第48回 金井夕子『パステル ラヴ』(1978年) -MUSIC GUIDE ミュージックガイド

色あせない昭和の名曲
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週刊・連載コラム「なつ歌詞」

時代を思い出す扉が 歌であってくれればいい … (阿久悠)

第48回 金井夕子『パステル ラヴ』(1978年)

ひとは 悲しみを のり越える度に
美しく なれるんだと ……
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金井夕子『パステル ラヴ』

金井夕子「パステル ラヴ」(3:44) Key= E 片面「パーフェクトゲーム」(作詞・作曲: 尾崎亜美、編曲: 船山基紀)
作詞:尾崎亜美、作曲:尾崎亜美、編曲:船山基紀
1978年(昭和53年)6月20日発売 EP盤 7インチ シングルレコード (45rpm、STEREO)
¥600 C-101 CANYON / キャニオン・レコード

オリコン・週間シングルチャート最高位35位

1978年11月21日発売 1st アルバム LP「Feeling Lady」(C25A-0005)収録


 二度目となる、日本テレビのオーディション番組「スター誕生」第23回決戦大会で、中尾ミエの『片想い』を歌い合格し、1978年、キャニオンレコード(現 ポンーキャニオン)から歌手デビューした金井夕子のデビュー曲。オリコン・週間シングルチャートの最高位は35位だったが、ベスト100位圏内には3ヶ月以上連続してランクイン。1983年には、作詞・作曲をした尾崎亜美が自身のアルバムでセルフカバー。1987年には、同じ所属事務所(第一プロ)の後輩、松本典子がカバーしシングルとしてリリース。
 2nd シングル『ジャスト フィーリング』も、尾崎亜美による曲で、オリコン・週間シングルチャート最高位20位。約5年の活動で、シングル10枚、アルバム4枚をリリース。歌手引退後は、本名の「青木 茗」(あおき めい)名義で作詞活動を行ない、岩崎良美、小泉今日子、堀ちえみ らにも提供。
 2017年11月には、日本歌手協会主催のイベント「第44回歌謡祭・歌謡フェスティバル」(中野サンプラザ)で、約35年ぶりに『パステル ラヴ』を歌唱。その模様が、翌2018年1月に、BSジャパンで放送された。現在は、地元の札幌在住。


ポスト山口百恵と言われた、金井夕子のデビュー曲!
尾崎亜美が提供した傑作!
歌謡曲の完成度が高かった昭和53年の歌!


 関東ローカルですが……、テレビ朝日の地上波で、月〜金の早朝4時から「おはよう時代劇」という枠があって、『暴れん坊将軍』の再放送をず〜っとやってます……。ちょいちょい見てしまいます……。
 なにしろ、マツケンの『暴れん坊将軍』は、24年間もレギュラー放送された、『銭形平次』や『大岡越前』『遠山の金さん』『必殺仕事人』『水戸黄門』『鬼平犯科帳』などと並ぶ人気時代劇シリーズですから……(ワタシは、萬屋錦之介の『破れ傘刀舟』が好きでしたが)。

 その『暴れん坊将軍』が放送開始となったのが、今回の 1978年(昭和53年)でした。

 当時、高校生だった浩宮さまも持っていたという、通称「マジソン・バッグ」の販売が終了したのもこの年(販売開始は1968年)。「MADISON SQUARE GARDEN」が何なのかも知らずに持っていましたが、この頃からは、エナメルの「アディダス」とか「プーマ」とかに、スポーツバッグの人気は移っていきました。

 このコラムを読んでいるヒトは、全員が昭和生まれかと思いますが、当時は、浩宮さまが天皇になるなんて想像もしていませんでしたし、まさか、ジブンが3つの年号を生きるとも思っていませんでした……。だって、子供の頃は、大正や明治まれのヒトて、ものすごく年上に感じていましたから……。まあ、そんなもんですね。

 では、その1978年(昭和53年)が、どんな年だったかを、ちょっと思い出してみましょう。

 『暴れん坊将軍』もそうですが、TBS では『ザ・ベストテン』が、日本テレビでは「24時間テレビ 愛は地球を救う」が始まったのもこの年。テレビドラマでは、『コメットさん』『西遊記』『熱中時代』『ゆうひが丘の総理大臣』『ムー一族』『白い巨塔』……『Gメン75』なんかもやってましたね〜。

 また、成田空港が新東京国際空港として開港し、沖縄では、7月30日に「沖縄730」としてクルマが左側通行になったのもこの年。
 さらに、この年、植村直己さんが、単身、犬ぞりで北極点に到達し、リッチー・ブラックモアのレインボーの札幌公演で死亡事故が起き(前座は、四人囃子の森園勝敏)、広岡監督のヤクルト・スワローズがセ・リーグ初優勝し(パ・リーグは上田・阪急)、江川の「空白の一日」事件が起こりました……。

