曲:若草恵)は、泉鏡花の『義血侠血』を題材にした金沢が舞台の作品。マイナー調で、情念の世界が表現された大人っぽい、石川さゆりの『風の盆恋歌』(作詞:なかにし礼、作曲:三木たかし)のような雰囲気を持った曲。サビの「♪なみだ なみだ なみだ」「♪契る 契る 契る」「♪みれん みれん みれん」が耳に残るが、冒頭「♪情けは情けで 返しましょう… 命は命で 返します…」が印象的な、心に迫ってくるいい歌だ。
 
工藤:これは、詞先の歌だったので、まず歌詞のほうから頂いたんですけど、まず、詞を見ただけで、「なんて深い曲なんだ!」って思いました。「これが あやの に歌えるかわからないけど」って言われて渡されたんですけど……、でも、期待はしてくださってるから、こうやってくださったんだなと思って……。
 
工藤:それで、弦(哲也)先生も、作詞してくださった原文彦先生と「もう一回タッグを組みたかった」っておっしゃってて、「あっ、なんか、私を通して、歌の師匠の弦先生が喜んでくださっているのは嬉しいな」って……。で、弦先生のチカラの入りようも、今までよりもさらに全然違ってて、レコーディングも終わったのに、一番最後に弦先生自らがギター弾いて、あとから足してくださったりとか……。
 
ーー 石川さゆりの『天城越え』(作詞:吉岡治、作曲:弦哲也)や、石原裕次郎の『北の旅人』(作詞:山口洋子、作曲:弦哲也)など数多くの名曲を作曲している弦哲也のチカラの入り方を、聴いていてもたしかに感じる。
 
工藤:で、その……、まず曲を頂いた時は、泣き過ぎて歌えなくなっちゃって……、練習でスタジオに入る時も、3時間中 1時間は泣いちゃってて……。まず泣く時間、で、ちょっとおさまって、ティッシュもなくなったころに、歌の練習を始める……、みたいな(笑)。
 
工藤:メロディとかも、レコーディングの3日前とかに変わったりしたんですけど、やっぱり、これは、歌の練習をするだけじゃなくて「フリもつけないと!」と思って、花柳先生もチカラを入れてくださって、とにかく、今、お世話になっているみなさんに、ホントに協力していただいて、ひとつの作品、2年ぶりの作品を作り上げたっていう……。
 
工藤:それに、今回、事務所の社長も「今後の工藤あやのをどうやって作っていくか……」って時に、一番で動いてくださってたので……。私は常日頃、けんかしてるんですけど、そういう見えないところで動いてくださってたっていうことにもすごい感激したし、なんか、いろんなものが重なって……。で、歌うにあたり、「泉鏡花が書いた『義血侠血』を読みなよ」って言われて、現代語訳になっているものを読みました。
 
ーー 泉鏡花の『義血侠血』は、『滝の白糸』として何度も映画化もされている。
 
工藤:そうですね。でも、映像は1回自分の中で作ろうって思ってたので……。なんか、言葉にできない切なさがあって、1日中泣いてて……。で、主人公の女水芸人、「滝の白糸」と呼ばれている水島友さんとは、同い年だったんですよ……。いつ亡くなられたのかはわからないんですけど、24歳の時に(村越)欣弥さんと出会って、3年後に亡くなっているとしたら 27歳……、それも何か運命を感じたりとかして……。
 
ーー 正統派の演歌でデビューし、これまで、ポップス調の曲も歌ってきたが、それらとは全く違った歌になった。難しい歌を見事に歌い上げている。
 
工藤:ありがとうございます。レコーディングの時に、「完成させないでくれ」って言われたんですよ。最初は、図太く歌ってたら、弦先生に「その歌い方は違う」って言われて、「今の工藤あやのの声で録音してくれ」って言われました。もっと「か弱い」じゃないですけど、「若めな感じで歌ってくれ」って言われて、「むずかしい!」って思って……(笑)。
 
