今月の MUSIC GUIDE 編集部オススメ!<br>羽山みずき インタビュー! <br>やさしい歌声が映えるフォーク歌謡調と、庄内弁のロック歌謡!<br>ユニット「みちのく娘!」でも活躍中!


インタビューの最後に、読者プレゼントあり!

Hayama Mizuki

羽山 みずき

7th Single「わたし舟 / おめおめロック」

★「歌う巫女さん」として デビュー5年、7枚目となる最新シングル!
★ その性格通り、素直で嫌味がなく、柔らかで優しい歌声が魅力!
★『わたし舟』は、しっとりした、懐かしい感じのするフォーク風の歌謡曲!
★『おめおめロック』は、庄内弁で歌った、アップテンポのロック歌謡曲!
★ 歌謡ミュージカルユニット「みちのく娘!」のメンバーとしても活躍中!
★ オリコン「週間 演歌・歌謡シングルランキング」初登場2位!


山形県、鶴岡市出身、地元の出羽三山神社で、6年間「巫女」をしていたことから、「開運演歌女子、歌う巫女さん」のキャッチフレーズで、2016年4月6日に シングル『紅花慕情』で歌手デビュー。
今年、6年目に入った羽山みずき。

素直で品のいい性格の良さが歌声にもよく表れていて、羽山みずきの歌には嫌味がない。その上、響きが明るいから言葉がよく伝わるし、余計なチカラが入っていないから、柔らかで優しい歌声が実に心地よい。

そのイメージや歌声にぴったりの島倉千代子のカバーなどはもちろんだが、たとえば、小柳ルミ子の『わたしの城下町』などの難しい歌も、サラリと歌ってしまうその歌唱力も見事だ。

いずれにしても、見た目も、しゃべり方も、「のんびり」「おっとり」していて、和風のイメージだ。こんなおっとりした歌手も珍しい。

2018年からは、ともに東北出身の3人組、工藤あやの、津吹みゆとともに、人気急上昇中の歌謡ミュージカルユニット「みちのく娘!」のメンバーとしても活動しており、シングル2枚、アルバム1枚をリリース、アップテンポの曲や、複雑なフォーメーションダンスも披露している。

ソロとして、通算7枚目となる最新シングル『わたし舟』は、マイナー調でしっとりした、どこか懐かしい感じのするフォーク風の歌謡曲。羽山みずきのやさしい歌声で、聴けば聴くほど沁みてくる曲。

一方、カップリング曲の『おめおめロック』は、郷ひろみの『お嫁サンバ』などを書いた小杉保夫が作曲した、マイナー調、アップテンポのロック歌謡曲。しかも、出身地の庄内弁の歌詞で歌っている。これまで聴いたことのない羽山みずきの歌声が新鮮で楽しい。

羽山みずきの今後がより楽しみになってくる、実にいいシングルだ。

7月7日に発売となり、初週、7月19日付(2021年07月05日〜2021年07月11日)オリコン「週間 演歌・歌謡シングルランキング」で、初登場2位!


羽山みずき「わたし舟」MUSIC VIDEO

『わたし舟』歌詞を見る!

『おめおめロック』歌詞を見る!



キャンペーン情報

羽山みずき 新曲「わたし舟」発売記念 ミニライブ
開催日時: 2021年7 月17日(土) 12:00〜
開催会場: イオン南越谷 1F サンシティ広場(埼玉県越谷市)
開催内容: 羽山みずき ミニライブ&特典会(観覧フリー / 観覧多数の場合制限あり)
特典会 : 対象商品の購入者には、サイン色紙(宛名なし)と、2ショット撮影会の特典券がプレゼント。

イベント詳細



パネル展 情報

羽山みずき 『わたし舟』発売記念 パネル展(パネル抽選プレゼント)
開催期間: 2021年 7月6日(火)〜7月18日(日)
開催場所: CD ショップ 五番街(東京都豊島区)
開催内容: パネル展とパネル抽選プレゼント
      対象商品の購入者に『パネルプレゼント抽選券』がもらえ、
      当選者には、羽山みずきの直筆サインを入れてプレゼントされる。