 音楽はと言えば、ピンク・レディーの人気がピークで、『UFO』『サウスポー』『モンスター』の3曲が、オリコン年間シングルチャートTOP3を独占。
 そして、忘れてはならないのが、4月4日に後楽園球場で行われたキャンディーズの解散コンサート「ファイナルカーニバル」……、5万5千人が来場したと言われています。

 で、実は、この年、8月にはフォーリーブスが解散し、9月には木之内みどりが、10月には南沙織が、それぞれ引退していたりもします……。

 1978年(昭和53年)は、今、振り返ってみると、実にイイ歌が多かった年です。一流の職業作家が作っていた歌謡曲はもちろん、演歌、フォーク、ニューミュージック、ロックと、あらゆるジャンルで、音楽の質が高かった気がしています。

 この年は、あまりにも有名な曲が多いので、「こんな歌が流行っていました〜」なんて、到底、言えません! 実際、オリコン年間シングルチャートの TOP 100 を見ると、ごくフツ〜のヒトでも、6〜7割は耳にしたことのある曲ばかりかと思います……。音楽好きなヒトならほぼ全曲知っているのではないでしょうか……。

 とりあえず、上位20位の曲は、ココ(歌ネット『タイムマシン』1978年)にあります。

 で、21位以下、100位までで、おもな曲を書き出すと、こんなカンジです。

22位 沢田研二『ダーリング』
23位 サザンオールスターズ『勝手にシンドバッド』
25位 世良公則&ツイスト『あんたのバラード』(1977年11月発売)
26位 松山千春『季節の中で』 〔1979年24位〕
29位 アリス『涙の誓い』
30位 キャンディーズ『わな』(1977年12月発売)

31位 さとう宗幸『青葉城恋唄』 〔1979年22位〕
38位 中原理恵『東京ららばい』
39位 研ナオコ『かもめはかもめ』
40位 大橋純子『たそがれマイ・ラブ』(1979年58位)

41位 山口百恵『乙女座 宮』
42位 郷ひろみ・樹木希林『林檎殺人事件』
44位 桜田淳子『しあわせ芝居』 (1977年11月発売)
47位 原田真二『てぃーんず・ぶるーす』 (1977年10月発売)
48位 原田真二『キャンディ』(1977年11月発売)

51位 西城秀樹『ブルースカイブルー』
54位 アン・ルイス『女はそれを我慢できない』
55位 千昌夫『北国の春』(1977年4月発売)(1979年5位)
57位 河島英五『酒と泪と男と女』(1976年発売)(1977年43位)
59位 八神詢子『みずいろの雨』(1979年32位)
60位 小林旭『昔の名前で出ています』(1975年発売)(1977年5位)

63位 沢田研二『憎みきれないろくでなし』(1977年発売)(1977年24位)
64位 石川さゆり『津軽海峡・冬景色』(1977年1月発売)(1977年16位)
70位 野口五郎『グッド・ラック』

72位 榊原郁恵『夏のお嬢さん』
74位 町田義人『戦士の休息』
76位 岩崎宏美『二十才前』

84位 榊原郁恵『いとしのロビン・フッドさま』
85位 アリス『帰らざる日々』(1976年発売)(1976年80位)
87位 松崎しげる『愛のメモリー』(1977年発売)(1977年18位)
89位 岩崎宏美『シンデレラ・ハネムーン』
90位 沢田研二『勝手にしやがれ』(1977年発売)(1977年4位)

91位 渥美二郎『夢追い酒』
92位 山口百恵『秋桜』(1977年10月発売)(1977年35位)
96位 松山千春『時のいたずら』(1977年11月発売)
99位 さだまさし『案山子』(1977年11月発売)

 ど〜ですか! 今、見るとスゴイでしょ。
 研ナオコ『かもめはかもめ』 が 39位、ヒデキの『ブルースカイブルー』が 51位、岩崎宏美『シンデレラ・ハネムーン』が 89位、渥美二郎『夢追い酒』が 91位ですよ! 今でも歌い継がれる名曲なのに!