工藤:だから、いままで培ってきたものを、惜しみなく全部、ビビらないで出したいなと思って。で、先日は、弦先生の金沢の方のテレビのロケにもご一緒させていただいて、実際に、その歌詞に出てくる風景も見させていただいて……。すごく……、「これが新たな始まり」って、もう1回思ってやりたいなって……、この曲に命をかけようと思いました。なので、だんだんと、よりいいものになっていく作品だろうなと……、「一緒にこの曲と生きていきたいな……」と思いました。
 
工藤:そうですね〜、やっぱり「みちのく娘!」があったからこそですね〜。やっぱり二人にもすごくお世話になってるし、花柳糸之先生に育てていただいてるし……。
 
ーー シングル『白糸恋情話』は、表題曲のほかにカップリング曲が 2曲収録されているが、これらもいい。『手紙』(作詞・作曲:向井浩二、編曲:矢田部正)は、メジャー調のポップスで、やさしい歌声と、サビの伸びやかな歌声が耳に残る。もう1曲のカップリング曲『山形育ち』(作詞・作曲:山口岩男、編曲:矢田部正)はカバー曲で、メジャー調、ゆったりしたテンポのやさしい演歌。現在は地元の山形在住のシンガーソングライター 山口岩男 の曲だが、まるで、工藤あやの のために書かれた曲のように感じる。
 
工藤:あの、私の存在を知ってくださってた方が、「これは工藤の声に合うんじゃないか」って思ってて、山形の NHK さんの番組で 1回歌わせていただいたんです。そしたら、すごく反響がありまして、それで、山口岩男さんに「歌わせていただいていいですか?」ってお断りして、去年の夏くらいから、コンサートだったり、「BSテレ東」さんの番組だったり、いろんなところで歌わせていただいてます。
 
ーー そのテレビで歌ったことで、山形県内でも CD化を待ち望む声が多かったようだ。
 
工藤:山形の方に響くだけじゃなくて……、ちょっとセリフも入ってるんですけど、関西の方とかが「(山形弁で)訛ってるのがいいね〜」って言ってくださったりとか、「あやのちゃん、かわいいところもあったんだね」とか(笑)、結構、歌で人間性をわかってくださる方とかもいて……。だから、これは、出会うべくして出会った楽曲なのかなぁ〜って……。
 
ーー 「♪山形 育ちの 女です〜」と、工藤あやの の語りかけるような歌い方、やさしく明るい響きの歌声で、言葉がよく伝わってくる。
 
工藤:山口岩男さんも、いつか、山形出身の演歌歌手に歌ってほしいって思っていらっしゃったみたいなんです。ずっと、ロックを歌われていたんですけど、ご自身が山形弁の方言で歌われている『かえずのながさはえずばへっで』って曲があって……
 
ーー えっ?
 
工藤:「かえずのながさはえずばへっで」っていうのは、「かえずの中に」「はえずばへっで」みたいな……(笑)、「これの中にこれを入れる」って意味です……。それが、地元で爆発的にヒットしたんです。で、「山形弁てウケるんだな」って思って、ご自身がアルバムの中に入れられた曲みたいです。
 
ーー 3曲、それぞれ、全くタイプの違う曲だが、それぞれに良さが出ている。工藤あやの の いろいろな魅力を楽しめるシングルだ。

7 ソロ歌手と「みちのく娘!」の両立 〜「なんか好きなんだと思います…」〜
 
ーー そうやって、3人、それぞれがソロとしても活動し、それと並行して「みちのく娘!」としても活動するのは大変なことだ。しかも、「みちのく娘!」では、花柳糸之による難しい振り付けを覚えなければならない。持ち歌だけでなく、テレビ番組などでカバー曲を歌う時にも、毎回、オリジナルの振り付けで、複雑なフォーメーション・ダンスを披露している。その稽古は、1日中、朝から晩まで行われる。しかし、3人とも、ソロとユニットでの活動を、うまく両立させているようだ。
 
