岡本 知高 Tomotaka Okamoto

女性ソプラノの音域を持つ男性ソプラノ歌手・岡本知高。2006年から15年に亘り、フジテレビ系フィギュアスケート中継テーマ曲『ボレロ』の歌唱を担当している。

岡本知高の最新デジタル・シングル『World in union』が、2021年9月1日に配信リリースされる。

『World in union (ワールド・イン・ユニオン)』は、ホルストが作曲した『木星』のメロディがモチーフとされ、1991年にオペラ界で最も有名な歌手の一人、キリ・テ・カナワが録音して以来、ラグビーワールドカップのグローバル・アンセムとして知られている。

勝敗に関わらず全ての人を受け入れ、リスペクトし、世界はひとつであるというスポーツマンシップを表現した『World in union』は、スポーツ報道テーマ曲にも度々起用されるなど、全世界中で愛され続ける名曲といえる。

岡本知高は、幼少期に「ペルテス病」という難病にかかり、平日は家族と離れ養護施設で生活。週末の養護施設と自宅間の往復は、合唱サークルで出会ったという音楽好きな両親が片道3時間をかけて車で送迎、その車中で両親とともに歌った童謡、抒情歌、流行歌の数々が岡本知高の音楽の原点だという。

ジャンルを超え、人々の心の機微に寄り添う名曲とともにライフワークの学校公演含めたコンサートで全国を訪れ、感動の輪を広げており、今や日本のみならず海外からも注目されている唯一無二の歌声を持つソプラニスタである。



配信リリース情報

Tomotaka Okamoto "World in union"
岡本知高 「World in union」

Digital
2021年9月1日 配信
UNIVERSAL MUSIC


岡本知高 ユニバーサルミュージック


岡本知高 オフィシャルサイト

岡本知高 YouTube



プロフィール

岡本知高(Tomotaka Okamoto)プロフィール
1976年生まれ。高知県宿毛市出身。ソプラニスタ(男性ソプラノ歌手)。
岡本の場合は変声後も強靭なドラマティック・ソプラノの音域が自然に維持され続けている世界的にも大変希有な「天性の男性ソプラノ歌手」である。
国立音楽大学を卒業後、フランスのプーランク音楽院を首席で修了。心の深淵に温かく響く唯一無二の歌声は「奇跡の歌声」と称され、個性的なキャラクターとコスチュームも併せてクラシック界にとどまらず各方面からの呼び声も高い。
そのレパートリーは幅広く、宗教曲、オペラ、クロスオーバー、日本の唱歌やポップスと多岐にわたり、2006 年より担当し続けているフジテレビ フィギュアスケート中継テーマ曲「ボレロ」ではまさにその真骨頂を聴くことが出来る。
また、大学時代よりライフワークとして取り組んでいる全国各地の学校訪問コンサートは年間数十公演に及び(※コロナ禍以前)子供達とのふれあい活動にも尽力している。
近年では、上皇上皇后両陛下の御前で演奏した《全国豊かな海づくり大会》への参加や、デーモン閣下との異色の共演《悪魔の森の音楽会》が好評を博しているほか、《世界フィギュアスケート選手権》や《FIA 世界耐久選手権 富士6 時間耐久レース》といったスポーツの国際大会、《読売巨人軍開幕戦》や《日本ダービー》等でも国歌独唱を務めている。
株式会社ホリプロ所属。

<略歴>
1998年 ベートーヴェン作曲『第九』日本初演80周年記念再現リサイタルにソプラノソリストとしてデビュー。
1999年 在学中数々のコンクールで優勝・入賞を果たし、国立音楽大学声楽科を卒業。フランス・パリへ留学。
フランス各地でコンサートに多数出演。
2002年 プーランク音楽院を審査員満場一致の一位を獲得し首席で修了。 帰国直後のNHK『スタジオパークからこんにちは』への出演を機に一躍その名は全国的に知られる。
2003年 ユニバーサルミュージックよりアルバム『ソプラニスタ』でCDデビュー。
2004年 ドラマ『牡丹と薔薇』にて主題歌「涙のアリア」を担当。 『第71回日本ダービー』にて国歌独唱。
2005年 NHK『みんなのうた』にて「空へ」が放送。
2006年 イギリス・ロンドンにてロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演。 フジテレビ系フィギュアスケート中継のテーマ曲「ボレロ」を担当し現在もOA中。
2007年 『世界フィギュアスケート選手権大会2007東京』にて国歌独唱。
2010年 NHK『第53回ニューイヤーオペラコンサート』に出演。 NHK『みんなのうた』にて「シアワセのヨッチョレヨ!」が放送。 
イタリア・ナポリ及びフィレンツェにてカストラートの軌跡を訪ねたNHK BS『プレミアム8 夢の聖地へ』に出演。
2012年 韓国・ソウルにてソウルフィルハーモニック交響楽団と共演。 
歌劇『ハーメルンの笛吹き男』世界初演でタイトルロールを務める。
2013年 初のクラシカル・クロスオーバー東京公演を成功させる。 
『四大陸フィギュアスケート選手権大会2013大阪』にて国歌独唱。
2014年 『ソチオリンピック日本選手団結団式』にて国歌独唱。 NHK BSプレミアムドラマ『ダルマさんが笑った。』にて
主題歌「永遠の海」を担当。 音楽劇『ピトレスク』に出演。 ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇100周年記念OGバージョンに出演。
2015年 宮本亜門演出のミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』に出演。 
『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』決勝にて国歌斉唱の独唱を務める。
2016年 マレーシア・クアラルンプールにて『Muzik Hati Jepun UTA GOKORO』に出演。 
アメリカ・ニューヨークのデビット・H・コーク・シアターにてブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョンに出演。
2017年 『読売巨人軍開幕戦』にて国歌独唱。 『第84回日本ダービー』にて国歌独唱。
2018年 『FIA WEC富士6時間耐久レース』にて国歌独唱。
2019年 初の冠番組BSフジ『おか素~ソプラニスタの作り方~』放送。 
『世界フィギュアスケート選手権2019』にて《BoléroⅣ~New Breath~》を生パフォーマンス、国歌独唱。
『FIA WEC富士6時間耐久レース』にて国歌独唱。
2021年『東京2020オリンピック閉会式』オリンピック賛歌独唱。



岡本知高「BoléroⅣ~New Breath 」TV version

岡本知高 / 歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」