第66回 桂 銀淑(ケイ・ウンスク)「花のように 鳥のように」(1994年) -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

色あせない昭和の名曲
便利でないことが、しあわせだった、あのころ …

週刊・連載コラム「なつ歌詞」

時代を思い出す扉が 歌であってくれればいい … (阿久悠)

第66回 桂 銀淑(ケイ・ウンスク)「花のように 鳥のように」(1994年)

晴れの日も 風の日も 人生 …
そんなふうに思えたら しあわせに近い ……
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桂 銀淑(ケイ・ウンスク)「花のように 鳥のように」

「花のように 鳥のように」桂 銀淑(ケイ・ウンスク)(4:52) Key= E c/w「抱きしめてTONIGHT」
作詞:阿久悠、作曲:杉本眞人、編曲:宮崎慎二、演奏:東芝レコーディングオーケストラ
1994年(平成6年)1月19日発売 8cm CD シングル 
¥1,087(税抜) TODT-3165 東芝EMI

*オリコン 週間ランキング 最高位 49位
*第36回 日本レコード大賞 優秀賞、作詞賞 受賞曲
*第27回 日本作詩大賞 優秀作品賞 受賞

*デビュー10周年記念曲
*TBS系ドラマ『ドラマ30 婚姻関係』主題歌


 桂 銀淑 KYE EUN SOOK(ケイ・ウンスク)
 1962年、韓国ソウル生まれ。高校在学中から韓国でCMモデルとして活躍し、1979年に韓国で歌手としてデビュー。アイドル歌手として人気を集めた。
 作曲家の浜圭介に見出され、1984年に来日。翌 1985年、24歳の時、シングル『大阪暮色』で 東芝EMIから 歌手デビュー。美形なルックスとは対照的にダイナミックなハスキーボイスで人気となり、1986年「第19回全日本有線放送大賞」新人賞受賞。続く2ndシングル『すずめの涙』もヒット。1988年の『夢おんな』では、「第21回日本有線大賞」グランプリを受賞し、同年、「第39回 NHK紅白歌合戦」にも初出場し、以降、1994年まで 7年連続出場。1987年に発売された浜圭介とのデュエット曲『北空港』は、現在でも人気のデュエット曲。さらに、1992年にも、堀内孝雄とのデュエット曲『都会の天使たち』が大ヒット。
 1996年に事務所から独立した後、借金トラブル、夫の事業の失敗などに巻き込まれ、そして、2007年には覚醒剤取締法違反で逮捕。執行猶予は付いたものの国外退去処分となり、2008年8月に韓国に帰国。その後、現在も日本への入国は叶わない。
 韓国に戻ってからは、一時、休業していたが、現在は、韓国でディナーショーを開催するなど歌手活動を再開している。


捨てられた女性の歌でありながら、希望の歌……
阿久悠、杉本眞人の天才コンビによる、詞と曲の完璧なマッチング!
桂銀淑のハスキーボイスに、自然と涙が出てきちゃう超名曲!


 グッと最近になって、1994年(平成6年)発売の曲です。8cm シングルです。ジャケットがタテ長なので、スクエアを想定して作られているこのサイトに載せると、おかしなことになります……。

 そんなことはともかく、昭和、平成、令和と、まさか3つの元号を生きることになるとは思っていなかったワタシたちにとっては、つい 26年ほど前の歌です……。

 で、1994年(平成6年)という年が、いったいどんな年だったのかをちょっと思い出してみます。

 この年、2月にリレハンメルで冬季オリンピックが開催され、6月には松本サリン事件、9月には関西国際空港が開港、10月にはドラゴンズとジャイアンツの「10.8 決戦」があり、大江健三郎がノーベル文学賞を受賞、12月には、ソニー・コンピュータエンタテインメントが家庭用ゲーム機「プレイステーション」を発売……といった年。

 ちなみに、総理大臣は、細川護熙(日本新党)、羽田孜(新生党)、村山富市(日本社会党)と、めまぐるしく変わった年。衆議院議長は「山が動いた」「ダメなものはダメッ!」のおたかさん……。