津吹:「みちのく娘!」では、師匠が花柳糸之先生なので、だから、その楽曲に合わせた振り付けをつけていただけるんですね。だから、3人でしかできない表現とかありますし……。「みちのく娘!」は、歌謡ミュージカルっていうのを目標にして活動させていただいてるので、そういった面では、やっぱりひとりのソロとして歌うのと、この 3人で歌うのとは、全然違うな〜っていうふうに感じます。
 
工藤:私は「みちのく娘!」の方がノビノビやっている気がしますね。なんか、あの……、私、ダンスが好きなんですけど、自分で振り付けする能力は全くなくて、花柳先生がやっぱりスペシャリストなので、そのフリをひとりで踊るのも好きだけど、みんなでひとつの作品を入り交りながら作ってるのがすごい好きです。
 
工藤:初めは、ソロも「みちのく娘!」も、全部、統一しなくちゃいけないのかな〜って、私も結構、殺気立って初めの方はやってたんですけど、個性を出すにも、多少バラけるところはバラけてもいいのかなと……。でも、統一するとこは統一しながら……って、ちょっと考えながら、今までは一匹狼でやってきてたんですけども、それだと嫌われすぎることもたくさんあったし……。じゃなくて、足並みを1回揃えるっていうこと……、なんか「人間の内側」みたいなところは、すごい「みちのく娘!」で教わったので、最近は、そういうところを考えながら「みちのく娘!」では活動しています。なんか、柔らかくなったような気がします。
 
羽山:私は……、「みちのく娘!」の時も、ソロの時も、気持ち的には変わらない……。変わらずにやっていて、まあ、それは歌の仕事だけじゃなくて、どこに行っても変わらないように……、「変わらないように」って意識してるってわけではないですけど、常に、集中しながら、「大事にしないといけないな〜」って思いながら、全部の現場には行ってるんですけど……。「みちのく娘!」は、強いて言うならば……「ダンスがある」っていう課題がずっとありまして、そこに関しましては、普段の自分では無理で……、ちょっと頑張ってます(笑)。でも、もとに持っている気持ちっていうのは、基本、変わらずにやってます。
 
ーー やはり、ほかのメンバーのソロの活動は気になるのだろうか?
 
工藤:私、めっちゃ見てます。「今日、写真あがってるじゃん〜!」とか、「今日のファッション最高だな、あのスカートいいな」とか……(笑)。
 
津吹:見てる〜、「動画見たよ〜」とか言ってくる〜。
 
工藤:「気になる」というよりかは、なんか好きなんだと思います……この二人が……。
 
ーー ユニットは、一般的には難しいものだが、この 3人は本当に仲がいい。喧嘩することもないようだ。
 
羽山:なぁ〜いですね……。
 
工藤:工藤が勝手に怒ってるってことはあります……(笑)。最初は、「花柳先生の代わりに仕切らなきゃ」っていう気持ちがあり過ぎて、スタッフのみなさんとかにも、相当、嫌われてたと思いますね。でも、当時は、気にしないでやってました。ちょっと、やり過ぎてましたね……。
 
ーー 最後に、最近、聴いている音楽を教えてもらった。
 
津吹:最近……、聴いてるような聴いてないような〜
 
工藤:どっちやねん。
 
津吹:あっ、オルゴールの曲をよく聴いてます(笑)。ジブリの曲をオルゴールで演奏しているアルバムを買って、家で流して、あったかい紅茶とか飲みながら過ごしてます(笑)。
 
羽山:あ〜、エレガントな〜。
 
工藤:『悲しいときは』ですか? 大丈夫? (歌詞にある)バラ浮かんでないですか(笑)。
 
津吹:バラは浮かんでないですけど〜(笑)。あと、私、宝塚が好きなので、そういうのを聴いたりとかしています。そんな感じですかね〜、あとは、その時、覚えなきゃいけない歌ですね〜。
 