イベント詳細



リリース情報

羽山みずき 「わたし舟」
CD シングル
2021年 7月7日発売
CRCN-8413
¥1,350
日本クラウン

<収録曲>
1 わたし舟   (作詞:もりちよこ、作曲:聖川湧、編曲:馬飼野俊一)
2 おめおめロック(作詞:もりちよこ、作曲:小杉保夫、編曲:馬飼野俊一)
3 わたし舟    (オリジナル・カラオケ)
4 おめおめロック (オリジナル・カラオケ)
5 わたし舟    (一般用カラオケ 1音下げ)
6 おめおめロック (一般用カラオケ 1音下げ)


購入特典(オリジナルマスクケース)全国対象店舗


羽山みずき 日本クラウン

みちのく娘! 日本クラウン


羽山みずき オフィシャルサイト

羽山みずき オフィシャルブログ

羽山みずき YouTube「羽山みずきのもっけだの〜チャンネル」


羽山みずき 歌詞一覧

みちのく娘! 歌詞一覧


みちのく娘! ロングインタビュー(2020年)MUSIC GUIDE

羽山みずき MUSIC GUIDE「注目歌手カタログ」




羽山みずき 新曲 インタビュー


■ 最新シングル『わたし舟』は、どこか懐かしい感じのするフォーク風の歌謡曲!
  〜 儚さや迷いの感覚がより強く反映されている感じがして好きです… 〜

ーー これまでの、羽山みずきさんのシングルは、5枚目の王道演歌『雪割り酒』以外は、メジャー調のゆったりした曲がほとんどで、そのイメージがありました。ですが、通算7枚目となる最新シングルの『わたし舟』は、マイナー調でしっとりした、どこか懐かしい感じのするフォーク風の歌謡曲で、とても新鮮です。どこか、京都をイメージさせるようなメロディーで、聴けば聴くほど沁みてくる曲です。最初に、聴いた時に、どう思われましたか?
 
素直に「好き!!」と感じました。どこが好きとか、ここが好き、とかいうよりも、情感を自然と引き出してくれるような感覚になりました。色んな想像ができる素敵な曲だなと……。
 
ーー 『わたし舟』は、メロディもそうですが、全体を通してストリングスからエレガントで、情緒を感じるアレンジになっています。
 
イントロの初め、弦楽器から入るところが「すごく印象的だな……」と感じました。ここが、なんだか「これからどうなるんだろう……、落ちてゆくのか……」そんな切羽詰まった感じがぐっと湧いてきて、作品に入りやすいと感じました。
 
ーー 『わたし舟』は、これまで同様、師匠である聖川湧さんによる作曲ですが、もりちよこさんの歌詞は初めてです。最初に、『わたし舟』の歌詞を読まれた時、どう思われましたか?
 
今までの羽山みずきの楽曲とはまた少し違う、大人っぽさを感じました。多くを語らないことで、この主人公がどう考えてるのか、どうしようと思っているのか……、そういうものを想像することができて、すごく楽しいなと思いました。
 
ーー 最初に聴いた時、サビの「♪さらり〜 さらりら〜」が印象的でしたが、実は、前サビの「♪♪恋する女はあまんじゃく わたしがわたしを思い切る」のところも、すごく耳に残ります。とくに気にいっている歌詞のフレーズを教えてください。
 
「♪さらり さらりさ〜」「♪はらり〜 はらりら〜」のところが印象的だなぁと感じます。「さらりさらり」「はらりはらり」で終わるよりも、語尾に「ら」が入った方が、儚さや迷いの感覚がより強く反映されている感じがして好きです。
 
ーー 『わたし舟』は、語るように歌われる、やさしい羽山さんの歌声の魅力が存分に発揮されている歌かと思いました。サビ前の「♪わたしが わたしで なくなるの〜」の張って伸ばすところもとても心地よいです。歌録りの前は、どういうふうに歌おうとイメージされていましたか?
 