 で、音楽はと言えば、広瀬香美『ロマンスの神様』、中島みゆき『空と君のあいだに』、松任谷由実『Hello,my friend』『春よ、来い』なんかがヒットしていて、ミスチルとビーイング系アーティスト(B’z、WANDS、ZARD、DEEN、大黒摩季)が大ブレイクした年。
 ほかに、trf、藤井フミヤ、尾崎豊、竹内まりや、今井美樹、槇原敬之、山根康広、DREAMS COME TRUE、尾崎豊、SMAP……といったように、ヒットチャートに入るほとんどの曲が、ニューミュージック系、ポップス系、ユーロビート系でした。

 昭和の時代にはたくさんいた、いわゆる「女性アイドル歌手」みたいな人たちは風前の灯で、中山美穂、森高千里、高橋由美子、工藤静香、観月ありさ、内田有紀……といったところ。

 この年のオリコン年間チャート100位を見ても、SMAP や その女性アイドル歌手を除けば、歌謡曲や演歌らしい曲は、13位の『愛が生まれた日』(藤谷美和子&大内義明)、58位の『心凍らせて』(高山厳)、93位の『女泣川』(藤あや子)の 3曲だけといった具合で……。

 そんな中、この『花のように 鳥のように』は、1月に発売され、3月から5月にかけて放送された TBS系の昼ドラ『ドラマ30 婚姻関係』(MBS 制作)の主題歌にもなりました。

 とにかく、桂 銀淑(ケイ・ウンスク)のハスキーボイスが魅力的でした。すごくハスキーだけど、でも、とっても丁寧な歌い方で、日本語もキレイだったし、母音の響きがあかるくて、言葉が伝わってきました。きれいで大きなビブラートも特徴的でした……。

 「♪しあ〜わせに 近い〜」が、「♪しあ〜わせに ちかぁ〜はぁい〜」って聴こえるところなんて最高です……。最近は、門倉有希くらいしか、ハスキー系のヒトっていないですよね……。

 余談ですが、桂銀淑のハスキーボイスは、生まれつきのものではなく、中学2年生のころ、変声期に、突然、ああいう声になってしまったそうです。まあ、ハスキーボイスで泣いてる子供なんて見たことないですから……、生まれつきってことはないでしょうけど……。

 もひとつ余談ですが、細川護熙・元首相も、小泉純一郎・元首相も、桂銀淑のファンだったとか……。小泉純一郎氏は、なんとファンクラブ名誉会長になっていたこともあったとか……、って、2019年の「日刊ゲンダイ DIGITAL」のインタビューに書いてありました。
 ちなみに、細川さんが好きだった曲は『東京HOLD ME TIGHT』、小泉さんは『酔いどれて』ですって。

 で、桂銀淑と言えば、「♪あの人が 好きやねん〜 くるうほど 好きやねん〜」で知られる日本でのデビュー曲『大阪暮色』、いい歌です。
 ほかにも、日本有線大賞グランプリを獲得した『夢おんな』、紅白初出場の時に歌った『すずめの涙』、師匠である浜圭介とのデュエットで、今でも人気の『北空港』、堀内孝雄とデュエットした名曲『都会の天使たち』、オリコン・シングルチャートで 100位内に24週ランクインしロングヒットとなった『ベサメムーチョ』……と、ホントにいい歌がたくさんあります。

 このマニアックでおかしなコラムを読んでいる読者のみなさんの中には、気になる方もいらっしゃるかと思うので……、それぞれの作詞作曲者は、こんなカンジ↓です(最初、上の本文中に入れてたけど、ぐちゃぐちゃになって見にくかったもので)。

 『大阪暮色』(作詞:浜圭介、作曲:浜圭介、編曲:高田弘)
 『夢おんな』(作詞:岡田冨美子、作曲:浜圭介、編曲:桜庭伸幸)
 『すずめの涙』(作詞:荒木とよひさ、作曲:浜圭介、編曲:若草恵)
 『北空港』(作詞:やしろよう、作曲:浜圭介、編曲:桜庭伸幸)
 『都会の天使たち』(作詞:荒木とよひさ、作曲:堀内孝雄、編曲:川村栄二)
 『ベサメムーチョ』(作詞:岡田冨美子、作曲: 杉本眞人、編曲:桜庭伸幸)