工藤:私は、演歌で言うと、ちあきなおみさんの『役者』っていう曲が好きですね。それまで、『喝采』とか『黄昏のビギン』とか、そういうのしか聴いてなかったから、「すごいな〜」って思って、いつかコンサートで歌いたいな〜って思ってます。あとは、「YOASOBI」さんとかも聴いていて、「なんで、あんなに音域に関係なく、スパンと張ってハキハキ出るんだろう?」と思って……。テンションあげる時は『怪物』(YOASOBI)とか聴いてます。
 
羽山:私は、フォークソングとか聴いてますね……。あとは、「back number」さんとか聴いてます。もう歌詞がホント良くて〜、最近、ずっと聴いてますね〜。


 (取材日:2021年11月19日 / 取材・文:西山 寧)



みちのく娘!のストーリーをもっと知りたい方は、コチラ↓!

いろいろわかる… みちのく娘! ロングインタビュー(2020年)MUSIC GUIDE




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みちのく娘! シングル ディスコグラフィー


1st Single 「春ッコわらし」(2018年11月14日)

2nd Single 「べっぴん音頭」(2020年5月13日)

2nd Single 「あっちむいてほい」(2020年5月13日)



工藤あやの リリース情報


工藤あやの「白糸恋情話」
シングル CD
2022年 1月26日 発売
TKCA-91388
¥1,350
徳間ジャパンコミュニケーションズ

<収録曲>
1 白糸恋情話 (作詞:原文彦、作曲:弦哲也、編曲:若草恵)
2 手紙    (作詞・作曲:向井浩二、編曲:矢田部 正)
3 山形育ち  (作詞・作曲:山口岩男、編曲:矢田部 正)
4 白糸恋情話 (オリジナル・カラオケ)
5 手紙    (オリジナル・カラオケ)
6 山形育ち (オリジナル・カラオケ)


工藤あやの 徳間ジャパン

工藤あやの オフィシャルサイト

工藤あやの 歌詞一覧


工藤あやの 1/26発売『白糸恋情話』予約CP
生配信ミニライブ&インターネットサイン会@楽園堂


羽山みずき リリース情報


羽山みずき「わたし舟」
シングル CD
2021年 7月7日 発売
CRCN-8413
¥1,350
日本クラウン

<収録曲>
1 わたし舟   (作詞:もりちよこ、作曲:聖川湧、編曲:馬飼野俊一)
2 おめおめロック(作詞:もりちよこ、作曲:小杉保夫、編曲:馬飼野俊一)
3 わたし舟    (オリジナル・カラオケ)
4 おめおめロック (オリジナル・カラオケ)
5 わたし舟    (一般用1音下げカラオケ)
6 おめおめロック (一般用1音下げカラオケ)


羽山みずき 日本クラウン

羽山みずき オフィシャルサイト

羽山みずき 歌詞一覧


羽山みずき「わたし舟」MUSIC VIDEO


津吹みゆ リリース情報


津吹みゆ「東京ホタル」
シングル CD
2021年 9月22日 発売
CRCN-8427
¥1,350
日本クラウン

<収録曲>
1 東京ホタル (作詞:伊藤薫、作曲:伊藤薫、編曲:矢野立美)
2 黄昏の雪  (作詞:伊藤薫、作曲:伊藤薫、編曲:矢野立美)
3 東京ホタル  [オリジナル・カラオケ]
4 黄昏の雪   [オリジナル・カラオケ]
5 東京ホタル  [一般用カラオケ半音下げ)]
6 黄昏の雪   [一般用カラオケ半音下げ)]


津吹みゆ 日本クラウン

津吹みゆ オフィシャルサイト

津吹みゆ 歌詞一覧


津吹みゆ「東京ホタル」MUSIC VIDEO



カラオケルーム~延長しますか?
(日本クラウン 公式 YouTube)


『カラオケルーム~延長しますか?~ 62』【ゲスト:みちのく娘!】