 しかも! 八神純子『思い出は美しすぎて』、Char『闘牛士』、木之内みどり『横浜いれぶん』、南沙織『春の予感‐I’ve been mellow‐』、石野真子のデビュー曲『狼なんか怖くない』、石川ひとみのデビュー曲『右向け右』、杏里のデビュー曲『オリビアを聴きながら』なども、この年の発売なのですが、100位以内にすら入っていません……。いかに、いい曲が多かったかがわかりますね〜。

 このコラムでも、1978年の曲は、八神純子『思い出は美しすぎて』(第11回)、町田義人『戦士の休息』(第41回)と紹介しているので、これで3回目になるのもご納得いただけることでしょう……。

 ちなみに、100位以内には、洋楽も、ビリー・ジョエル『ストレンジャー』、サンタ・エスメラルダ『悲しき願い』、ビージーズ『恋のナイト・フィーヴァー』『ステイン・アライヴ』、アース・ウィンド・アンド・ファイア『宇宙のファンタジー』などが入っていたりします……。健全ですね。

 そんな中、1978年(昭和53年)6月20日、尾崎亜美の作詞作曲による『パステル ラヴ』でデビューしたのが、金井夕子。山口百恵、桜田順子、森昌子、岩崎宏美、ピンクレディらを輩出したオーディション番組「スタ誕」の出身で、デビュー時、二十歳。ニューミュージックに近い 王道ポップスで、歌謡曲の歌手ですが、ニューミュージック系アイドルとも言えます。

 とにかく、やわらかく、鼻にかかった特徴的な歌声が魅力でした。「ポスト山口百恵」と期待されたように、ウェットでなくて、いやらしさがなく、どこかク〜ルな感じの歌唱で、サビの張ったところでもサラッとしていて余裕がある落ち着いた感じでした。

 尾崎亜美によるメロディも、実によくできています。
 基本的には、「A-B-C」の「テーマ 〜 前サビ 〜 サビ」という、極めてオーソドックスな構成ですが、「A」のアタマが、トニックの I のコード(E)ではなく、サブドミナントの響きの II m7(F#m7) のコードから入っています……。サブドミナントが何のコトかわからなくても、ド頭の「A」メロの入りが、ちょっと意表をついたような、おしゃれなカンジに聴こえているハズです。

 で、続く「B」メロの前サビは、では、メジャー調から一転してマイナー調で変化を付け(VI のコード、C#m7)、サビに繋がるメロディで盛り上げます。
 そして、サビは、前サビに負けないように力強く、トニックの I のコード(E)から行ってます……。

 工夫されているのはコード感だけでなく、「A」メロは、シンコペーションを使ってリズミックに弾む感じになっています……。たとえば、「♪ほほえんで言える〜」が、「♪いえる〜」ではなく「♪い〜 える〜」と、「タータター」となっているソレのコトです。

 一方、続く「B」メロは、長い音符を使って力強くメロディックに、そして、サビは、またリズミックに……、というように、メロディのリズムにも変化をつけています。

 音楽的なコトは知らなくても、この「A-B-C」のハッキリした違いは、なんとなく感覚的におわかりいただけるかと思います……。

 さらに、ひとりで作詞も作曲もしているだけあって、メロディとコトバの関係も見事です。とくに、2番の「B」メロのキラー・フレーズ、普遍的なコトを言っているトコロ、「♪ひとは悲しみを のり越える度に 美しくなれるんだと……」などは、実にドラマティックで、コトバの意味がよく伝わってくるメロディです。

 ちなみに、この『パステル ラヴ』が、金井夕子のデビュー曲ですが、同じくこの年にデビューしたのは、こんな人たちです。。

01月05日 八神純子『思い出は美しすぎて』(正式デビュー)
01月25日 天馬ルミ子『教えてください、神様』

03月21日 中原理恵『東京ららばい』
03月25日 石野真子『狼なんか怖くない』
03月25日 サーカス『Mr.サマータイム』(再デビュー)

04月21日 トライアングル『トライアングル・ラブレター』

05月05日 さとう宗幸『青葉城恋唄』
05月25日 石川ひとみ『右向け右』

06月20日 金井夕子『パステル ラヴ』
06月25日 サザンオールスターズ『勝手にシンドバッド』

08月05日 堀内孝雄『君のひとみは10000ボルト』(ソロデビュー)
08月25日 柴田まゆみ『白いページの中に』

11月01日  高見知佳『シンデレラ』
11月05日  杏里『オリビアを聴きながら』
11月21日  円広志『夢想花』(ソロデビュー)
11月25日  高橋真梨子『あなたの空を翔びたい』(ソロデビュー)
11月25日  竹内まりや『戻っておいで・私の時間』

 ほかにも、『泣くなオカメちゃん』の紅屋おかめ、阿川泰子、渋谷哲平、大橋恵里子、水越けいこ、桂木文、シーナ&ザ・ロケッツ、越美晴、永井龍雲……、まだまだ、いっぱいいます。

 で、『パステル ラヴ』を書いた尾崎亜美は、この前年、1977年(昭和52年)に『マイ・ピュア・レディ』が「資生堂」のCMに起用されヒットし、続く1978年(昭和53年)1月には、南沙織に提供した『春の予感‐I’ve been mellow‐』が、同じく「資生堂」春のキャンペーンソングになっています。
 ほかにも、この年、杏里の歌手デビュー・シングル『オリビアを聴きながら』、高橋真梨子の「ペドロ&カプリシャス」脱退後のソロ・デビューシングル『あなたの空を翔びたい』を、この『パステル ラヴ』と同じ1978年(昭和53年)に書いているのです。