 そんな中でも、ワタシは、この『花のように 鳥のように』がイチバン好きです。とにかく、泣かされる歌です……。何度、聴いても泣かされます……。

 表面的には、フラれて捨てられた女性を描いた歌詞ではありますが、ただ単に、ラブソングとしてだけではなく、人生の歌でもあるからです……。

 「♪花のように 鳥のように 世の中に 生れたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い…」
 「♪晴れの日も 風の日も 人生 そんなふうに思えたら しあわせに近い…」
 「♪限りある一生を 信じて 生きることが 何よりも しあわせに近い…」

 このサビで泣かされます……。

 曲の構成は「Aメロ+サビ」という、いたってシンプルなもので、1番〜3番まで、Aメロでは、この捨てられた女性の気持ちを歌っています……。
 しかーし! サビだけ見てみると、1番〜3番まで、恋愛に限らない、極めて普遍的で、誰もが「そう〜だよな〜」って思ってしまうような、ある種の人生訓みたいな歌詞になっているのです……。

 しかも、ラブソングになっている Aメロの部分も、2番にならないとラブソングだっていうことがわからないし、1番は、人生にも置き換えられるような歌詞になっていて、そこが心に響くというヒトもいるハズ……。さすが、阿久悠……。

 この曲を聴くと、1977年に聴いた松山千春のファーストアルバム『君のために作った歌』に入っていた『大空と大地の中で』を聴いて泣いたコトを思いだします……。

 「♪生きる事がつらいとか 苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ…」
 「♪果てしない大空と 広い大地のその中で いつの日か 幸せを 自分の腕でつかむよう…」

 そんなところが……。

 で、『花のように 鳥のように』のメロディは、音の動きがダイナミックで、心の琴線に触れるような……、それ単体でも、すでに感動的なのですが、天才的な作詞家が、ちゃんと、そのメロディが持っている魅力や性格を正しく理解した上で、歌詞を付けています。

 ただ単に、いいメロディ と いい歌詞 をくっつければ名曲になるかと言えば、決してそうではありません。メロディと歌詞のマッチングが良くないと、心を打つ名曲にはならないのです。

 そういう意味で、この曲はパーフェクトです。だから、歌われたメロディに乗った言葉が、頭で理解するよりも速く、スッと、ストレートに心に直接響いてくるのです……。だから、泣かされてしまうのです……。

 メロディと歌詞、そして、次に大事なのが歌手の声です。歌は、音で聴いて感動するものですから、どんなにいい歌でも、歌い手に、それを伝えられる能力がなければダメです。

 で、桂銀淑は、パーフェクトでした。もちろん、かすれ声でないキレイな声のヒトでもよかったのかもしれません……。でも、あの桂銀淑のハスキーな声が、なんだか、より切なく感じさせてくれます……。また、聴いてみたいものです……。

 そして、この曲……、さりげないアレンジもいいんです。やりすぎていない……。

 一般的に、こういうバラードの場合、Aメロとかはピアノを中心に、4つ打ちで刻みそうなものですが、そうではなく、ピアノは白玉とオブリガードくらいで、ギターのアルペジオやパーカッションがリズムを作っています。それが、全体的にゆったりした感じを作っていることで、より、メロディや歌詞が伝わります。

 さらに、ストリングスが見事です。サビの「♪生きることが 何よりも しあわせに近い…」の後ろに入っているカウンターのメロディが、このメロディをより切なく感じさせます。

 常々、このコラムで書いていますが……、「メロディ、歌詞、編曲、歌手」この 4つの要素のマッチング、「奇跡の出会い」がなければ、名曲にはなりません。『花のように 鳥のように』は完璧です。

 さて、作曲した杉本真人(眞人とも書く)というヒトは、作曲家としては、ちあきなおみ『冬隣』『紅い花』『かもめの街』などの名曲や、このコラムでも書いた因幡晃『忍冬』(すいかずら)、小柳ルミ子『お久しぶりね』や『今さらジロー』や、石川さゆり『恋は天下のまわりもの』や『転がる石』、最近では、五木ひろし『VIVA・LA・VIDA!〜生きてるっていいね!〜』とか『遠き昭和の…』(もとは小林旭)、天童よしみ『残波』なんかも書いています。

 2007年の NHK 紅白歌合戦に、「すぎもとまさと」という名前で突然あらわれて『吾亦紅』(われもこう)を歌ったオジサンとして知っているヒトも少なくないでしょう。でも、実は、「すぎもとまさと」(歌手の時は平仮名表記になる)は、今も昔も、ず〜っとシンガーソングライター 兼 作曲家 なんです……。