今回、聖川先生は「あまりレッスンしないでレコーディングしよう」とおっしゃいました。この歌は、「どちらかというと、さらっと歌ってほしい」とのことだったので、その気持ちで望みました。「さらっと歌う方が耳に残るから」というのが理由のようしでした。
 
ーー たしかに、押し付けがましくない、さらりとした歌唱で、言葉がよく伝わってきます。前作の『弓ごころ』でも感じましたが、それ以上に、より大人っぽくなった気もします。
 
ディレクターさんや先生方に、とにかく「さらっと歌ってほしい」を何度も言われたので、湧き上がる感情を抑えながらの歌唱となりました。なので、感情が前に出過ぎないように気をつけて歌いました。歌録りは、わりとスムーズだったと思います。はっきりとしたテイク数までは定かではありませんが、1時間半〜2時間くらいだったと思います。
 
ーー 『わたし舟』が出来上がって、完パケを聴かれた時、どう思われましたか?
 
何回も歌いたくなるなぁと感じました。毎日毎日お稽古してます♪


■ カップリング『おめおめロック』は、庄内弁で歌うロック歌謡!
  〜 最終的には、なんだか楽しくなってきて… 〜

ーー 一方、カップリング曲の『おめおめロック』は、シングルでは初めて師匠の聖川湧さんではなく、郷ひろみさんの『お嫁サンバ』などを作られた小杉保夫さんによる作曲です。マイナー調、アップテンポのロック歌謡曲で、これまで聴いたことのない羽山さんの歌声が新鮮でした。最初に聴いた時にどう思われましたか?
 
ロックなんて歌ったことなくて、初めて聴いた時は「大丈夫かなぁ…… いや!全然大丈夫じゃない!」と、正直、そんな気持ちでした……。慣れ親しんでる庄内弁でも難しいかも……と。
 
ーー ご自身の YouTube「羽山みずきのもっけだのチャンネル」での「庄内弁講座」や、「庄内弁で歌ってみた」も人気ですが、今回、『おめおめロック』も庄内弁の歌詞で歌われています。歌詞が先で、作詞のもりちよこさんと話し合って作られたのでしょうか?
 
詞が先でした。もし庄内弁と少し違うところがあれば「羽山が修正」という感じでした。
 
ーー サビの「♪めっ めっ めっ お〜めおめ ロック!」がキュートで、一度、聴けば覚えてしまうキャッチーな曲です。1970年代〜80年代に、山口百恵さんや岩崎良美さんが歌っていたような歌謡ロックですが、実際、歌ってみてどうでしたか?
 
はじけるのが、すごく難しかったです。元々そんなにはじけてる方ではないので、どう作っていくか……すごく悩みながらのレコーディングでした。でも、最終的には、なんだか楽しくなってきて、明るく元気に楽しく歌えたと思います。
 
ーー 庄内弁の歌詞で聴くと、標準語とはまた違ったニュアンスや、何かあたたかさのようなものも感じられます。『おめおめロック』で、とくに気に入っている歌詞のフレーズを教えてください。
 
「おいは おめさ ぞっこん LOVE」で、標準語だと「私はあなたにぞっこんLOVE」になります。素直にまっすぐ気持ちを伝えるってすごく難しいと思うのですが、それをしっかり言っているところがすごく好きです。
 
ーー 歌録りの時、作曲の小杉保夫さんや、作詞のもりちよこさん、ディレクターからは、具体的にどういうアドバイスやディレクションをされたのでしょうか?
 
「もう楽しんで!お友達といるように、話すように」とアドバイスを頂きました。学生時代に戻ったような気分で歌いました。
 
ーー 『おめおめロック』の完パケを聴かれた時、どう思われましたか?
 