 尾崎亜美は、その後も、松田聖子の『天使のウィンク』や『ボーイの季節』、観月ありさ の『伝説の少女』などの名曲を提供していますが、この1978年(昭和53年)が、最もノッていた年だったのではないでしょうか……。

 そして、この尾崎亜美の曲と、金井夕子の歌を、効果的に盛り上げているのが、アレンジャーの船山基紀です。船山基紀の名前は、マニアでないと知らないとは思いますが、耳に残る印象的な編曲作品は、みなさん、よくご存知のハズ……。

 たとえば……、渡辺真知子の『迷い道』や『かもめが翔んだ日』、沢田研二『勝手にしやがれ』、五輪真弓『恋人よ』、クリスタルキング『大都会』、山口百恵『横須賀ストーリー』、郷ひろみ『お嫁サンバ』、中森明菜『スローモーション』、田原俊彦『ハッとして!Good』、少年隊『仮面舞踏会』……などなど(ワタシ的には、三木聖子『三枚の写真』、木ノ内みどり『横浜いれぶん』、甲斐智枝美『スタア』などのアレンジも好きですが……)。
 ねっ、どの曲もイントロを覚えてて、イントロから歌えるでしょ。

 さらに、レコーディングで演奏しているミュージシャンも超一流で、この曲が収録された 1st アルバムのクレジットには、キーボードが羽田健太郎、佐藤準、渋井弘。エレキギターが矢島賢、水谷公生。フォークギターが笛吹利明。ベースが高水健司、岡沢章。ドラムが林立夫、ロバート・ブリル。パーカッションが斉藤ノブ。といったように、錚々たるメンバーです。
 『パステル ラヴ』単曲のクレジットはないので、誰がどの曲を引いているのかはわかりませんが……、あの『パステル ラヴ』のイントロのピアノは、「ハネケンさん」こと羽田健太郎かと思われます……(たぶん)。

 このように、『パステル ラヴ』という作品は、「楽曲」「編曲」「歌唱」の三拍子が揃った「ザ・歌唱曲」とも言える作品で、年間チャート100位に入らなくてもこんなにイイ曲があるという見本……、まさに、70年代歌謡曲の完成度の高さを象徴している曲です。

 余談ですが……、プロデュースというか、当時のレコード会社、キャニオンレコードで金井夕子を担当していたディレクターは、このコラムの Char の回(第42回『気絶するほど悩ましい』)の時にも書きましたが、渡辺有三というヒトです。
 もともと「加山雄三&ザ・ランチャーズ」でベースを弾いていて、その後、「ランチャーズ」として 1968年に『真冬の帰り道』がヒット。「ランチャーズ」をヤメてから、キャニオンレコードのディレクターとなり、Char、NSP、尾崎亜美、中島みゆき、岩崎良美、堀ちえみ、岡田有希子、おニャン子クラブ、光GENJI……などなど、シンガーソングライターからアイドルまで数多くの歌手を世に出した大プロデューサーです。

 で、2007年には、金井夕子の『アナログアルバム 完全復刻 CD-BOX』(PCCA-02543)という4枚組のCD ボックスセットが発売されています。
 渡辺有三氏が、当時、キャニオンの役員だったからという説もありますが、それにしても、アイドルとして大ブレイクしたわけでもなく、とくにリバイバルヒットというタイミングでもないのに、こういう全曲集の復刻商品企画がされたということは、それは、とりもなおさず、作品としてのクオリティの高さを物語っているのではないでしょうか……。

 ところで……、この年に同じくデビューした「柴田まゆみ」の『白いページの中に』も、この『パステル ラヴ』と同じくらい、このコラムで書きたかった名曲です。
 だいぶ前ですが、池上季実子も Facebook で「名曲だと思ってます。この歌も好き!!」と書いていたりしましたが、実は、多くの歌手にもカバーされていて、根強いファンの多い名曲です。

 その『白いページの中に』が、今秋公開となる映画『ホテルローヤル』(原作は桜木紫乃で直木賞受賞作)の主題歌として、10〜20代に人気のシンガー Leola というヒトがカバーするそうです……。楽しみです。

 もしかしたら、オリジナルを超えることは出来ないかもしれませんが、それでも、こういう名曲は、若い人たちに歌い継いでいってほしいですね……。

(2020年8月26日 西山 寧)


『パステル ラヴ』歌詞を見る(聴く)!


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収録CD 1st Album『Feeling Lady』ポニーキャニオン


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