 『吾亦紅』以外にも、『銀座のトンビ』とか『あなたの背中に』『くぬぎ』とか、いい歌がたくさんありますし、この『花のように 鳥のように』も、セルフカバーして歌っていて、コレがまた、すごいイイんです。

 「すぎもとまさと」も、ガラガラのシブ〜イ声で、しかも、すごいハイトーンでソウルフルに歌っていて、桂銀淑と同じように、心に響いてきます……。「すぎもとまさと」のコンサートの最後の曲は、いつも、この『花のように 鳥のように』だそうです……。いいな〜。行きたいな〜。

 ちなみに、2012年に、ちあきなおみに書いた名曲『冬隣』のセルフカバーとのカップリングで、この『花のように 鳥のように』が入った マキシ・シングルが発売されています。カラオケも入っていて、すごい高いので血管が切れそうになりますが、ジブンで歌っても泣きそうになる歌です……。

 大好きなヒトなので、まだまだ絶賛しますが……、ホントにこのヒトは天才です。

 たとえば、曲の構成として、わりと歌謡曲のスタンダードみたいになっているのは「A〜B〜C」みたいな構成ですが、この『花のように 鳥のように』は、さっきも書いたように「A」と「B」(サビ)しかない、極めてシンプルな構成です。
 最小限の要素で、ちゃんとも起承転結を付けて盛り上げることができるというのは天才です……。

 しかも、多くの場合、Aメロとサビで変化をつけるために、Aメロとサビの最初のコードは、違うものにするのが定石です。
 なのに、『花のように 鳥のように』は、Aメロもサビも、同じコードから入っています……。

 ちょっと音楽的に言うと……、Aメロもサビも、トニックのコードなんです。フツ〜は、Aメロをトニックで入ったら、サビは、サブドミナント系のコードで入るとか、そういう風にする方がカンタンに変化をつけることができます……。
 でも、実は、杉本真人(眞人)の場合、ちあきなおみの『冬隣』とか『紅い花』とか、わりとそういうパターンが多かったりします……。

 いずれにしろ、Aメロもサビも、同じコードから入って、ちゃんと変化を付けて盛り上げることができるなんて……、やっぱ天才。

 で、一方、作詞の阿久悠は、みなさんもよくご存知の、言わずとしれた昭和の大作詞家……。ココで書き出すと、また長くなるのでヤメておきます……。意外な曲も書いていたり、「コレも阿久悠だったの!」っていう驚きもあったりすので、ホントは書きたいトコロですが……。(下にある、歌詞一覧をご覧ください)

 ちなみに、もともと、桂銀淑を見出し、来日させて育てたのは、作曲家の浜圭介。桂銀淑のデビュー曲『大阪暮色』や『夢おんな』『すずめの涙』『北空港』なんかを書いています。

 で、このヒトが、また、日本人の心の琴線に触れるようなメロディを書くヒトで、このコラムでも書いた、奥村チヨ(奥様)が歌った『終着駅』のほかにも、ちょっと思いつくだけでも、名曲がこ〜んなにあります!

 八代亜紀 『舟唄』『雨の慕情』
 堺正章 『街の灯り』
 千葉紘子 『折鶴』
 三善英史 『雨』
 高山厳 『心凍らせて』
 北原ミレイ 『石狩挽歌』
 森昌子 『哀しみ本線日本海』
 内海美幸 『酔っぱらっちゃった』
 内山田洋とクールファイブ 『そして、神戸』
 細川たかし 『女の十字路』

 ねっ、すごいヒトでしょ……。閑話休題。

 まあ、とにかく、この『花のように 鳥のように』の肝は、サビの最後、1番では「あるがままの生き方が…」、2番では「そんなふうに思えたら…」、そして、3番では「信じて生きることが 何よりも…」に続く、「しあわせに近い…」という歌詞のスゴさでしょう……。

 何がスゴイのかって言うと、「しあわせになれる…」とか、「しあわせだろう…」とか、「しあわせかもしれない…」とか、そうではなく、「ちかい」って言葉を選んでいるコトです。

 断言したり、推測でもなく、「ちかい」っていう風に距離感を言われることで、聴いたヒトはみんな、「そうか……、オレもしあわせになれるかも……」と思えます。聴き手に、希望を持たせてくれるのです。

 だから、この『花のように 鳥のように』は、捨てられた女性の失恋の歌でありながら「希望の歌」でもあり、「そうだな…… あしたもちょっとだけ頑張ってみようかな……」な〜んて思わせてくれる、ある種の「応援歌」でもあるのです……。さすが、阿久悠……、天才。

 さて……、時に「しあわせ」とは、なんでしょう?