『わたし舟』のカップリングだったのが、またすごく良いなと思いました。表題曲とは全く違った主人公の歌なので、違いがはっきりしていて印象に残ると感じました。


■ いろんな羽山みずきに出会える自身のYouTubeチャンネル!
  〜 それが羽山みずきの良さでもあるのではないか… 〜

ーー ご自身の YouTube チャンネル「羽山みずきのもっけだのチャンネル」では、今井美樹『PRIDE』、徳永英明『レイニー ブルー』、竹内まりや『元気を出して』など往年のバラードの名曲から、LiSA『炎』など最近のヒット曲までカバーされています。逆に、演歌はありませんが、選ぶ時の基準は、どういうものなのでしょうか?
 
自分が選曲、というよりも第三者の意見を聞いてみる方が良いことも多くあり、お任せしているところが多いです。なので、選曲は、基本的にはスタッフさんです。声や雰囲気に合うものを、いつも選曲して下さっています!
 
ーー いずれも名曲で、センスを感じます。そして、それらの標準語でのカバー「歌ってみた(ストレートカバー)」がある一方、庄内弁でカバーする「庄内弁で歌ってみた」もたくさんあります。イルカ『なごり雪』、風『22才の別れ』、森高千里『雨』、スターダスト☆レビュー『木蘭の涙』、Kiroro『未来へ』、AI『Story』などから、事務所の先輩、松田聖子の『青い珊瑚礁』、さらに、最近の曲では、瑛人、いきものがかり、森七菜、Uru、緑黄色社会まで、庄内弁で歌われています。そもそも、庄内弁でカバーをしてみようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
 
スタッフさんとの会話の中で、「自分が標準語だと思っている言葉が、実は方言だった……」と、そのようなことが多くて……。だから、「歌詞も庄内弁にしたら結構変わるんじゃないか……?」、「庄内弁のあたたかさがより際立つのでは……?」、そして「それが羽山みずきの良さでもあるのではないか……」となり、この企画が始まりました。
 
ーー そして、歌ではありませんが、「羽山みずきの庄内弁講座」も楽しいです。庄内弁がキュートですし、黒板をイメージしたテロップなどの編集も丁寧で、まるで、NHK Eテレ の番組みたいです。
 
編集もスタッフさんが担当してくれています。講座なので「みずき先生風にしたいよね……」となりまたした! なかなか伝わりにくかったりする庄内弁を、わかりやすく編集して下さるスタッフさんに感謝です!
 
ーー 同じ山形県出身でも、工藤あやのさん(山形市)や、同じく、山形弁で歌唱されている朝倉さやさん(山形市)の「村山弁」とは、やはり、なんとなく違って聞こえます。「庄内弁」との大きな違いは何なんでしょうか?
 
山形弁は、庄内弁よりも少し早い感じがするのと、イントネーションも違ってきます。庄内は、北前船の寄港地だったので、京都弁が少し入っているそうです。
 
ーー なるほど。そういえば、昔、JR東日本「大人の休日倶楽部」の テレビ CM で、吉永小百合のセリフに「庄内なのに、なぜ京言葉……」というのがあった……。
そして、「羽山みずきのもっけだのチャンネル」では、「演歌歌手 × 女優 デュエット」という企画で、同じ事務所の女優・西園みすずさんとデュエットもされています。西園みすずさんは、もともと、アイドル・グループ「さんみゅ〜」でも歌っていらしたので、お二人のデュエットは、とても心地よかったです。
 
「西園さんと羽山の声が合うのでは……?」というスタッフさんの意見を頂き、挑戦してみました。初めてのコラボでしたが、すごく歌いやすくて、お話しもしやすくて、とっても楽しかったです。


■ 歌手デビューして 5年! 変わったこと、変わらないこと…
  〜 きちんと人の流れの波に乗ることです…(笑) 〜

ーー 「開運演歌女子、歌う巫女さん」のキャッチフレーズで、2016年4月6日に シングル『紅花慕情』で歌手デビューされてから、今年、2021年4月で 5年が経ちました。これまでの5年間を振り返ってどうお感じですか?
 