 タブン、「しあわせ」とは、絶対的なモノではなく、極めてパーソナルなものです……。お金があることが幸せなのか? 地位や名誉があることが幸せなのか? はたまた、自由であることが幸せなのか?

 ワタシたちみたいに裕福ではない人間が考えると、そりゃお金がいっぱいあれば、それなりに幸せかもしれないと思います……いや、だいぶ。でも、お金が余っているようなヒトでも、幸せではないヒトもいっぱいいます……。
 
 「しあわせ」とは、あの人より幸せとか、あの人より幸せじゃないとか、誰かとくらべるものでもありませんし、大きい、小さいでもありません。

 スポーツで世界記録を出したり、事業が成功して大金持ちになったことで幸せを感じるヒトもいれば、今日、1日を生きていられるということだけで、幸せを感じているヒトだっています……。

 最近も、雑誌の付録(どっちが付録かわかんないヤツ)のポーチやエコバック、トートバッグなどでも大人気のキャラクター「スヌーピー」で知られる、チャールズ・シュルツが書いた漫画「PEANUTS(ピーナッツ)」には、「HAPINESS IS…」(幸せは…)ではじまる名言が、谷川俊太郎の翻訳で数多く出てきます……。

 ご存知かとは思いますが……、ビ〜グル犬のスヌーピーは、漫画「PEANUTS(ピーナッツ)」に登場しますが、とくに主人公ではありません。あえて言えば、その飼い主のチャーリー・ブラウンが主人公ですが、どちらかと言えば、出てくる個性豊かな子供たち(大人は登場しません)全員が主人公のようなカンジです。ワタシは、チャーリー・ブラウンとペパーミント・パティとフランクリンが好きです……、どうでもいいことですが。

 どんどんハナシが逸れますが……、漫画「PEANUTS(ピーナッツ)」は、子供しか出てきませんが、子供向けというよりは、極めて哲学的な大人向けの漫画です。もともと、新聞の4コマ漫画で、連載されてい時は、ウォール街のビジネスマンから大統領までが読んでいて、見ていないと、その日の会話に入れなかったりもしたくらいです……。

 で、登場人物の子供たちとスヌーピーが、よく「HAPINESS IS…」(幸せは…)を言います。

 もちろん、漫画なので、「しあわせは… 落ち葉の山…」みたいな笑ってしまうモノもありますが、時には、「しあわせは…特別な人を待っていること…」とか、「しあわせは… あなたから愛されている全てのもの…」とか、ハッとさせられたり、何気ないところにある、ささいな幸せを感じることの大切さに、あらためて気づかせてくれます……。

 で、漫画「PEANUTS(ピーナッツ)」には、「HAPINESS IS…」(幸せは…)以外にも、とっても考えさせられる名言がたくさん出てきます。

 「正しい答えが人生のすべてじゃないでしょう?」
 「上を見続ける、それが生きるコツさ」
 「ときにはいい気分になるために、ちょっと自分を甘やかすことも必要だね」
 「もし何かをちゃんとやりたいんなら、自分でやるべきだよ!」
 「試合には勝てないけど、幸せな選手はいるんだ」

 ワタシが好きなのは、スヌーピーが、ルーシー(だったと思う)から、「アンタは、よく、そんなイヌでいられるわね、イヤにならない?」みたいなことを言われた時の、スヌーピーの言葉です。

 「配られたカードで勝負するっきゃないのさ… それがどんなものでも」

 そして、最近のお気に入りは、コレです……。

 I’m not getting old. I’m just becoming classic.
 僕は年を取ってるんじゃない。深みのある人物になってるんだ。

(2021年 3月 3日 西山 寧)


コラム「なつ歌詞」は、基本的に、隔週 水曜日 更新です(不定休)。



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すぎもとまさと「冬隣 / 花のように鳥のように」

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