自分が想像していたよりも本当に色々なことがありましたが、その度に、まだまだ人間として、タレントとしても未熟さを感じる日々でした。デビューした時より少しずつ周りが見えるようになってはきましたが、今の自分では到底乗り越えられないようなことも、この先たくさんあると思うので、ひとつひとつ、日々成長していけるようにこれからも邁進して行きたいです。
 
ーー 歌手になられてからの5年間で、とくに印象的だったことを教えてください。
 
「ファンの方のあつい気持ち」です。本当にいつも支えて頂いております。ファンの方は、こんなにもあたたかいんだと、デビューしてから初めて知りました。私がファンの立場だったら、ここまでできるかなと……。全国を一緒にまわってくださる方……、そうでなくても、一心に応援して下さる方……、本当にありがたく思います。とくに、「TEAM 羽山」のファンクラブツアーで行った「ふるさと鶴岡の旅」は、本当に楽しく、感謝の気持ちでいっぱいでした。
 
ーー 歌手デビューされて、この5年間で、随分と大人っぽく、より綺麗になられたと思います。ご自身で何か変わったと感じることはありますか?
 
心根は変わりませんが、山形にいた頃のような「のほほん」といられるような環境ではなく、良い意味で、その辺りが自然と変わってきたのではと思います。
 
ーー 以前、「みちのく娘!」のインタビューでは、上京前は「東京なんて、海外さ行ぐみたい」と思っていたと話されていましたが、5年間の東京暮らしで、慣れたこと、慣れないことを教えてください。
 
慣れたことは、ものすごい人の流れでも、きちんと人の流れの波に乗ることです……(笑)。「人が多すぎて、なかなか向こう側に行けない、でも行かなきゃならない」という時は、「一旦、波に乗ってから外れる」という技を習得しました! でも、満員電車は、まだ慣れないですね……。
 
ーー 故郷の鶴岡に帰った時に、必ずすることや、食べるものを教えてください。
 
今は、なかなか帰れないですね……。帰った時には、必ずドライブ、そしてラーメンを食べ、おばあちゃんの手料理を食べ、出羽三山へ参拝という流れです。ふるさとでしか、なかなか味わえないほっこり感……、ゆっくりと流れる時間……、そういったことを満喫して心の充電をします。
 
ーー 羽山さんの歌声は、素直な性格のよさが歌によく表れていて、嫌味がなく、余計なチカラが入っていないので、やさしい歌声で心地よいです。また、響きが明るく、言葉がよく伝わります。
たとえば、カバーアルバム『日本の心情を歌う』にも収録されている 島倉千代子さんの歌、『鳳仙花』や『からたち日記』などは、羽山さんのイメージにピッタリですが、たとえば、小柳ルミ子さんの『わたしの城下町』などの難しい歌も、サラリと歌ってしまう歌唱力も見事です。ご自身では、自分の歌声をどう思っていますか?
 
まだまだ実力が足りず、「こう表現したいのにできない」というもどかしさを感じる日々です。聖川先生のレッスン、ボイストレーニング、そして自主稽古で、しっかりと実力をつけます!
 
ーー デビュー当時から、歌声が変わってきていると、ご自身では感じていますか?
 
歌声は、デビュー当時から変わってきているように思います。もしかすると、ボイストレーニングによって声の出し方が少し違ってきてるのかな……と思います。
 
ーー 歌手デビューのきっかけとなったオーディションでは、森山愛子さんの『東京挽歌』を歌ってグランプリを取られています。デビュー前は、島倉千代子さんの歌や、美空ひばりさんの『越後獅子の唄』『悲しき口笛』などを好きで聴いたり歌ったりしていたそうですが、ほかにも、デビュー前や学生のころ、よく聴いていた歌手や好きだった曲を教えてください。
 
父が、洋楽好きで、シンディー・ローパー、バック.ストリート・ボーイズ、クイーン……など、よく車の中で聞いていました。ドライブではもっぱら演歌か洋楽でした!
 
ーー 現在、「みちのく娘!」としての活動も大変だと思いますが、ソロの時と、「みちのく娘!」で活動するときと、羽山さん自身何か違いがありますか?
 
気持ちは、大きく違わないです。まずは、きちんと自分らしく、しっかりと歌の世界を届けること……。それが根底にあり、そこから臨機応変に対応するような感覚です。


■ 歌謡・ミュージカル・ユニット「みちのく娘!」のメンバーとしても活躍!
  〜 運転免許を持っていることにびっくりされることが多くて… 〜

ーー 羽山みずきさんは、2018年から、ともに東北出身の3人組、工藤あやのさん、津吹みゆさんとともに、歌謡ミュージカルユニット「みちのく娘!」のメンバーとしても活動されています。昨年、2020年11月30日には、花柳糸之師匠のプロデュースで、『みちのく娘!コンサート 今できること』が有楽町「よみうりホール」で開催されました。「みちのく娘!」としては、これまでで一番大きなソロコンサートだったかと思いますが、どうでしたか?
 
お客様がとても喜んで下さり、それが一番嬉しく、胸がいっぱいでした! お客様の喜ぶ顔がエネルギーとなり歌う力になるので、心より感謝のひとときでした。
 
ーー 最近、「みちのく娘!」で、とくに印象的だったエピソードを教えてください。
 
みんなの振りを始めるタイミングが少しずつずれて、なんだかへんてこりんになってしまって、爆笑しました。「3人が三角形になってセンターへ進み、歌い始める」という動きなのに、まさかの一番最後に出る人が、幕の半分くらいのところで止まっちゃうという謎の構図に……(笑)、本番じゃなくてよかったぁ〜。
 
ーー 今年、2021年4月6日には、羽山みずきさんの『デビュー5周年記念ライブ』が配信で行われました。無観客の配信という形でしたが、やってみてどうでしたか?
 
配信でのライブは、私もあまりやったことがなく、かなり心配していましたが、逆に、チャットを使ってファンの方と触れ合うことができたので、思い出に残る「デビュー記念」ライブ配信になりました。
今は、こういった形でしかコンサートはできませんが、今できることを、今できる形で精一杯努めて、皆様に感謝の気持ちをお伝えできて、本当によかったと思っております。6年目、後悔のないように、ひたむきに進んでまいります。
 
ーー 羽山さんの配信ライブは、いつも背景が工夫されていて楽しいです。
 
背景は、トークや歌に合わせてスタッフさんが選んでくれています。スタッフさんが、実際に撮影した写真も盛り込みながら、その都度、工夫しながら選んで下さっています。
 
ーー 前作『弓ごころ』のミュージックビデオでも、見事な立ち姿を披露されているように、羽山さんは、弓道二段をお持ちです。ほかにも、以前、津吹みゆさんが「羽山さんがバスケットをやっていて、実は動きが機敏」と言っていましたが、何か「一般的に見られているイメージと違う!」と思っていることはありますか?
 
ドライブが好きで、地元に帰ったりすると運転してドライブ行ったりしますが、意外と、運転免許を持っていることにびっくりされることが多くて……。「車を運転するイメージない」ってよく言われます……(笑)。実は、運転するんです!
 
ーー 以前、「みちのく娘!」のリーダー、工藤あやのさんが、羽山みずきさんの「髪の毛を下ろした私服が好きっていう男性ファンが増えている……、おウチに帰ったら、この人がいたらいいなぁ〜みたいな……」と言っていました。そこで、好きな男性のタイプを教えてください。
 
きちんと心があり、上辺だけでなく、苦労から逃げずに一緒に越えて行ける、思いやりのある人です。
 
ーー 最近、困ったことや、「頭まぐまぐでゅ〜」(※)になったことはありますか?
 
大きなキャリーケースを持たなくてはいない仕事の時に、駅によっては、エスカレーターやエレベーターがないところの長〜い階段……、それが何箇所かあった時には、もうまぐまぐでゅ〜です……。
(※)「まぐまぐでゅ〜」は、フランス語みたいだが庄内弁で「混乱する」「パニックになる」みたいな意味(筆者注)。詳しくは、YouTube チャンネル「羽山みずきのもっけだのチャンネル」の「庄内弁講座」第7回をご覧ください。
 
ーー 最近、よく聴いている歌手や曲、お気に入りの歌手や曲を教えてください。
 
最近は、お料理しながら、 YouTube で フォークソングを流していることが多いです。『白い冬』(ふきのとう)、『人生を語らず』(吉田拓郎)、『悲しくてやりきれない』(ザ・フォーク・ クルセダーズ)、『冬が来る前に』(紙ふうせん)などがお気に入りです。
 
ーー ジャンルにかかわらず、今後、歌ってみたいカバー曲とか、オリジナルでも「○○みたいな曲調の歌が歌いたい」という曲があれば教えてください。
 
最近、聴いている、フォークソングみたいな曲調のものを歌いたいです。聴いていて心地が良いのと、あとは歌詞も心にぐっとささります。
 
ーー 音楽以外で、今後、何かやってみたいことはありますか?
 
もともと「巫女さん」だったので、その経歴を生かして、日本古来のものである、神社の魅力を伝えられるような、そんな企画もやってみたいなぁとも思っています。
 
ーー 今後、ソロ歌手として、また「みちのく娘!」として、どういうふうになっていきたいと思いますか?
 
コロナ禍の中、色々なことを感じ、悩み過ごしましたが、そんな中でも本当に多くの方に支えて頂きました。私自身、きちんと人に寄り添えるような人間になること、そしてまたそんな表現ができる表現者になる!……と、そんな風になっていきたいと思っています。
 
ーー 最後に、読者へのメッセージをお願いします。
 
今、ものすごく大変な時期ではありますが、心は、いつもいつもそばにいるので、一緒に、辛い時期を乗り越えていごの〜!! 時には息抜きをしながら……。
また会える日を楽しみさしてるさげの〜!
もっけだの〜!!!
 
(2021年 7月)


「みちのく娘!」をもっと知りたい方はコチラ↓!

みちのく娘! ロングインタビュー(2020年)MUSIC GUIDE



読者プレゼント

羽山みずき 直筆サイン色紙を1名様にプレゼント!

twitter で、MUSIC GUIDE を フォロー&下記リンクのツイートをリツイートしていただいた方の中から、抽選で1名様に、みずきちゃんが持っている直筆サイン色紙をプレゼントさせていただきます。締め切りは、2021年 8月16日 (月) まで!

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インタビュー中に登場する関連動画


【歌ってみた(ストレートカバー)】PRIDE/今井美樹(Covered by 羽山みずき)

【庄内弁で歌ってみた】雨/森高千里(Covered by 羽山みずき)

羽山みずきの庄内弁講座 ①「庄内弁のルーツ&庄内弁の語尾」

羽山みずき「デビュー5周年記念 ライブ配信」(2021/04/06 配信)

みちのく娘!「みちのく娘!コンサート〜今できること〜」ダイジェスト



羽山みずき シングル ディスコグラフィー


1st Single 『紅花慕情』(2016年4月6日)

2nd Single 『雪んこ風唄』(2017年4月5日)

3rd Single 『酒田カモメ唄』(2017年12月6日)

4th Single 『古いタイプの女です』(2018年10月3日)

6th Single 『弓ごころ』(2020年7月22日)



みちのく娘! 関連動画


みちのく娘! 「春ッコわらし」

みちのく娘!「べっぴん音頭」

みちのく娘! 「あっちむいてほい」